『藺(イ)は日本で一番短い名前の植物ですね~^^』

普通は『藺草(イグサ)』と呼ばれますが正式な和名は『藺(イ)』です・・・・・
ただ『あそこにイが生えていたよ』とか『これはイのゴザです』では判り難いので普通は『イグサ』と言う事が多いですね・・・・・^^

他に短い名のものもありますが『鵜』は正式には『川鵜』や『海鵜』だし『蚊』だって『アカイエカ』や『ハマダラカ』が和名なので『藺(イ)』がわが国では一番短い名の持ち主です~

長良川の河川敷に良く見られます・・・・・♪
とても地味な植物なので他のブログでは写される人も少ないようなのでジックリ『イ』の姿を見てやってください~^^




『藺(イ)~ですね~♪^^』 イグサ科イグサ属
学名はJuncus effusus L. var. decipens Buchen.と言います~
別名としてトウシンソウ(燈芯草)と言われる事もあるようです・・・・・

1.
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長良川の河川敷では他のイネ科植物やカヤツリグサの仲間達よりほんの少し手前に生えています
見た限りでは地味で奥ゆかしく生えているようですがちゃんと自分を主張しているようにも思えます・・・・・(笑)

畳表を作るのに使われる植物ですね・・・・・
『イグサ』は俳句では夏の季語とされるようなので丁度今がその季節なんですね~^^




2.
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イグサの姿は少し変わったもので先の尖った細い茎ばかりが束になったような姿をしています・・・・・

この針状のものが花茎になります・・・・・
茎は地下茎となって泥の中で短く這い多数の花茎を地上に伸ばします・・・・・
葉はその基部を包む短い鞘状のものに退化して外見上は無いように思えます~
花茎は円柱状で真っすぐに伸びるて緑色で表面には艶があってスベスベしています・・・・・^^




3.
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花は花茎の途中から横に出ているように見えます・・・・・
これは花が出る部分までが花茎でそこから先は花序の下から出る苞になっています
イグサの場合には苞が花茎の延長であるかのように太さも伸びる方向も連続しているので花序が横を向いています・・・・・♪




4.
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花序は短い柄をもった花が多数ついていますが花は緑色で目立ちませんがよく似た姿のカヤツリグサ科やイネ科の植物とは異なって普通の花の形をしています・・・・・^^

よく見ると目立たないですが6枚の花被があります~
花被は三角形で先が尖って開いている時は星形に見えます・・・・・
花被は果実が成熟しても落ちないでその基部を包む鞘のような姿になります~
イグサの果実には細かい種子がたくさん入っています~♪^^




5.
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6.
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別名のトウシンソウと言うのはかつて油で灯りを採っていた頃にこの花茎の髄を燈芯として使ったことに由来していますが現在でも和蝋燭の芯の素材として用いられています~~




7.
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8.
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1本の茎のように見えるものが花までが花茎でそれから上が葉のような部分になるなんて見ようによっては面白くて楽しい植物ですね・・・・・




9.
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10.
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今日の河川敷散歩は暑かったです・・・・・><
早足で歩いていましたがセンダンの低い小さな木にヘクソカズラが絡み付いて花を咲かせていたりカヤツリグサの仲間が目立っていたり・・・・・^^

今年は写真に撮れて喜んでいた『キササゲ』に今年の実が生っているのも見られました~
川岸には川鵜と鷺が見られました
まるで『オセロ』のように思えましたが川鵜はひっくり返っても白にはならないですね~(笑)
鷺だって裏返っても黒にはならないし・・・・・><

こんな事を考えながら歩きましたが・・・・・『暑い』だけでした・・・・><





(OptioRZ10)
by shizenkaze | 2013-07-13 21:55 | 身近な自然の話 | Comments(20)
Commented by odamaki719 at 2013-07-13 22:09
こんばんは!
 イグサの「イ」ですか?物知りのshizenkazeさんらしいですね。
「イ」だと気づく方は少ないでしょうね。
1・4枚目がいいですね。
Commented by マングース at 2013-07-13 22:16 x
こんばんは。
イグサ科イグサ属の植物ですし、イなのかイグサなのか。。。
クスノキやハゼノキなんかはクスやハゼとも呼ばれますし。
でもハナノキはハナなんて言わないですよね^^
むっちゃややこしいです。

我が家ではサンカクイを育てています。
イと同じでかなり地味なので誰からも注目されずですわ^^;
Commented by koneko3y at 2013-07-13 22:35
イグサは自然の状態で見たことはありません。
細い茎なのに結構たわわな花が咲くのですね。
Commented by yuyu-prin at 2013-07-13 22:43
「イグサ」の「イ」
畳に使われるイですか。
もっと長くて花が付かないと思っていました。
自然に咲くのと、商業用に使う「イ」は違うのかしら。
Commented by timata-sn at 2013-07-13 23:17
sizenkazeさん こんばんは
今日は薄曇りのお天気でしたが、午後には雨が降って少し涼しく
感じますよ。

イグサのイですか、最近は見る事もなく成りましたよ。
それに花を見るのは初めてですよ。
こちら岡山は以前はイグサの生産が盛んで、全国有数の件でしたが、
今ではトップの座は九州に奪われた様ですよ。
玉島にも沢山有って、高梁川の土手の斜面に並べて乾かして居ましたよ。
今でも倉敷市には沢山の茣蓙屋さんは有るんですが、九州から
買って居る様です。
1・2・4・6・7・10 が素敵ですね!!
Commented by nori_natural at 2013-07-13 23:34
こんばんは、
イグサは本当はいだったんですね。
初めてしりました。
これがあの畳になるんですね、畳は良い香りがします。
Commented by soyokaze-1020 at 2013-07-14 08:50
おはようございます♪
イグサに花が咲くのは初めて知りました。
もちろん、野生もまた植栽されているものも、見たことがありません。
さすが物知りのshizenkazeさんですね。
いつも勉強させて頂いています。
トップ、5、7、10枚目、素敵です。
猛暑はこれからです。
カメラ散歩、お気をつけて下さい。

Commented by なずな at 2013-07-14 14:38 x
畳表に使われているイグサですね。自然に生えているのを見せてもらうのは、初めてです。この辺でも、自然の中に生えているのかなあ?
灯篭などの灯りに使う、灯芯(とおしみ・・といっていました。)は、実家が神主でしたので、よく見たことがあります。
イグサの茎の髄とは、知りませんでした。勉強になりました。
Commented by noe-flour at 2013-07-14 16:02
こんにちは~お久しぶりです。

イグサって畳に使われるやつなんですか?
初めて見ました。
新しい畳の匂いって大好きです。
イもそんな匂いがするのでしょうか?
Commented by shizenkaze at 2013-07-14 19:16
odamakiさん  イグサの『イ』です~^^
長良川の河川敷には多く見られますが栽培種でなく自然のものなので短いです~^^

1.4の写真を気に入って頂いて有り難うございました~^^
Commented by shizenkaze at 2013-07-14 19:24
マングースさん  植物に限らず和名は学名を訳したものと日本で勝手に付けられたものがありますので『イ』が『イグサ科』って言うのも少しおかしいですね・・・・・

矛盾はありますがあまり深く考えないようにしたいですね~^^
サンカクイはイグサの仲間じゃなくてカヤツリグサ科ですが似ていますね・・・・・
サンカクイも地味ですね^^
Commented by shizenkaze at 2013-07-14 19:27
koneko3yさん  イグサの茎は細いですが思うよう丈夫のように思えました・・・・・
栽培種は長くなるように育てますが自然種なので短いです
これで畳表を作るのは無理でしょうね~><
Commented by shizenkaze at 2013-07-14 19:31
yuyu-prinさん  畳表に使う『イグサ』は栽培種として品種改良されているものなので河川敷などで見られるものとは雰囲気が違いますね
自然種は短くて繋ぎ繋ぎなら出来ない事も無いでしょうが見栄えが悪くなりますね・・・・・><

熊本県八代地方がイグサの産地と言われていますね・・・・・^^
Commented by shizenkaze at 2013-07-14 19:36
timataさん  今日は時々雨が降りましたが何とか晴れ間も出ていました・・・・・^^

イグサは熊本県八代地方のものが国産畳表の8~9割のシェアらしいですね・・・・・
石川県・岡山県・広島県・高知県・福岡県・佐賀県・大分県でも栽培されているようですが少ないようですね・・・・・
それに今では安い中国のものも入ってくるので大変なようですね

新しいイグサで作られた畳みや茣蓙の匂いっていいですね~^^
1・2・4・6・7・10の写真を気に入って頂いて有り難うございました・・・^^
Commented by shizenkaze at 2013-07-14 19:39
nori_naturalさん  長良川の河川敷には良く見られる植物です
『イ』が和名ですが『イグサ』と呼ぶことが多いですね・・・・・

新しい畳の匂いっていいですね
茣蓙でもイグサの匂いがするものがいいですね・・・・・
安くて丈夫でもビニールなどで作られた茣蓙は嫌ですね~><
Commented by shizenkaze at 2013-07-14 19:45
soyokazeさん  イグサの花は地味ですね・・・・・><
実が生るものには花が咲くので気にしながら身近なものは見るようにしています~^^
でもイチョウの花などは見難い花の一つですね・・・・・

河川敷に生えていたイグサは良く知っていましたが最初はイグサだとは思わずイネ科の植物のように思っていました
以前に見られた色々な植物を書き出した事があってイグサと判りました~
1.5.7.10の写真をを気に入って頂いて有り難うございました・・・・・
暖かなコメントを書いて頂き嬉く思います~^^
Commented by shizenkaze at 2013-07-14 19:51
なずなさん  河川敷には結構見られる植物ですが最初も人が植えたものではないので本当の自然の植物ですね~
そちらでも見られると思いますよ^^
愛知川の河川敷辺りならきっと出会えるのではないでしょうか?^^
こんな地味なものでも見られると嬉しいですね~^^

『灯芯』も身近ではなくなっていますので知らない人が多いですね
神社が御実家のようですね~
色々な事があるので私達のような家庭とは違う毎日の過ごし方も多かったのでしょうね・・・・・

Commented by shizenkaze at 2013-07-14 19:55
noe-flourさん  新しい畳表の匂いって私も大好きです
生えているイグサにはそんな匂いはありません・・・・・
一度太陽に干すとあの匂いが出るのでしょうね~

イグサに限らず堤防に草刈後にそのまま積んであった刈り取られた草からもあの素敵な香りがしていました~^^
あの匂いって『太陽』の匂いなのかも知れないですね~♪^^
Commented by ten-zaru at 2013-07-14 20:45
shizenkazeさん、今晩は。
これが畳を作る材料のイグサですか。
もちろんイグサの花は初見です。
そろそろ我が家の畳替えをせねばと思っています。
Commented by shizenkaze at 2013-07-14 20:51
ten-zaruさん  これが畳表に利用される『イグサ』ですが利用するものは栽培種なので長さが違います・・・・・
カヤツリグサ科やイネ科にも似ていますが別な『イグサ科』になっています・・・・・♪

新しい畳っていいですね~
見た目も匂いもいいですね~♪^^
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