『粥川の流れと矢納ヶ渕の滝と植物達・・・』
2018年 06月 17日
昨日載せた釜ヶ滝から北上して郡上市美並町高砂にある粥川(かゆかわ)に沿って走りました・・・・・
この粥川は関市洞戸と美濃市片知との境界にある瓢ヶ岳を水源地として東へ流れ長良川と合流する河川で粥川の名称はかつて粥が湧き出たことに因むとされています・・・・・
1.
藤原高光の妖怪(さるとらへび)退治の伝説の舞台で粥川のうなぎが鬼の居所へと藤原高光を導いたといわれているのでこの流域では鰻を食べてはいけないという風習があります・・・・・
また全川が一年中禁漁となっている河川です~
2.
1924年(大正13年)にはニホンウナギの群生地として天然記念物に指定され1986年(昭和61年)に岐阜県の名水50選に選出されました・・・・・
上流域は樹齢が百年を超える森があり『粥川の森』として森林公園と遊歩道が整備されています~
また中流域には藤原高光が鬼を退治した際に用いた矢を納めたと伝わる矢納ヶ渕があり小さな滝が見られます~(*´∀`*)
3.
4.『野薊(ノアザミ)』 キク科アザミ属の多年草
学名はCirsium japonicum
5.
6.
黄蝶(キチョウ)が飛んで来ました・・・・・
シロチョウ科キチョウ属の蝶で学名はEurema hecabeと言います~♪
7.
8.『日陰鬘(ヒカゲノカズラ)』 ヒカゲノカズラ科ヒカゲノカズラ属の多年草
学名はLycopodium clavatum
9.
10.
胞子嚢(ほうしのう)も見られました・・・・・
これからもっとたくさん見られるようになりますね~
11.
12.
13.『森青蛙(モリアオガエル) 卵』 アオガエル科アオガエル属
学名はRhacophorus arboreus
水のある場所の木にモリアオガエルの卵が見られました~
モリアオガエルの生活の特性は特に産卵生態によって特徴付けられます・・・・・
カエルは水中に産卵するものが殆どですがモリアオガエルは水面上にせり出した木の枝や草の上などに粘液を泡立てて作る泡で包まれた卵塊を産みつけます・・・・・
泡の塊の中に産卵する習性は多くのアオガエル科のカエルで共通していますがモリアオガエルは産卵場所が目立つ樹上である事が特徴になっています~
14.
15.『木五倍子(キブシ)』 キブシ科キブシ属の落葉低木
学名はStachyurus praecox
家に帰って調べましたが良く判りませんでしたが調べているうちに実のつき方と葉の形でキブシだと判りました~(*´∀`*)
16.
17.
18.
19.『矢納ヶ渕(やとがふち)』
藤原高光が鬼を退治した際に用いた矢を納めたと伝わる矢納ヶ渕です・・・・・
小さく短い散策路が作られていて滝を見ることができます~
20.
滝が見えます・・・・・
矢納の滝(ヤオサメノタキ)と呼ばれていて落差は7mです~
上に堰堤のようなものが見えますが堰堤は滝より上流にあるので堰堤から流れ落ちているのではありません・・・・・
21.
22.
23.『水田平子(ミズタビラコ)』 ムラサキ科キュウリグサ属の多年草
学名はTrigonotis brevipes
24.『矢納ヶ渕の前にある社』
詳しくは判りませんが矢納ヶ渕の前に建てられているので藤原高光を祀っているのかも知れません・・・・・
25.
26.
この石灯籠はここから近くに有る星宮神社に続いています・・・・・
27.『矢納の滝より上流の風景~』
28.
29.
30.
31.
32.
33.
34.
35.『蝮草(マムシグサ)』 サトイモ科テンナンショウ属の多年草
学名はArisaema serratum
マムシグサに実が出来ていました~
これが赤くなるのですね・・・・・♪
36.
37.『粥川の流れ・・・・・』
1924年(大正13年)にニホンウナギの群生地として天然記念物に指定されこの粥川の流れの中に果たしてウナギ達が今も生息しているのだろうか・・・・・?
淡水魚として知られているウナギですが海で産卵・孵化を行って淡水の河川に遡って来る『降河回遊(こうかかいゆう)』という生活形態の魚類です・・・・・
ウナギの嗅覚は非常に優れていてイヌに匹敵するくらいだと言われています~
太平洋から伊勢湾に入り長良川の河口から遡上して郡上市美並町の粥川までウナギが辿り着くとしたらロマンですね~(o ̄∇ ̄o)♪
38.
39.
40.
41.
42.
今日は一人で薬大の薬草園に出かけました~
若いボランティアの人が一人いただけでしたが見学者のいない時には一緒に散策しながら話をしていました・・・・・
将来は鍼灸の医者になるために勉強中だと言っていました~
帰りには長良ふれあいの森を散策しましたがサンコウチョウを追っている鳥撮りさんが多く来ていました・・・・・
私には見られませんでした~(´;ω;`)
今日は父の日なので娘がTシャツをプレゼントしてくれました・・・・・
やっぱり娘は色々気にしてくれていて嬉しいですね~(*´∀`*)
(OLYMPUS E-30)
(ZUIKO DIGITAL 70-300 1:4-5.6)
(OLYMPUS STYLUS SP-100EE)
この粥川は関市洞戸と美濃市片知との境界にある瓢ヶ岳を水源地として東へ流れ長良川と合流する河川で粥川の名称はかつて粥が湧き出たことに因むとされています・・・・・
1.
藤原高光の妖怪(さるとらへび)退治の伝説の舞台で粥川のうなぎが鬼の居所へと藤原高光を導いたといわれているのでこの流域では鰻を食べてはいけないという風習があります・・・・・
また全川が一年中禁漁となっている河川です~
2.
1924年(大正13年)にはニホンウナギの群生地として天然記念物に指定され1986年(昭和61年)に岐阜県の名水50選に選出されました・・・・・
上流域は樹齢が百年を超える森があり『粥川の森』として森林公園と遊歩道が整備されています~
また中流域には藤原高光が鬼を退治した際に用いた矢を納めたと伝わる矢納ヶ渕があり小さな滝が見られます~(*´∀`*)
3.
4.『野薊(ノアザミ)』 キク科アザミ属の多年草
学名はCirsium japonicum
5.
6.
黄蝶(キチョウ)が飛んで来ました・・・・・
シロチョウ科キチョウ属の蝶で学名はEurema hecabeと言います~♪
7.
8.『日陰鬘(ヒカゲノカズラ)』 ヒカゲノカズラ科ヒカゲノカズラ属の多年草
学名はLycopodium clavatum
9.
10.
胞子嚢(ほうしのう)も見られました・・・・・
これからもっとたくさん見られるようになりますね~
11.
12.
13.『森青蛙(モリアオガエル) 卵』 アオガエル科アオガエル属
学名はRhacophorus arboreus
水のある場所の木にモリアオガエルの卵が見られました~
モリアオガエルの生活の特性は特に産卵生態によって特徴付けられます・・・・・
カエルは水中に産卵するものが殆どですがモリアオガエルは水面上にせり出した木の枝や草の上などに粘液を泡立てて作る泡で包まれた卵塊を産みつけます・・・・・
泡の塊の中に産卵する習性は多くのアオガエル科のカエルで共通していますがモリアオガエルは産卵場所が目立つ樹上である事が特徴になっています~
14.
15.『木五倍子(キブシ)』 キブシ科キブシ属の落葉低木
学名はStachyurus praecox
家に帰って調べましたが良く判りませんでしたが調べているうちに実のつき方と葉の形でキブシだと判りました~(*´∀`*)
16.
17.
18.
19.『矢納ヶ渕(やとがふち)』
藤原高光が鬼を退治した際に用いた矢を納めたと伝わる矢納ヶ渕です・・・・・
小さく短い散策路が作られていて滝を見ることができます~
20.
滝が見えます・・・・・
矢納の滝(ヤオサメノタキ)と呼ばれていて落差は7mです~
上に堰堤のようなものが見えますが堰堤は滝より上流にあるので堰堤から流れ落ちているのではありません・・・・・
21.
22.
23.『水田平子(ミズタビラコ)』 ムラサキ科キュウリグサ属の多年草
学名はTrigonotis brevipes
24.『矢納ヶ渕の前にある社』
詳しくは判りませんが矢納ヶ渕の前に建てられているので藤原高光を祀っているのかも知れません・・・・・
25.
26.
この石灯籠はここから近くに有る星宮神社に続いています・・・・・
27.『矢納の滝より上流の風景~』
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35.『蝮草(マムシグサ)』 サトイモ科テンナンショウ属の多年草
学名はArisaema serratum
マムシグサに実が出来ていました~
これが赤くなるのですね・・・・・♪
36.
37.『粥川の流れ・・・・・』
1924年(大正13年)にニホンウナギの群生地として天然記念物に指定されこの粥川の流れの中に果たしてウナギ達が今も生息しているのだろうか・・・・・?
淡水魚として知られているウナギですが海で産卵・孵化を行って淡水の河川に遡って来る『降河回遊(こうかかいゆう)』という生活形態の魚類です・・・・・
ウナギの嗅覚は非常に優れていてイヌに匹敵するくらいだと言われています~
太平洋から伊勢湾に入り長良川の河口から遡上して郡上市美並町の粥川までウナギが辿り着くとしたらロマンですね~(o ̄∇ ̄o)♪
38.
39.
40.
41.
42.
今日は一人で薬大の薬草園に出かけました~
若いボランティアの人が一人いただけでしたが見学者のいない時には一緒に散策しながら話をしていました・・・・・
将来は鍼灸の医者になるために勉強中だと言っていました~
帰りには長良ふれあいの森を散策しましたがサンコウチョウを追っている鳥撮りさんが多く来ていました・・・・・
私には見られませんでした~(´;ω;`)
今日は父の日なので娘がTシャツをプレゼントしてくれました・・・・・
やっぱり娘は色々気にしてくれていて嬉しいですね~(*´∀`*)
(OLYMPUS E-30)
(ZUIKO DIGITAL 70-300 1:4-5.6)
(OLYMPUS STYLUS SP-100EE)
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aitainya at 2018-06-17 21:37
こんばんは☆
川の水。。。透明ですね。。。
涼しげ^^
モリアオガエルの卵ってまだ本物を見たことが無いですが、自然ってすごいですよね~
川の水。。。透明ですね。。。
涼しげ^^
モリアオガエルの卵ってまだ本物を見たことが無いですが、自然ってすごいですよね~
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odamaki719 at 2018-06-17 22:39
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koneko3y at 2018-06-17 22:52
モリアオガエルはこの泡の中から、水面に向かって落ちていくのですね。
実際には見たことはありませんが、テレビなどで。
自然あふれる場所の中でも、滝が見られるのが好きです。
マムシグサは今の状態だと実の部分だけを見ると、トウモロコシのようです。
実際には見たことはありませんが、テレビなどで。
自然あふれる場所の中でも、滝が見られるのが好きです。
マムシグサは今の状態だと実の部分だけを見ると、トウモロコシのようです。
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timata-sn at 2018-06-17 23:26
shizenkazeさん こんばんは
今日は朝曇りから、良いお天気に成りました。
郡上市迄行かれたのですね。
粥川の流れも綺麗ですね!!
矢納の滝もこうして見ると素敵ですね!!
ノアザミが綺麗ですね。
マムシグサももう実を付けて居るんですね。
こちらでは見る機会がないんですが、以前鹿児島へ
お正月に行った時に宮崎県の綾の大橋へ行って散策した時に
赤く熟れたものを観ました、その時はマムシグサとは知りませんでした。
今日は朝曇りから、良いお天気に成りました。
郡上市迄行かれたのですね。
粥川の流れも綺麗ですね!!
矢納の滝もこうして見ると素敵ですね!!
ノアザミが綺麗ですね。
マムシグサももう実を付けて居るんですね。
こちらでは見る機会がないんですが、以前鹿児島へ
お正月に行った時に宮崎県の綾の大橋へ行って散策した時に
赤く熟れたものを観ました、その時はマムシグサとは知りませんでした。
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sarusaM1 at 2018-06-18 06:09
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sukisukikei3 at 2018-06-18 07:10
モリアオガエル、揖斐のおばあちゃんちの近くで前は見られたのですが数年前に豪雨で流されて下の水の溜まっていたところもなくなってしまいました
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shizenkaze at 2018-06-18 21:34
aitainyaさん この辺りは川の流れが綺麗です~
雨が降っていないので濁りもなく川底まで見えます・・・・・
モリアオガエルの木の上の卵はこの歳になるまでに数回見ているくらいですがここで見たものは手が届くところにあったので撮るのは楽でした~(o ̄∇ ̄o)♪
雨が降っていないので濁りもなく川底まで見えます・・・・・
モリアオガエルの木の上の卵はこの歳になるまでに数回見ているくらいですがここで見たものは手が届くところにあったので撮るのは楽でした~(o ̄∇ ̄o)♪
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shizenkaze at 2018-06-18 21:39
odamaki719さん 粥川は狭い川ですが流れが綺麗な川です~
矢納辺りで通行止めになって車は奥には行けませんでしたので少し歩きながら撮っていました
この辺りにはマムシグサが多いです・・・・・
赤くなったものを以前は連れ合いがよく見つけてくれました~(*´∀`*)
渓流の流れはいつ出掛けても楽しく散策できます~
2・16・18・21・29・32の写真を気に入って頂いて有難うございました・・・・・♪^^
矢納辺りで通行止めになって車は奥には行けませんでしたので少し歩きながら撮っていました
この辺りにはマムシグサが多いです・・・・・
赤くなったものを以前は連れ合いがよく見つけてくれました~(*´∀`*)
渓流の流れはいつ出掛けても楽しく散策できます~
2・16・18・21・29・32の写真を気に入って頂いて有難うございました・・・・・♪^^
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shizenkaze at 2018-06-18 21:45
koneko3yさん 本能でも自然の営みって凄いですね・・・・・
産み付けた樹の下に水がある事を知っていてそれが涸れる事もないことが判っているのですね~
下に水がなかったらオタマジャクシ達は乾いて死んじゃいますからね・・・・・
岐阜県は滝の数が日本一あるようですが実際普通にに見られるのはそれ程多くないようです
近くの滝しか見に行けないので梅雨が明けたら少し遠くの滝を見に行ってみたいです~
マムシグサの実はオレンジ色から赤くなる頃にはギョッと思う姿になりますが今はまだ可愛いですね・・・・・(*´∀`*)
産み付けた樹の下に水がある事を知っていてそれが涸れる事もないことが判っているのですね~
下に水がなかったらオタマジャクシ達は乾いて死んじゃいますからね・・・・・
岐阜県は滝の数が日本一あるようですが実際普通にに見られるのはそれ程多くないようです
近くの滝しか見に行けないので梅雨が明けたら少し遠くの滝を見に行ってみたいです~
マムシグサの実はオレンジ色から赤くなる頃にはギョッと思う姿になりますが今はまだ可愛いですね・・・・・(*´∀`*)
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shizenkaze at 2018-06-18 21:48
timata-snさん 今は水量が少ないので滝などの迫力は感じないです・・・・・
でも少ないと流れの表情はいいですね~
苔生した石の間を流れるのを見ていると気持ちがいいです・・・・・
ノアザミなどアザミが綺麗に咲いていました~
マムシグサは花を見る機会が少ないですが実はよく見かけるようになりました・・・・・♪
でも少ないと流れの表情はいいですね~
苔生した石の間を流れるのを見ていると気持ちがいいです・・・・・
ノアザミなどアザミが綺麗に咲いていました~
マムシグサは花を見る機会が少ないですが実はよく見かけるようになりました・・・・・♪
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shizenkaze at 2018-06-18 21:51
sarusaM1さん 釣りをしていた頃から郡上市以北には相当出かけていました~
苅安周辺も当時の好きな釣り場でした・・・・・
いろいろな所に出かけることも楽しいですが自分の住んでいも近くをすべて知ってみるのも楽しいと思います~
苅安周辺も当時の好きな釣り場でした・・・・・
いろいろな所に出かけることも楽しいですが自分の住んでいも近くをすべて知ってみるのも楽しいと思います~
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shizenkaze at 2018-06-18 21:53
sukisukikei3さん 野生の生き物たちは強かなのできっと別の場所を見つけて産卵して子孫を残すようにしていると思いますよ~
今度お出かけされたら近くを探すと見られるかも~(*´∀`*)
今度お出かけされたら近くを探すと見られるかも~(*´∀`*)
by shizenkaze
| 2018-06-17 21:26
| 風景
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