カテゴリ:身近な自然の話( 2073 )

東洋一の藤棚と九尺藤

愛知県の津島市にある天王川公園には東洋一と言われる長さ275メートル、面積は約5034㎡の藤棚があります
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九尺藤(キュウシャクフジ)と呼ばれる藤を中心に12種類114本の藤が藤棚から花を垂らしています
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九尺と言ったら270センチメートルなので、その長さには驚かされます・・・・・
中心に川が流れているので川面に映る藤の色が幻想的な雰囲気を出しています
夜にはライトアップもされているので夜藤見物もGOODです~


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津島の藤祭りは5月6日までですが祭りが終わってもまだまだ見られると思いますので是非東洋一の藤棚見物に出掛けてみては如何でしょうか?
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by shizenkaze | 2009-05-04 15:49 | 身近な自然の話 | Comments(6)

開花の瞬間に感動! (マツヨイグサ)

堤防や川原に咲いている黄色い色をした花なので一度は見た事があると思います

アカバナ科で種類は大きく分けると4種類になり、マツヨイグサ、コマツヨイグサ、メマツヨイグサ、オオマツヨイグサと呼ばれています
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花は昼過ぎから夕方に掛けて咲くので宵を待っている草の意味で「待宵草」と言われています

花の色はどれも同じ黄色ですがマツヨイグサとコマツヨイグサは萎むとオレンジ色に変わりますがメマツヨイグサとオオマツヨイグサは萎んでも色が変わりません

4種類の他に、コマツヨイグサより花の大きい「オオバナコマツヨイグサ」があり、メマツヨイグサの花弁に隙間のある「アレチマツヨイグサ」と呼ばれるものも見られています
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マツヨイグサ(待宵草)が本当の名前ですが画家で詩人の竹久夢二さんが歌にしていた「宵待草(ヨイマチグサ)」は間違って付けられた題名の事は有名ですね・・・・・

私が仕事が終わって帰る時間に咲いている事が多いのでまだ蕾の状態で少し膨らんでいるものをじっと眺めていた事がありました

そうすると私の目の前で蕾が開いて花になりました

時間にして1分前後で開花しましたが、その瞬間がとても感動的でした

それから何度も見る機会がありましたが何度見ても感動してしまいました・・・・・

今まで色々な花の開花を見ましたがマツヨイグサの開花は本当に素晴らしく思えます

知人から「普通の花は朝から昼に咲いて虫などで受粉するのに夜咲く花は受粉の確立が少ない夜に何故わざわざ咲くのか?」と聞かれた事がありましたが夜にでも行動する虫はいますし、風媒花なら夜でも風は吹くので自然はちゃんと自然界の理屈を知っていますから心配する事は無いんです・・・・・
by shizenkaze | 2009-05-02 19:58 | 身近な自然の話 | Comments(2)

可哀想な名前を付けられた生き物達

私達は人間で個人的にも名前を付けられています

こうした名前は親が良い子(?)に育ってくれるようにと願いを掛けて付けたものだと思いますが家で飼っているネコやイヌも多分、自分の名前を呼んだときには反応するので少しは理解しているのかも知れないですね?
ただ自分達がイヌやネコだと言う事は知らないと思うんですが・・・・・

人以外の生き物や身の回りにある多くのものは全部人間が付けた名前で存在しています
パソコンやデジカメなどはメーカーが名前を付けていて、植物や動物、虫や魚は学者様が学会などで話し合って付けたんだと思います
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和名は日本の学者さんが付けた名前で中には学名をそのまま翻訳したものもありますが多くは日本固有の呼び方だと思っています・・・・・

人が勝手に付けた名前でも良い名前だと何も知らない生き物達はラッキーだったのかも知れませんが「こんな名前でいいの~??」って思わず同情してしまうようなものもあります

少し紹介してみます

草花では、イヌノフグリ(犬の睾丸)、ヌスピトハギ(盗人萩)、ボロギク、ブタナ、ブタクサ、ハキダメギク(掃き溜め菊)、ワルナスビ、ママコノシリヌグイ、バアソブ(木曾地方の方言で婆さんのソバカス)、そしてヘクソカズラ(屁糞蔓)・・・・・d0054276_20245146.jpg

樹木では、クサギ、ショウベンノキ、ヘボガヤ・・・・・

魚類、貝類では、オカメ、クソバエ、デメモロコ、ボウズハゼ、ミミズハゼ、キタマクラ、ウマヅラハギ、バカガイ・・・

昆虫類では、ゴミムシ、ムシクソハムシ・・・・・

鳥類では、アホウドリ、ウソ、ハゲコウ、ハゲワシ・・・・・

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動物では、ナマケモノ、ナマケグマ、ブタオザル等・・・・・

本人(?)はこんな名前を付けられてどう思っているのでしょうね?
by shizenkaze | 2009-05-01 20:31 | 身近な自然の話 | Comments(6)

堤防や川原は動物園のよう

いつも昼食後には会社の近くにある長良川の堤防を歩いています

一年を通して色々な植物が見られ、時々は新しい植物も顔を出すので飽きる事がありません

それに蝶やトンボ、バッタのような昆虫も多く見られます

以前から思っていた事なんですが「堤防の植物の名前に他の生き物の名前が付いているものを集めたら楽しいかも?」と思って早速調べてみました

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勿論堤防には本物のスズメやカラスも遊びに来ていますが、スズメノテッポウ、スズメノエンドウ、カラスノエンドウ、カラスムギ、キツネノマゴ、キツネノカミソリ、ヘビイチゴ、クマツヅラ、ウマノアシガタ、ウマノスズクサ、ネコハギ、ネコノシタ、ウシハコベ、ブタクサ、ブタナ、アキノキリンソウ、それに英語ではダンデライオンと呼ばれるタンポポ・・・・・
(ウマノアシガタ)

私が行く堤防には咲いていませんが、イタチササゲ、タヌキマメ、シシウド、コウモリソウという植物も他では見られます
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植物以外では虫の仲間ではシジミチョウ、ヒョウモンチョウ、クマバチ、カメムシ等結構多く見られるので小さな動物園みたいです

まだまだ色々な名前の植物があると思いますが今気が付いたものはこれくらいです
(ヘビイチゴ)

これからも堤防歩きは続くと思うので出遭う生き物も増え続けるでしょうね・・・・・
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(ヒョウモンチョウ)
by shizenkaze | 2009-04-30 21:04 | 身近な自然の話 | Comments(4)

桂昌寺の牡丹園

今日は郡上市美並町にある牡丹で有名な桂昌寺へ牡丹を見に出掛けました

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今まで何度も牡丹園の看板を見て通り過ぎていましたが実際に行くのは今日が初めてでした
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国道156号線の道の駅を過ぎてしばらく進むと「牡丹園」の案内板が見えるので長良川に掛かる新吉田橋を渡って山の際へ・・・・・

途中には案内ののぼりが立っているので道を間違えるような事は無いでしょう(人生の道を間違えそうな私でも迷わず行けました~)

お寺の山門前に車を停めてまずはお賽銭を入れてお参りをしました(家内安全、世界平和等々)
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牡丹園の入場料は大人一人400円でした

案内ロープが張ってある小道を歩きながら牡丹の花を見ていましたが、もう時期が少し遅いかな~なんて思われる花もありましたがこれから咲く蕾が多く付いているものも沢山ありました


私は牡丹や椿、それにバラなどの園芸種の名前はとても覚えられないので「綺麗だね~」と妻が言ったら「そ~だね~」と言うのが精一杯・・・・・
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牡丹、ボタン、ぼたん鍋・・・・・等と他の方に思考が傾いてしまいました(昼食が少なかったせいかな?)

牡丹園を一回りしてから車に戻り、少し先にある「フォレストパーク」と言うバンガロー村の中を歩いたりルアーで虹鱒を釣っている人達を後ろから見ていましたがなかなか釣れないので「私だったら釣るのに・・・」と心の中でつぶやいていました~(ルアー、フライフィッシング歴30年なんですよ・・・・・)

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帰りには「子宝の湯」と言う立ち寄り温泉へ入り、露天風呂の中で真っ青な空を眺めながらボーッとして良い気持ちになれました・・・・・

私は自然も大好きですが温泉も大好きで今月は3度目の自然+温泉になりました・・・・・




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by shizenkaze | 2009-04-29 18:49 | 身近な自然の話 | Comments(4)

本当に菜の花?

『菜の花畑に・・・・・』と歌われている菜の花を知らない人なんていないと思いますが目の前に黄色く咲いている花は本当に菜の花でしょうか?

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広義で言えば食べられる植物の花の事を『菜の花』と呼ぶとのことで、昔から山菜で取り扱われているゴマナ、ソバナ、ヨメナのように「ナ(菜)」が付けられています

でも普通私達が菜の花と呼んでいるのはアブラナ科の植物の花で色が黄色くて十字花のことで大体アブラナ(ナタネ)のことですが、同じアブラナ科で黄色い花を咲かせるものにはイヌナズナ、キバナハタザオ、イヌカキネガラシ、ヤマガラシ、イヌガラシ、セイヨウカラシナ、セイヨウアブラナなどがあって遠くから見ればみんな菜の花なんです

野菜のブロッコリーやミズナ、キャベツだって同じような花を咲かせます

上に載せている写真が普通『アブラナ』と言っている菜の花で葉が茎を抱くように付いているので他の植物と区別が付きます

下の写真の花はセイヨウカラシナで似ていますが葉は茎を抱かずに普通の植物のように葉柄で付いています
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カラシナ類は食べると少しピリッとします

これから菜の花を見たときには是非葉っぱの付き方を見て楽しんでください
by shizenkaze | 2009-04-28 20:08 | 身近な自然の話 | Comments(4)

片喰の謎?

春になってオオイヌノフグリと競争しているかのように花を咲かせいてるカタバミ(片喰)はクローバーのような葉をしていますがクローバーのマメ科とは程遠いカタバミ科の植物で、日本中の至る所に見られます

花は黄色で1センチ以下の小さな花を咲かせます
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カタバミの名前は葉の先がへこんでいるので何者かに食べられてしまったように見られるから片喰(傍食)と呼ばれるようになったと言われています

カタバミには他に帰化植物のムラサキカタバミと色の濃いイモカタバミがありますが、これらの花は黄色でなくピンクか紫がかったピンク色をして葉の大きさも日本のカタバミより大きいものがほとんどです

カタバミはさやの中にある種を弾いて飛ばし繁殖地域を増やします
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『片喰の謎』とタイトルを付けましたが私が謎に思っているのは植物自体のカタバミでは無く、家紋に描かれているカタバミなんです

家紋は日本の古くからある世界に誇れるシンボルマークだと感じています

家紋には動植物などの自然のものを描いたものが多くありますがその中には植物に剣や蔓を余分に付けたものがあるのですが梅や葵等に付けられた場合には変化が無いのですがカタバミに付けられると葉が上下逆になってしまうのです(家紋のカタバミは花でなく葉を描いています)

学生時代からデザインをしている時に自然界のものをモチーフにしていて、家紋も良く参考にしていましたので疑問を持ち、家紋の専門『平安紋鑑』に尋ねましたが誰も知らないと言う事でした

今も色々調べていますがまだ理由は判りません

この件についてご存知の方がいらっしゃいましたら是非コメントでお教え願えればと思っています
by shizenkaze | 2009-04-27 21:13 | 身近な自然の話 | Comments(0)

ナンジャモンジャ・・・・・

今年も金神社の東門横にある「ナンジャモンジャの木」に花が満開に咲いています
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毎年この花が咲く頃には新聞社等が写真とコメントを載せるのですがまだ今の所各社の新聞には出ていないので広い範囲のメディアとしたら私のブログが最初の紹介になるのかも・・・・・(笑)

「ナンジャモンジャ」は別名で本当の名前は「ヒトツバタゴ」と言います

モクセイ科の落葉高木でヒトツバタゴ属になります

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日本では愛知県、岐阜県、対馬に自生しているだけと言う珍しい樹木で場所によっては天然記念物になっています・・・・・

昔、この木の名前が判らずに「なんじゃもんじゃ・・・・」と皆が呼んでいたから別名の「ナンジャモンジャの木」になったそうです

大きくなると25メートル~30メートルになるらしいのですが金神社のものはそれ程大きくはありませんが市街地に立っているヒトツバタゴとしては大きいと思われます

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枝ぶりも見事なこの木は通る人が立ち止まって見るほど立派なのでプロのカメラマンやアマチュアカメラマンがいつも写しに来ています・・・・・
by shizenkaze | 2009-04-26 18:39 | 身近な自然の話 | Comments(3)

あまり知られていない白藤の木

岐阜市の粕森公園から東に向かい瑞龍寺の前を通り過ぎて細い路地を抜けて歩いて行くと角に豆腐屋さんがあります

その豆腐屋さんを過ぎて少し行くと左側に神教関係の建物があってその奥に山に面した木々に絡みつくように大きな白い藤の木があります

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気にしないで歩いていれば全然見る事が出来ないので近くに住んでいる人や花が好きな人意外はここにこんな木があることは知られていないようです

沢山の木々に絡み付いて大きなクリスマスツリーのように見えるのでその存在感には圧倒されます

ガイドブックなどには出ていないので藤の花が好きな人がたまに訪れるだけのようです・・・・・

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入り口から藤の木が見られますが中には自由に入る事が出来るので真下から見る事をお勧めします
by shizenkaze | 2009-04-25 13:17 | 身近な自然の話 | Comments(4)

サンダルのような葉のヒメツルソバ

少し湿った所なら見られると思います

花は砂糖菓子かピンクの金平糖のような小さな真ん丸の形をしています

見ればすぐに気が付くと思いますが葉の模様がVの字になっていてまるでサンダルのような模様が付いています
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どの葉にも全てこの模様があるのでこの植物の名前が「ヒメツルソバ(姫蔓蕎麦)と知ればいつまでも忘れる事が無いでしょう・・・・・

ヒメツルソバはタデ科の植物でミチヤナギ属に入る植物で他に似た花を付けるものにはツルソバ、タニソバ、ミゾソバ、少し花がまばらですがアキノウナギツカミと呼ばれる花があります

ヒメツルソバは多年草なので毎年同じ場所に春と秋に咲いて私の目を楽しませてくれますが春の方が花の数は多いように感じています

原産地はヒマラヤなんですが私の住んでいる岐阜市の隅っこにどんな経由でやって来たのか色々想像していると楽しくなってしまいます
by shizenkaze | 2009-04-24 19:55 | 身近な自然の話 | Comments(0)