『クミスクチン(猫の髭)の花・・・・・』

何となく『西洋風蝶草(セイヨウフウチョウソウ)』のようにシベの長い花が薬草園の入り口近くに咲いていました
見るからに『シソ科』と判る花姿は『シモバシラ』のような穂状で白い花を沢山咲かせていました~

『クミスクチン』とだけ書かれているネームプレートが咲いてありましたが和名は書いてなくて近くにいたボランティアの係りの人も知らないようでしたので帰ってから調べると和名は『ネコノヒゲ』のようでした~^^
そう思いながらPCのモニターの写真を見ると多少は猫の髭っぽく思えました・・・・・



『クミスクチンの花』 シソ科ネコノヒゲ属の多年草です
学名はOrthosiphon stamineus Benthamと言います~^^
英名はcats whiskersと言うようです・・・・・

1.
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クミスクチンとは東南アジア原産といわれるシソ科の多年草で葉は対生で楕円形をしています
茎は赤紫色で花は白または淡いピンク色で美しく茎の先に散状に咲きます・・・・・
その形態が猫の髭に見えることからマレー語の猫の髭という意味のクミスクチンと呼ばれています




2.
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茎は4角柱状で下部は木質化し低木状になります・・・・・
高さは1mくらいで可愛い感じに思えます~^^

インドから東南アジア、オーストラリア北部に広く分布し薬用として栽培もされています~
日本でも温室等で栽植されている所もあります~^^




3.
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クミスクチンは古くから民間薬として知られ世界各国でその高い薬効が認められています・・・・・
100年以上も前からヨーロッパ各国で大量に利用され初めて現在もドイツやフランス、オランダなどでは医薬品原料(利尿剤)として盛んに利用されています・・・・・♪^^

沖縄地方では昔から腎臓病や膀胱炎、むくみ、水虫、関節炎などに全草を煎じたものを服用する民間療法があったようです~^^




4.
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何となく同じシソ科の『シモバシラ』のような雰囲気がありますね~^^




5.
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クミスクチンにはミネラルのカリウムが100g 中に 2,150mgと多量に含まれていますのでこの多量のカリウムが塩分摂り過ぎによるナトリウム過多の血液や体液の水分貯留量を引き下げて利尿作用を促進し血圧を降下させる働きがあります・・・・・^^

クミスクチンに含まれるロズマリン酸というポリフェノールは活性酸素を除去する抗酸化作用があるので『ガン』の予防や老化の防止や細胞を酸化から守ることから美肌効果も期待されています~~^^

それから糖と脂肪の消化・吸収を抑える作用があることからニキビや皮脂テカ肌や脂漏性皮膚炎などの改善や中性脂肪対策にも有効と考えられています・・・・・

クミスクチンのロズマリン酸はシソ科に共通のポリフェノールで強い抗アレルギー作用や抗炎症作用が知られているので花粉症やアトピー性皮膚炎、掌蹠膿疱症、関節炎などの症状を改善する効果が期待されています・・・・・・・




6.
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私は『クミスクチン』の名前だけは知っていました・・・・・
時々買い物に入る薬局に『クミスクチン茶』と言うものが売られていたのを覚えていたからでした~
先程このお茶を調べてみましたら高血圧の予防やダイエットに良いようでティーパックになっているものもあるようです~(私もこれから飲んでみたくなりました~^^)




7.
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このシベがネコノヒゲに見えますか?
近くで寝ている我家の愛猫の髭と見比べてみましたが先っぽにオシベの部分があるだけクミスクチンのシベの方が楽しいです(可愛いと書くとニャンが僻みそうなので・・・・・笑)




8.
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少しの風でもよく揺れました・・・・・><
ピントが甘いですが載せてしまいました~(笑)




9.
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何度も書きますが・・・・・
『唇形花』は可愛いな~~~♪^^

・・・・・しつこいですね~・・・・・><




10.
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季節柄そんなに多くの花は咲いていませんでしたがその代わり沢山の『実』が見られました・・・・・
カラスウリやヘビウリ、ナタマメやヘチマ・・・・・
これからは野山でも色々な実が見られますね

芽生えて蕾が出来て花が咲き 花が散って実を結び やがて種が零れ落ちて春を待つ・・・・・
自然のサイクルを同じようなペースで追いかけ続けたいですね~~♪^^







(OLYMPUS E-620)
(OLYMPUS E-510)
(ZUIKO DIGITAL 14-42 1:3.5-5.6)
(ZUIKO DIGITAL 70-300 1:4-5.6)

(OptioRZ10)
by shizenkaze | 2012-10-23 20:34 | 身近な自然の話 | Comments(18)
Commented by ten-zaru at 2012-10-23 21:23
hizenkazeさん、今晩は。
クミスクチン、そういえばセイヨウフウチョウソウに似ていますね。
様々な効用があって、おいらの役に立ちそうな植物ですよ^^
Commented by timata-sn at 2012-10-23 21:34
shizenkazeさん こんばんは
雨も上がって良いお天気に成りましたが、肌寒いですよ。

クミスクチン(猫の髭)ですか、そう言われてみると見えて来ますよね。
反り返った蕊が可愛いですね!!
薬効成分が多く含まれて居て色んなものに利用されて居るんですね。
そうしてみると野に咲く花も大切にしなければ成りませんね。
2・3・6・7・10 が素敵ですね。
Commented by odamaki719 at 2012-10-23 21:52
こんばんは✿
クミスクチンは変わっていてシベが長くて可愛いですね。
6・710枚目が好きです。
Commented by koneko2y at 2012-10-23 22:14
ネコノヒゲ、もっと早い時期に見られたら良かったですね。
私も何度か写していますが、5の写真のようなこんなにたくさんの
ネコノヒゲは見たことがありません。
Commented by shizenkaze at 2012-10-23 23:11
ten-zaruさん  見た感じがセイヨウフウチョウソウに似ているのは長いシベのせいなんでしょうね・・・・・^^
化学薬品の合成物のような薬より漢方薬みたいなものの方が優しく思えますね・・・・・
私も飲まなくちゃって思いましたよ^^
Commented by shizenkaze at 2012-10-23 23:15
timataさん  今日は少し寒く感じられましたが明日はもっと朝晩は寒くなりそうです・・・・・
岐阜県の山間部では初雪が降って積もると言っていました・・・・・
山奥はもう冬支度ですね~

クミスクチンは薬効成分が良く効くみたいですね~
薬用の植物達をもっと利用したいですね・・・・・
2・3・6・7・10の写真を気に入って戴けてとても嬉しいです~♪^^
Commented by shizenkaze at 2012-10-23 23:19
odamakiさん  セイヨウフウチョウソウやヒガンバナのようにシベが長くて花より目立っていますね^^
オシベから花粉がメシベに行くのにこんなに長い事で便利な事ってあるのでしょうか?
不思議ですね~~^^
6.7.10の写真を気に入って頂いて有難うございました~♪^^
Commented by shizenkaze at 2012-10-23 23:23
koneko2yさん  まだ蕾が付いているものも見られましたが全体に少し遅い感じがしますね・・・・・
これで見られる場所が判りましたので来年はもっと綺麗な時期に写したいですね・・・・・^^

薬草園の入り口近くにポーポーがあって次にヤーコンが植えられていてその隣にこの『クミスクチン』が咲いていました~^^
Commented by soyokaze-1020 at 2012-10-24 16:21
こんにちは♪
沢山のネコノヒゲですね。
3年ほど前、この苗をプランターで育てたことがあります。
名前に惹かれて花屋さんで手に入れました。
その年だけ咲いて、冬の寒さで絶えてしまいました。
以来、出会いがなくて、残念な気持ちを持ち続けています。
シベが長くて魅力ありますねぇ。
1~3枚目、素敵です。 7枚目、ネコノヒゲにみえますねぇ~^^

Commented by asitano_kaze at 2012-10-24 16:44
ネコノヒゲ、温室に入ったときに見たことがあります。
ほんとニャンのひげそっくりです。
7,8のようにつぶさに見ると、そうは見えませんが。
4,5の佇まいはシモバシラにちょっと似ていますね。
3,8,9,いいですねぇ。
Commented by なずな at 2012-10-24 19:43 x
こんばんは。1・3の写真を見ていると、ほんとに猫の髭に見えます。うまく名前をつけるものですね。
いろいろな薬効があるとか・・・クミスクチン茶、わたしも探して飲んでみようかな。^^)
Commented by shizenkaze at 2012-10-24 20:13
soyokazeさん  この花を育てていた事があるのですか~^^
寒さに弱いのですね?
でも花屋さんも日本の気候にちゃんと合う花を販売して欲しいですね~

私はこの花を初めて見たので興味津々でしたが見ていた時には『ネコノヒゲ』って名前は知りませんでした・・・・・

1.2.3.7の写真を気に入って頂いて有難うございました~^^
Commented by shizenkaze at 2012-10-24 20:17
asitano_kazeさん  薬草園ではクミスクチンと書かれていただけなので和名のネコノヒゲは知りませんでした
でも後で調べて和名が判ると『猫の髭』のように見えるので笑ってしまいました・・・・・^^

少し離れてみるとシモバシラっぽく見えますがシベだけがより目立ちますね・・・・・^^
3.8.9の写真を気に入って頂いて有難うございました~♪^^
Commented by shizenkaze at 2012-10-24 20:21
なずなさん  名札のクミスクチンでは感じられませんでしたが『ネコノヒゲ』って知ったらこの花達のシベが猫の髭に見えました

クミスクチンの薬効にはダイエットや中性脂肪などにも良さそうなのでクミスクチン茶を飲んでみたいです~~♪^^
Commented by tanuki_oyaji at 2012-10-24 21:04
shizenkazeさん、こんばんは〜♪
猫のヒゲですか、なるほどって思ってしまいますね。
シソ科らしい花ですね。
Commented by shizenkaze at 2012-10-24 21:21
tanuki_oyajiさん  和名の中には『こんな名前を付けて・・・』って思うものも見かけますがこのネコノヒゲは『イイネ!』をあげたくなりますね・・・・・^^

花や植物全体を見るとシソ科植物そのものですね・・・・・♪^^
Commented by yaso-bana at 2012-10-24 23:38
これが「ネコの髭」ですか・・・名前は聞いた事が有りましたが想像通りでした ^^
Commented by shizenkaze at 2012-10-28 21:41
yaso-banaさん  コメントの返事が随分遅れてしまって申し訳ないです・・・・・><
記事管理の所でチェックしているのですが時々見落としてしまうようなのでゴメンナサイね・・・・・><

『ネコノヒゲ』の方が良く使われているようですね・・・・・
クミスクチンでは何となく難しく思えてしまいますがお茶の名前は『クミスクチン茶』で売られています
やっぱり『ネコノヒゲ茶』では売れませんね・・・・・(笑)
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