『伊自良の連柿風景と藪肉桂(ヤブニッケイ)の実・・・』

27日に山県市伊自良まで連柿風景を見に出かけたのですが雨が降って写せなくなったので29日に再度出掛けました・・・・・
この伊自良地区では毎年この季節には干し柿作りが彼方此方で見られます
遠くからこの風景を写そうと来られるカメラマンも多いようです~

そして伊自良湖の湖岸に生っていたヤブニッケイの実も写しました
今年は伊自良湖は堰堤修復工事で水が抜かれています・・・・・


1.『伊自良の連柿風景~』
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新年の縁起物として県内はもちろん全国から取り寄せの注文があると言われている『伊自良連柿』はこの地区だけで作られる干し柿です・・・・・
大正時代から続く1本の竹串に柿を3個通す手法は『親・子・孫』3世代の繁栄を願ったものと言われています

さらにその串を1本の長いワラで縦に10列結び計30個を一連とすることから『連柿』と呼ばれています~
人気の理由は縁起の良さと珍しさだけではなく味が良いのも理由に一つになっています・・・・・

こう言う写真って目の錯覚でスクロールさせると動いて見えますね~(o ̄∇ ̄o)♪




2.
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連柿に使用するのは伊自良地区北部だけで生産されている『伊自良大実(いじらおおみ)』という種類の渋柿です・・・・・
ずんぐりと細長い形なので皮剥きなどに機械が使えずすべて手作業でつくられます~
柿は収穫されてすぐの11月下旬から約1ヶ月間を冬の日差しと寒風にジックリ晒されます・・・・・
これが干し柿が美味しくなる重要なポイントで厳しい寒さが干し柿の中に美味しさをギュッと閉じこめます
飴色に変色して表面に白い糖分の結晶が出てきたら食べ頃で柿本来の甘さが引き立ち干し柿が苦手な人でも美味しく食べられるようです~(*´∀`*)




3.
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4.
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3列10個の柿が並ぶ光景は綺麗です
この光景を撮るために多くのアマチュアカメラマンがやって来ます~




5.
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6.
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7.
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表面が乾き始めて少し飴色に変わりつつあります~




8.
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9.
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10.
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11.
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これは渋柿ではなく岐阜県瑞穂市が原産の『富有柿』です
干柿農家ではこんな富有柿も作っているようです・・・・・
サイズによって数は違いますが4~5個入ったものが100円で売られていたので連れ合いが買っていました




12.
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販売用ではなく自家用の干柿も作られています・・・・・
これは多分自家用なのでしょうね~♪




13.
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連柿としてでなくバラ売りの干柿も作られています
普通では30個も食べられないですからバラで売られていると買いやすいでしょうね~




14.
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これは富有柿のようです~
家の前で売るために収穫したもののようです・・・・・




15.
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16.
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写真を撮っていると風向きで柿の香りがしていました・・・・・
私は富有柿の産地に住んでいるのに柿が苦手なのですが香りはそんなに嫌いじゃないです
加工していない柿が食べられないのは子供の頃のトラウマがあるんだと思っています~




17.
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18.『藪肉桂(ヤブニッケイ)』  クスノキ科クスノキ属の常緑高木
学名はCinnamomum tenuifoliumと言います~
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伊自良湖の湖岸にはヤブニッケイが多く見られます
毎年出掛けると写してしまいますがこの艶のある実の姿が気に入っています~




19.
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ニッケイ(肉桂)に似て多少は芳香はありますがニッケイより劣るため『つまらないもの』の意でヤブがついたと言われています・・・・・
ですから藪の中に生える木ではないんです~(*´∀`*)




20.
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21.
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22.
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23.
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24.
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葉は疑似対生で微妙にズレがあります・・・・・
葉身は長楕円形か卵形で両面無毛で表面には光沢があります~
縁は全縁で波状になる場合もあります
葉脈は3主脈が目立っています・・・・・(*´∀`*)
ヤブニッケイは香りが少ないと言ってもクスノキの仲間の特徴で葉は揉むと芳香が感じられます・・・・・♪




25.
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26.
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27.
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28.
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29.
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いつ見ても可愛く感じられます・・・・・
クスノキ科の木々の実ってこんな姿のものが多いですがどれも綺麗で可愛いと思います~(o ̄∇ ̄o)♪




30.
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ヤブニッケイはこの伊自良湖周辺で撮ることが多いですが関市の百年公園でも良く見かけます
赤くなったりするような色鮮やかな実ではないのですがいつも眺めていると好きになりますね~~♪







(OLYMPUS E-30)
(OLYMPUS E-620)
(ZUIKO DIGITAL 14-42 1:3.5-5.6)
(ZUIKO DIGITAL 70-300 1:4-5.6)
by shizenkaze | 2015-11-30 20:57 | 風景 | Comments(24)
Commented by timata-sn at 2015-11-30 21:30
shizenkazeさん こんばんは
今日も良いお天気に成りました、寒かったですよ。

伊自良の連柿沢山作られて居る様ですね。
全部が手作業なんですね。
美味しい吊るし柿優しい甘さで良いですよね!!
昔は田舎で家中総出で皮むきや縄に掛けたりして居ました。
暮には使い物にしたり、お正月に食べて居ましたよ。

ヤブニッケイの実が真っ黒で艶々と奇麗ですね!!
Commented by odamaki719 at 2015-11-30 21:43
こんばんは??
 伊自良の連柿風景を見るといよいよ師走になったのを
感じますね。見事な柿ののれんです。
4・7・10枚目が好きです。
ヤブニッケイも黒くて綺麗な実ですね。
22・23枚目がすきです。
Commented by あけみ蝶 at 2015-11-30 22:17 x
こんばんは。
お久しぶりです。
後数時間で11月も終わりですね。
『伊自良連柿』初めてしりました。
干し柿は、たいてい渋柿ですね。
手作業でこれだけの柿すごいですね。
干し柿美味しいです。大好きです。
朝市で買いますよ。
4.5.7.9.10枚目が好きです。
『富有柿』4~5個入ったものが100円安いです。

ヤブニッケ
柿のオレンジ色と対照的ですね。
真っ黒な実綺麗ですね。
伊自良湖の湖岸にはヤブニッケイが多く見られます。
19.22.23.25枚目が好きです。
Commented at 2015-11-30 22:32
ブログの持ち主だけに見える非公開コメントです。
Commented by koneko3y at 2015-11-30 23:29
暖簾のような柿が見事ですね。
この色は暖かさを感じます。
父も自家用の干し柿を沢山作っては娘たちに送ってきました。
全体は真っ白に粉を吹いてそれは見事な出来栄えでした。
私は渋抜きした柿の方が好きなのですが、父には言えませんでした。
Commented by nori_natural at 2015-12-01 00:00
こんばんは、
一枚目、圧巻ですね〜
アマチュアカメラマンが訪れるのも良くわかります。
子供の頃には家でも作ってました。
渋柿が甘くなる何て不思議ですね。
Commented by li_se at 2015-12-01 00:30
こんばんは^^
本当に、壮観ですねぇ・・そして美しいです。
オレンジも、柿の色は和の趣きがあって好きな色です。
自家用の干し柿も何となく可愛らしくて風情がありますね。

柿が苦手、と言う人はけっこう多いですね。私は固いものは好きですが
生で柔らかくなったのが苦手で、でも干し柿は好きです^^
Commented by マーガレット at 2015-12-01 15:14 x
冬の風物詩ですね。干し柿、おいしいですね。
山県市というのは、昔のどこになりますか?
名前が変わって、わかりにくいところが増えました。
Commented by asitano_kaze at 2015-12-01 16:34
干し柿の連なり、いつもながら美しい光景ですね。
shizenkaze さんのこの連柿風景を見せてもらうと、ああもうこの時季にきたんだなぁと思います。
そろばんの珠に見えますが、こんなに多くはないですね。
富有柿、1袋100円は安いですね。
12以降の干し柿はばらばらで何だかほほえましいです。
ヤブニッケイ、艶がありきれいな実ですね。クスノキとよく似ていますね。
3,6,10,13,15,18,22、23,29,いいですねぇ。
Commented by yukity at 2015-12-01 19:41 x
「見た目は悪いが 味は最高!」って この素朴なフレーズがいいですね。
干し柿は大地の恵みだけでなく太陽の恵みもたくさん受けるから
栄養が凝縮されるんですよね。
昔からの人々の知恵がこうして伝承されてるんですね。
昔は栄養というより貴重な甘味源だったのかもしれませんが。
子供のころは干し柿はあまり好きではなかったのですが 今はそんなことはないですね。
効能を知ってみるとよりおいしく感じたりして。
連柿風景、美しいですね~
Commented by tanuki_oyaji at 2015-12-01 19:44
shizenkazeさん、こんばんは〜♪
連柿の風景は秋の風物詩ですね。
これだけの干し柿が並んでいるとさすがに綺麗です。
カメラマンも大勢やってくるんでしょうね。
Commented by ten-zaru at 2015-12-01 20:20
shizenkazeさん、今晩は。
この時期の風物詩、連柿は見事ですね。
皮剥きは全て手作業とは手間がかかっているんですね、美味しいわけだ!
Commented by shizenkaze at 2015-12-01 21:05
timata-snさん  こちらも今日は冷えました
干柿は各地で作られていますがそれぞれに特徴があるようですね
こちらではこの伊自良連柿と蜂屋柿が有名ですが特に蜂屋柿は高級干柿なので手が出ません~
手間暇掛けて作られるのですから仕方ないでしょうね

ヤブニッケイのようなクスノキ科の木々の実ってどれも可愛いですね~♪
Commented by shizenkaze at 2015-12-01 21:09
odamaki719さん  毎年写しに出かけています・・・・・
山里の農家の庭や家の傍で干している光景は絵になります
他ではあまり見かけないのでここに来て楽しんでいます~

ヤブニッケイの実はツヤツヤしていて綺麗です
緑色から黒くなるので派手さはないですが見ていて楽しいです~♪

4.7.10.22.23の写真を気に入って頂いて有難うございました
Commented by shizenkaze at 2015-12-01 21:14
あけみ蝶さん  伊自良の連柿はそんなに有名ではないので遠くの人には知らない人が多いです
長野の市田柿のようなブランドのものじゃないのでこちらだけで売られていることが多いです

富有柿はこちらが本場なので国道を走っていると無人販売で売られているところも多いです
大体4~5個で100円からですね~

ヤブニッケイの実も毎年写しています
このツヤツヤ感が好きになりました~
4.5.7.9.10.19.22.23.25の写真を気に入って頂いて有難うございました・・・・・(o ̄∇ ̄o)♪
Commented by shizenkaze at 2015-12-01 21:17
2015-11-30 22:32の鍵コメさん  伊自良連柿の風景は毎年写しています
あまり見られない光景なのでカメラマンが多いです~

こちらに来られる時には前もってどんなものが見たいか教えていただくとすぐ連絡しますよ~(*´∀`*)
Commented by shizenkaze at 2015-12-01 21:22
koneko3yさん  ここの連柿は3×10個で30個が一連になっています
たくさん並ぶと『柿暖簾』ですね~(*´∀`*)
写しに行くタイミングで瑞々しいものから飴色になったものまで撮れますがタイミング合わせが難しいです・・・・・
雨だと写せないですから~(´;ω;`)

柿は苦手なんですが干柿や柿羊羹のように加工されたものなら食べられます
こちらでは柿ドリンクや柿ワインまでありますよ・・・・・
Commented by shizenkaze at 2015-12-01 21:25
nori_naturalさん  この日は福井と京都ナンバーの車で来ていたカメラマンもいました
珍しい風景が撮れると言ってカメラを向けていました~

渋柿は干したり焼酎をかけて置くと甘くなりますね
でもそのままの柿は私は苦手なんです~゚(゚´Д`゚)゚
Commented by shizenkaze at 2015-12-01 21:29
li_seさん  干柿を作っている光景は綺麗です
ここの連柿は簾のようにして干すので他とは違いますね
ですから遠くから写しに来られます~

この辺りの柿の木は富有柿より別のものが多いので生っている光景も少し感じが違います
柿は苦手ですが加工したものなら何とか食べられます・・・・・
ブヨブヨの柿が好きっていう人もいますね~
想像しただけでダメです・・・・・゚(゚´Д`゚)゚
Commented by shizenkaze at 2015-12-01 21:37
マーガレットさん  伊自良の連柿は今の季節の風物詩になります~(*´∀`*)
山県市は以前は山県郡と言って高富町や美山や伊自良と言う地名があるところです
四国山香りの森公園もこの市にあります・・・・・
本巣市と関市に挟まれて南に岐阜市があります
流れている川は武儀川や神崎川って言う長閑なところです~
Commented by shizenkaze at 2015-12-01 21:49
asitano_kazeさん  今年は少し遅くなって出かけました
気温が高めだったのでまだこれからが本番のところも多かったようでした~
この風景を見ると冬間近って気がします・・・・・

この辺は富有柿も植えられていますが連柿用の『伊自良大実(いじらおおみ)』がメインなので富有柿が1袋(4~5個)100円で売っていました
本巣市あたりだと岐阜に近い真正町で200円そして糸貫町では150円くらいで根尾方面まで行くと100円くらいで買えます~
でも暇そうな柿農家のお婆ちゃんなどに『柿ください』って500円でも渡したらバケツ一杯はくれますよ~(o ̄∇ ̄o)♪

伊自良でも販売用や自家用そしてバラ売り用で違う光景が見られます
楽しい風景です~
ヤブニッケイの実が好きなので伊自良まで出かけると伊自良湖の辺で写してきます
ツヤツヤ感が気に入っています~

3,6,10,13,15,18,22、23,29の写真を気に入って頂いて有難うございました~
Commented by shizenkaze at 2015-12-01 21:57
yukityさん 『見た目は悪いが 味は最高!』って言うものは色々ありますね~
魚などにも言えますし野菜でもそうですね~(o ̄∇ ̄o)♪

干柿は値が張りますがこの作る手間暇を考えると安く感じます
大地の恵みですが太陽と水と綺麗な空気と人の手も協力し合って出来た素敵な宝物です~
柿は全くダメなんですが長野の市田に知り合いがいて子供の頃からよく行っていましたので市田柿(干柿)は食べられるようになりました
でも買ってまで食べたいとは思わないので柿苦手はまだ残っているようです~

伊自良の連柿風景は毎年撮さないと忘れ物をしているような気になってしまいます・・・・・ 
Commented by shizenkaze at 2015-12-01 22:00
tanuki_oyajiさん  最近は干柿も生産工場のような所で製造しているものもありますが伊自良では串に刺した3個の柿を10連並べたものを干して作っています
屋外の作業なので天候に影響されますが自然に干し上がったものは特別上品ですね~
この風景を写すために県外からもカメラマンが多くやってきます・・・・・
Commented by shizenkaze at 2015-12-01 22:05
ten-zaruさん  毎年この風景を写したくなります
今年は最初が雨だったので続けて2度出かけました・・・・・
私は柿は苦手ですが干柿ならなんとか食べられます
でも連れ合いは柿は好きですが干柿は苦手のようなので嗜好が正反対です~

この風景がずっと続くといいですが柿農家にも人手不足や継承者の減少があるようです
私が一番気に入っていた柿農家さんは去年廃業されてしまいました・・・・・
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