『エーザイの薬樹園と薬草園を歩いて・・・・・』

今日は朝から雨でした・・・・・
幼稚園のバザーにお付き合いしましたが雨なので自然の中には出掛けませんでした~

今日は先日出掛けて撮ったエーザイの薬草園の花や木々を載せます・・・・・


1.『目薬木(メグスリノキ)』 ムクロジ科カエデ属の落葉高木
学名はAcer maximowiczianum
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メグスリノキは日本にだけ自生する珍しい植物で江戸時代から点眼薬や洗眼薬など樹皮を煎じて利用されてきました・・・・・
メグスリノキが良く効くのは眼精疲労、かすみ目、結膜炎、白内障、緑内障の眼圧低下、肝機能の強化などとされています~♪



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メグスリノキの樹皮や幹、葉などには抗菌作用や利尿作用を促進する成分(タンニン、カテキン、ロドデンドロンなど)が含まれていることが確認されていてこれらの効果から結膜炎をはじめ、かすみ目や老眼、近視など、目の健康に役立つとされてきました・・・・・

メグスリノキに含まれる有機物質のトリテルペンやフラボノイドに利尿効果があることや葉に含まれる配糖体の働きにより血管壁が硬くなるのを防ぎ成人病の引き金となる動脈硬化の予防、腎臓機能・肝機能の向上にも効果があると言われています・・・・・
最近の研究ではメグスリノキとビタミンCを併用することでガン細胞の増殖抑制効果があるという研究報告もあってビタミンCと併用することが勧められています~(*´∀`*)



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9.『百合の木(ユリノキ)』 モクレン科ユリノキ属の落葉高木
学名はLiriodendron tulipifera
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北米原産の落葉高木でチューリップノキ・ハンテンボクなどの別名があります~
ユリノキやチューリップノキは学名をそのまま使ったもので5月から6月にかけてチューリップに似た黄緑色の花が咲く事で付けられています~

花の大きさは直径5~6cmで結構大きいのですが花の色が葉に似ているので目立たない事と高い梢の上に咲くので気が付かないことも多いようです~
もう一つの別名のハンテンボクは葉の形を半纏(はんてん)に見立てたものですがこのような葉の先端が2つに分かれている植物は珍しいと言われています~
原産地の北米では直径1m高さ60mを越えるものもあると言いますが日本ではそこまで大きいものは見られないようです~



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13.『サルビア・ヒスパニカ』 シソ科アキギリ属の一年草
学名はSalvia hispanica
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この花の名前を知らない人でも健康食品の『チアシード』は知っていると思いますがこの植物の別名が『チア』なので種が『チアシード』なんです~

美容や健康によいスーパーフードとして話題になっていますね・・・・・
『チアシードと水さえあれば生きていける』と言われるほど豊富な栄養素と低カロリーが人気の秘密でダイエット食品としても人気を集めています・・・・・



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チアシードはαリノレン酸と呼ばれる不飽和脂肪酸と食物繊維が豊富に含まれています・・・・・
特に食事に10g混ぜるだけでクルミや魚介類などに多く含まれるαリノレン酸1日分が摂取できます
αリノレン酸は体内でEPAやDHAに変換される物質でコレステロールや中性脂肪を減らして血液をサラサラにするほか血管をやわらかくする働きがあり動脈硬化や心筋梗塞といった生活習慣病の予防に役立ちます~(o ̄∇ ̄o)♪



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18.『サフラン』 アヤメ科クロッカス属の多年草
学名はCrocus sativus
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メシベを乾燥させて香辛料や生薬として用いますが乾燥の際には風通しのよい室内で陰干しにします1gのサフランを採るのに160個ほどの花が必要で収率が低いために貴重で1gあたり500~1000円程度と高価です・・・・・
メシベは独特の香りを持っていて水に溶かすと鮮やかな黄色を呈するため南ヨーロッパ、南アジア北部、中央アジア、西アジア、北アフリカにかけて料理の色付けや風味付けのための香辛料として使用されています~
プロヴァンス地方の名物料理ブイヤベースやスペイン料理のパエリア、ミラノ風リゾット、モロッコ料理のクスクス、インド料理のサフランライスには欠かせない香辛料になります~♪
トルコのサフランボルでは湯を注いでサフラン・ティーとして飲まれています・・・・・



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動物実験ではサフランの黄色色素のカロテノイドの一種『クロシン』を摂取すると大腸ガン予防に効果があるとする研究もあるようです・・・・・(o ̄∇ ̄o)♪



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22.『藤袴(フジバカマ)』 キク科ヒヨドリバナ属の多年草
学名はEupatorium japonicum
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木曽川水園で昨日見たものは花がすっかり終わっていました・・・・・
薬草園では花期が多少は長いようです~

薬用部位は全草で水製エキスに血糖降下作用や利尿作用があり糖尿病、浮腫、月経不順などに用いられるようです~



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28.『白樺(シラカンバ)』 カバノキ科カバノキ属の落葉樹
学名はBetula platyphylla
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エーザイの薬樹園の一番片隅にポツンと1本の白樺があります・・・・・
この場所に白樺があるのに気が付かない人も多そうです
私の家から一番近い白樺はこの木なのですが夏には35度以上にもなるこの場所で暑さに耐えながら生きている白樺を見るのが本当は辛いんです・・・・・
いつも『白樺が見たい』と言って高山市荘川や郡上市ひるがのまで出掛けています
白樺は高原の青空の下の涼しい場所がよく似合うように思います~



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30.『バニラ』 ラン科バニラ属の蔓性植物
学名はVanilla planifolia
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日本国内でも観葉植物として苗が流通することがあるので植物自体の入手は難しくありませんが栽培には冬期に高い温度を必要とすることと大きな株にならなければ開花しないこともあるので個人栽培で開花・結実させるのは難しい植物です~
バニラの花の寿命は短くて普通は1日しか開花しないようです・・・・・



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34.『薬樹園の風景~』
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今日降っていた雨は夕方前にはやみました・・・・・
雲の切れ目から青空も見られましたので明日は雨の心配は無さそうです~
気温は低くて今年一番の冷え込みになりそうです・・・・・

明日の航空ショーに出掛けるかどうかまだ悩んでいます
連れ合いが風邪気味なのでやめようかと思っていますが見に行きたいとも言うので最終的には明日の朝に決めようかと思っています~




(OLYMPUS E-30)
(OLYMPUS E-620)
(ZUIKO DIGITAL 70-300 1:4-5.6)

(OLYMPUS STYLUS SP-100EE)
# by shizenkaze | 2017-11-18 21:14 | 身近な自然の話 | Comments(5)