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『咲くのを待ち続けた木大角豆(キササゲ)の花~♪』

去年の秋に長良川の河川敷をいつものように散歩していて河原に『キササゲ』の木がある事に初めて気が付きました・・・・・
沢山の細くて長い豆果が生っていたのですぐにキササゲと判りました・・・・・

薬草園などでもキササゲが見られますが大きな木になって高い所に花が咲くので写すのは大変ですがここのは低いので目の高さやそれより下にも花が見られました・・・・・

去年の10月に実を見てから今日までの半年を待ちながら河川敷散策を続けていましたがやっと花が咲いている姿を見る事が出来ました・・・・・
ちゃんとしたデジイチでもっと綺麗に可愛く撮ってやりたかったのですが見られた嬉しさでコンデジで写したものを載せる事にしました~^^
今日の昼に撮った『撮れたての花達です~』





『やっと逢えたキササゲの花』 ノウゼンカズラ科キササゲ属の落葉高木
学名はCatalpa ovataと言います~

1.
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高さ5~10mになる木で中国が原産とされていますが日本各地の河川敷など湿った場所に野生化している帰化植物です・・・・・
花期は6~7月で淡い黄色の内側に紫色の斑点がある可愛い花を咲かせます~
果実は細長いさく果でササゲ(大角豆)に似ているのでキササゲ(木大角豆)と呼ばれます・・・・・
果実の写真は去年の10月4日にブログに載せました~^^




2.
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このキササゲとその同属植物トウキササゲ(学名C. bungei)の果実は日本薬局方に収録の生薬『キササゲ』でこれは梓実(しじつ)とも言って利尿作用がありますが伝統的な漢方薬ではほとんど使われなくて民間薬的なものとして利用されるだけのようです




3.
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枝の先に多くの大形の花を円錐(えんすい)花序につけます・・・・・
花冠は漏斗(ろうと)状で先は5裂して私の好きな唇形花で淡黄色で暗紫色の斑点(はんてん)が見られます~
雄しべは5本でその内3本は短くて葯(やく)のない仮雄蕊(かゆうずい)になっています・・・・・




4.
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葉っぱはとても大きいです~^^




5.
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6.
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沢山の花が咲いていました・・・・・
今度はデジイチを持って来てもっと色々な角度で写したいです~^^




7.
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蕾も多く見られます・・・・・
これからもっと沢山の花が咲くのでしょうね~
キササゲの果実は細くて長いものが枝の一箇所から垂れ下がるように見られますがそれ1本1本がこの花なんですね~^^




8.
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9.
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左奥に金華山が見えます・・・・・
そして金華山と言えば山頂には『岐阜城』が見られます~^^
よ~く見ると薄っすらとお城が見えますね・・・・・^^




10.
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あまり見かけないような姿の花ですね~^^
この花と大きな葉を見ると忘れないでしょうね・・・・・・・♪
そして秋の果実(豆果)を見れば記憶の中に焼きつくと思います~^^




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12.
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河川敷の中のキササゲの木~^^
轍が近くに見られますので大きさが判ると思いますが3mくらいの木でした
花は地上から30cm程の所にも見られましたので写すのは楽でした~~^^

先日出かけた薬草園のトウキササゲは高い所に花がありましたので写すのは無理でした
今日写したものと同じキササゲには蕾が膨らんでいるもが判りましたので5日後の今日なら花が見られると思って出掛けました・・・・・
予感が的中しました~^^

何となく待ち合わせをしていた人と出逢った時のような気持になりました・・・・・(笑)



6月3日追記・・・この『キササゲ』を『私指定重要保護樹』の第4号にしました・・・^^


(OptioRZ10)
by shizenkaze | 2013-05-31 20:40 | 私指定重要保護樹 | Comments(28)

『今日はラベンダーやタイムの花でも・・・・・^^』

今日も朝から雨が降っている岐阜地方でした・・・・・
湿気が多くて蒸し蒸ししていた一日でしたので気分だけでも清々しくなればと思って今日はラベンダー2種とタイムの花の写真を載せる事にしました~

この植物達の共通点は『シソ科の植物』と『ハーブの一種』ですね・・・・・
自然の中にも時には逃げ出して咲いているものも見られますが殆どがハーブ園や花壇の中に咲いている花達です・・・・・

園芸種や栽培種を写す事によって同じ科の植物達の特徴を知る事が出来て野山に咲く自然種達の名前も判り易くなると思って最近は色々な所で写すようになりました~
北海道や長野には多く見られたラベンダー畑ですが今は岐阜県の高山や飛騨方面でも多く見られるようになりました・・・・・^^



『フレンチラベンダー』  シソ科ラバンデュラ属ストエカス種の常緑低木です
学名はLavandula stoechasと言います~
1.
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別名をストエカスラベンダ(Stoechas lavender)とも呼ばれています
春~夏に開花し花の頂部にある兎の耳のような苞が特徴の半耐寒性常緑小低木です・・・・・^^

ラベンダーの一種で芳香はローズマリーに近いように思えました~
耐暑性に優れていますので日本の気候にもよく合い花穂が太いので折れにくくて扱い易いので花壇や切り花に多く使われます~




2.
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私はハーブ等に詳しくないのでラベンダーと言うとこの花を思い浮かべます~^^




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4.
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『イングリッシュラベンダー』 シソ科ラバンデュラ属アングスティフォリア種の常緑低木
学名はLavandula angustifoliaと言います~
6.
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春~夏に開花します・・・
香料を採ったり切花や鉢植えで楽しむ代表的なハーブで耐寒性常緑低木になります~

古代ローマ時代から浴湯剤として用いられ芳香と治療に役立てられていますが 学名や科属名に使われる Lavandula(ラバンデュラ)とは『洗う』という意味なんです~^^
ラベンダーの中でもこのイングリッシュラベンダー(English lavender) は特に耐寒性に優れ薬効成分が最も多く含まれていて深い芳香があるので『英国風庭園』の必須アイテムになっています~^^




7.
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8.
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9.
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10.
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『タイム』  シソ科イブキジャコウソウ属 (Thymus) の植物の総称
正式な種類がわからないので学名は省かせていただきます~ 
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品種等の種類は350種以上になるようです・・・・・
芳香を持つ多年生植物で丈が低く草本に思えますが茎が木化する木本になります~




12.
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古代エジプトではミイラを作成する際の防腐剤として使われていたと記録に残されています・・・・・
古代ギリシャ人は入浴時や神殿で焚く香として使っていました
ヨーロッパへのタイムの浸透は部屋を清めるのに用いていたローマ人によるものと考えられているようで古代ギリシャではタイムは勇気を鼓舞すると信じられていました~^^

中世には悪夢を防ぎ安眠を助けるようにと枕の下に花を敷かれました・・・・・




13.
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ハーブなので色々な料理にも使われるようですが我家で作る料理には全く使われません~(笑)
『こんなハーブを使って何か作ってよ~』なんて言おうものなら『ちょっとタイム!』なんて言われそうです・・・・・><




14.
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栽培種達でも私の好きなシソ科なのでルーペで覗けば唇形花が可愛く見られます
この花達を見てから『達目洞』に行きましたが山裾にタイムやウツボグサをミニにしたような花が見られました
トウバナの仲間だと思いましたが先にこうした花達を目にしていると気の付くのが早くなるような気がします・・・・・^^

今は山間部にある道の駅などでは『ラベンダーソフト』を売っています
私には色的には綺麗だと思えますが香りが強過ぎて全部は食べられないですね~><
やっぱりソフトクリームは『バニラ党』の私です~♪^^






(OLYMPUS E-30)
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by shizenkaze | 2013-05-30 22:53 | 身近な自然の話 | Comments(12)

『薊(アザミ)2種と細葉朮(ホソバオケラ)の花』

今日は朝から雨が降り続いていました
今年の入梅は全国的に早かったのでてこれから暫くは長い梅雨になりそうです・・・・・><

梅雨のジメジメした気分を吹き払うような色の花達を今日は載せました
淡い赤紫色の花達はどれもキク科の花達ですが似ていて同じ属のものや別の属のものも良く似て咲いていました~

この花達の色は私の好きな色です~^^



『野薊(ノアザミ)』  キク科アザミ属の多年草
学名はCirsium japonicumと言います~
1.
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葉は羽状に中裂して縁に棘があります・・・・・
茎葉の基部は茎を抱き花期にも根生葉は残っています

花期は5~8月でアザミ属の中では春咲きですが稀に10月頃まで咲いているものも見られます
花(頭状花序)は筒状花だけで構成されていて直径は4~5cmくらいです・・・・・
花の色は淡い紫色ですが時に白いのものも見られます~

花を刺激すると花粉が花粉管から出て来ます・・・・・
総苞はよく粘るので触ると粘々します~




2.
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このノアザミは薬草園の山裾に咲いていたので栽培されていたものではなく自然に生えていた物かもしれません・・・・・^^




3.
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『マリアアザミ(オオアザミ)』  キク科オオアザミ属の二年草
学名はSilybum marianumと言います~
4.
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葉に白い斑模様があるのが特徴で模様がミルクがこぼれたように見えるためにミルクを聖母マリアに由来するものとしてマリアアザミの名が付けられています・・・・・

種子にはシリマリン (Silymarin) と呼ばれる4種のフラボノリグナン類 (flavonolignans) が多く含まれているので傷ついた肝細胞の修復を助ける成分なので肝機能改善のためのサプリメントとして利用されています・・・・・^^




5.
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6.
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7.
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8.
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『細葉朮(ホソバオケラ)』 キク科オケラ属の多年草
学名はAtractylodes lanceaと言います~
9.
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中国華中東部に自生するもので花期は普通は9〜10月頃で白〜淡紅紫色の花を咲かせますが時には春に花を咲かせることもあります・・・・・
通常は雌雄異株ですが稀に雌花と雄花を着生する株が見られます・・・・・^^

日本への伝来は江戸時代の享保の頃と言われています

特に佐渡ヶ島で多く栽培されているので『サドオケラ(佐渡蒼朮)』とも呼ばれる事もあるようですが間違って『佐渡おけさ』なんて言ってしまうといけませんので覚えない方が無難です・・・・・(笑)




10.
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本種やシナオケラ(Atractylodes chinensis)の根茎は蒼朮(そうじゅつ)という生薬です(日本薬局方での定義によります)

中枢抑制や胆汁分泌促進や抗消化性潰瘍作用などがあるので『啓脾湯』や『葛根加朮附湯』などの漢方方剤に使われています・・・・・




11.
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アザミの仲間のように見えますが別なんですね・・・・・
私のような素人では野山で見かけたら判らなくなってしまうかも知れません・・・・・

他にも別の所でキツネアザミも写しましたがキツネアザミは今日は載せませんでした







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by shizenkaze | 2013-05-29 21:21 | 身近な自然の話 | Comments(20)

『ヒロハセネガの花とトウロウバイの実』

近くの山里や河川敷や山でも色々な植物や花達に出逢う事が出来ますが『薬草園』や『植物園』や『ハーブ園』では普段見られない植物達に出逢う事が出来るのでそれなりに楽しく思えます・・・・・

私自身としては野山に咲くもの達が好きですがそれらの近種や全く逢う事の出来ないものに逢えることの楽しさも最近は重要視するようになりました~^^

今日載せたヒロハセネガ等は堤防や河川敷をどれだけ歩いたって見られないでしょうね・・・・・^^
それにロウバイやソシンロウバイ、マンゲツロウバイは良く知っていますが近種の『トウロウバイ(唐蝋梅)』はこの場所でしか見た事がありません・・・・・




『ヒロハセネガの花』  ヒメハギ科ヒメハギ属の多年草
学名はPolygala senega var. latifoliaと言います~

1.
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北アメリカ原産の高さ15~30cmになる多年草でアメリカに住むインディアンのセネカ族はガラガラヘビに咬まれた際の救急薬として使用していました・・・・・^^

根にはサリチル酸メチルが含まれるために湿布薬のような独特の臭いがあるようです
根には鎮咳去痰作用のあるサポニンを含んでいるので気管支炎や気管支喘息などの薬の原料に用いられます・・・・・
国内では明治時代から栽培されていて現在は兵庫県が主産地になっているようです~
冷涼な気候を好むために北海道でも由仁町で栽培されています・・・・・^^




2.
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皆さんが一度は目にしている喉の薬・・・・・
『ゴホンと言えば・・・・・・・^^』の中にも入っているようですよ~~♪^^




3.
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4.
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5.
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花だけ見たら白い花のヤブランっぽく見えますが『科』が全く違います~
まだ蕾が多いようなので花が開くと雰囲気も変わるでしょうね・・・・・^^




7.
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8.
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『トウロウバイ(唐蝋梅)の実』 ロウバイ科ロウバイ属
学名はChimonanthus praecox 'Grandiflora' と言います~

9.
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この実はトウロウバイの実ですがロウバイやソシンロウバイやマンゲツロウバイと呼ばれるものの元になっている木がこのトウロウバイのようです・・・・・
今多くある園芸品種の元で中国から伝わって来た原種なんですね~^^




10.
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薬効としてはお茶にして飲用すると夏負けに利くようです・・・・・♪




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12.
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木の実っていうより何となく海に棲んでいる生き物のように見えますね~
そう思いながら見ているとプニュプニュ動くような錯覚になります・・・・・(笑)




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知ってそうで知らないもの・・・・・
見ていそうで見た事が無いもの・・・・・
まだ身の回りには数え切れないほどのもの達がざわめいています~^^

私もいい歳ですがそれでも出逢っていないものが多いので全部に逢おうとしたら桜の古木のように1000年は生き続けないと無理でしょうね・・・・・><

今日『東海地方』も入梅しました
これからは雨が多くなるので思うように出掛けられなくなりますね・・・・・><
今年は『雨風景』にも挑戦したいです~♪^^






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by shizenkaze | 2013-05-28 21:27 | 身近な自然の話 | Comments(16)

『懐慶地黄(カイケイジオウ)の花達と・・・・・』

カイケイジオウなんて植物はいつも歩いている堤防や河川敷等では見る事が出来ません
花の姿を見ると私の好きな『ゴマノハグサ科』の唇形花とは感じの違う管状に見えます・・・・・♪

花にも茎にも産毛のような柔らかな毛が生えていて可愛らしく思えました~
このカイケイジオウの写真を写したのが少なかったので他の写真も一緒に載せる事にしました・・・・・^^



『懐慶地黄(カイケイジオウ)も好きになりました~』 ゴマノハグサ科ジオウ属の多年草です
学名はRehmannia glutinosa var. hueichingensisと言います
1.
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中国の華北などに自生する赤矢地黄(アカヤジオウ)から改良された栽培種になります
主産地の河南省『懐慶』にちなんでカイケイジオウ名づけられました・・・・・^^
中国や朝鮮半島で栽培されている薬用植物で日本には1940年に渡来して研究機関などで保存されていました・・・・・

草丈は10~30センチくらいで全体に灰白色をした軟毛が密生しています・・・・・
地下茎は太く赤褐色で横に這って根際から生える葉は長い楕円形で皺が多く裏面は紫色を帯びています
茎につく葉は疎らで互生です~~♪^^




2.
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開花時期は6~7月で茎先に総状花序(柄のある花が花茎に均等につく)を出し淡い紅紫色をした筒状の花を横向きにつけます・・・・・

花冠は先で浅く5つに裂けています
この植物の特徴は株が大きくて根茎がよく肥大していることです・・・・・
根茎を生薬の地黄(じおう)と言って補血、強壮、解熱、緩下、止渇などの薬効があります
原種(母種)の赤矢地黄(アカヤジオウ)は奈良県で栽培されています~♪^^




3.
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手前の長く伸びている緑色の植物は『オオバコ』ですが土壌の栄養が良いのか良く育っていますね~
このオオバコの花穂と比べるととても小さく思えますがオオバコが育ち過ぎで大きいので実際には25cm位の大きさで見られました・・・・・^^




4.
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ビロードやフェルトで造られているように見えますね・・・・・
柔らかそうで色も優しく思えました~^^




5.
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薬効に『強壮』ってあるのを見て『ジオウ強壮』に利くのか・・・なんて勘違いしないで下さいね~
あれは『滋養強壮』なのでこの植物の名前じゃないです・・・・・><




6.
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7.
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8.
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何だか話をして来そうな花の形ですね・・・・・^^




9.
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『靭草(ウツボグサ)』  シソ科ウツボグサ属
学名はPrunella vulgaris subsp. asiaticaと言います
10.
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東アジア温帯域に分布する多年生草本で日当たりのよい山野の草地に群生しています
茎は高さが10〜30cmで断面がシソ科特有の四角形になっています
花期は6〜8月頃で3〜8cmの花穂に紫色の唇形花を密集して咲かせる姿が可愛いので好きです^^




11.
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12.
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『木賊(トクサ)』  シダ植物門トクサ科トクサ属の植物になります
学名はEquisetum hyemaleと言います
13.
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本州中部から北海道にかけての山間の湿地に自生していますが観賞用などの目的で栽培されることも多い植物です・・・・・
表皮細胞の細胞壁にケイ酸が蓄積して硬化し砥石に似て茎でものを研ぐことが出来ることから『砥草』と呼ばれています・・・・・^^

地下茎があって横に伸び地上茎を直立させます
茎は直立していて同じトクサ科のスギナやイヌドクサやミズドクサの様に枝分かれをしなくて中空で節があります・・・・・
茎は触るとザラついた感じがして引っ張ると節で抜けます~
節の部分にはギザギザのハカマ状のものがあってそれより上の節の茎がソケットのように収まっていますがこのギザギザが葉になります~

茎の先端にツクシの頭部のような胞子葉群をつけてここに胞子ができます・・・・・^^




14.
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15.
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長良川の堤防にもトクサの仲間が群生していますが正式な名前はまだ調べていません
多分イヌドクサではないかと思っています・・・・・^^

今日の写真も薬科大学の薬草園で写しました

そろそろ岐阜も入梅になりそうです~><




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by shizenkaze | 2013-05-27 21:03 | 身近な自然の話 | Comments(24)

『猿梨(サルナシ)の花』

昼過ぎから岐阜薬科大学の薬草園に出掛けました・・・・・
この季節には去年出掛けていなかったので去年写せなかったものもありますので資料を見ながら何を写そうか考えて出掛けました

今日は園内ボランティアの人の外に高校の先生と大学の教授も居ましたので話を聞きながら園内を一回りしました・・・・・

去年見られなかった花が咲いていましたので近くで見ると何処かで見たような花でした
名前札が小さくて見逃していましたが後で気が付くと『サルナシ』の花でした・・・・・
マタタビ科のサルナシはキウイとも同じ科なので以前洞戸で見たキウイの花が記憶の中に残っていたようでした・・・・・^^




『たくさん咲いていたサルナシの花』  マタタビ科マタタビ属の蔓性植物
学名はActinidia argutaと言います~

1.
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日本や朝鮮や中国などに分布している雌雄異株の蔓性の落葉樹です・・・・・
本州中部以南の温暖地では標高600m以上の山岳地帯に自生する事の多い樹木です

サルナシの果実の味はキウィフルーツと全く同じですがこれはキウィフルーツの原種が中国南部に産するサルナシの近縁種の『シナサルナシ』なので同じような味になるのは当然なのですね・・・・・^^
花は白色で果実はキウィフルーツを無毛にして小さくしたような緑色の2~3cm程度のです
熟した果実は果実酒などに使用したりそのまま食べても美味しいです~^^




2.
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3.
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4.
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サルナシとマタタビは日本全国に自生していますがマタタビは開花期頃から葉の先が白色化するため探し出し易いのに対してサルナシは葉柄が赤紫色である事ぐらいしか目立つ特徴がないので判り難いです・・・・・

それにマタタビに比べて自生数が少ないためによく探さないと見つけ出す事は出来ませんね・・・・><
サルナシの果実はキウイフルーツより小ぶりで表面に毛がないので皮を剥くことなく食べられます・・・・・

キウイよりも香りが強くかすかな酸味と甘みがある食味の良さから『山の珍果』と評価する人もいるようです
果実酒やジャムなどの加工品にも利用されますがビタミンCなどの栄養価が高くタンパク質分解酵素を大量に含んでいるので疲労回復、強壮、整腸、補血などに効能があると言われています~




5.
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6.
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7.
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オシベの中心から飛び出ているメシベの形が面白いですね~
こんな感じを大きくするとトケイソウもこんなようでしたね?^^




8.
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雌雄異株なので雄花と雌花は別の木に咲きますが花のシベ辺りが膨らんでいるものを見るとこれが実になる部分のように思われますのでこの写真の花は雌花のようですね・・・・・^^




9.
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10.
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11.
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12.
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今日はこの薬草園から帰りに達目洞にも寄ってヒメコウホネと近くに咲いていた植物を写してからローズガーデンも見て来ました・・・・・(20日~1ヶ月開催されています)
いつもながら個人でやっていて無料で見せているバラ園としては凄く綺麗です
今年は去年よりバラの種類も増えていました・・・・・^^




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by shizenkaze | 2013-05-26 21:15 | 身近な自然の話 | Comments(12)

『長良川の河川敷に群生している野茨(ノイバラ)』

日曜日が雨だったのに今週は月曜から今日の土曜までとても良い天気が続いていました・・・・・
仕事の昼休みに毎日のように散策している長良川の堤防と河川敷にも多くの花が見られるようになりました
堤防の上から見渡すと一番良く目立っているのがこの『ノイバラ』でした~

以前趣味にしていた渓流のフライフィッシングやルアーフィッシングで山間部の川近くを歩いて川に通じる獣道のような所を通ると腕などに『引っかき傷』が良く付きましたがその犯人はこの『ノイバラ』でした・・・・・><



『可愛い花を咲かせる河原のノイバラ達・・・』 バラ科バラ属の落葉性のつる性低木
学名はRosa multifloraと言います~

1.
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日本の『ノバラ』の代表的なもので沖縄以外の日本各地の山野に多く自生しています・・・・・
ノバラ(野薔薇)とも言いますがシューベルトの曲に使われた野薔薇とは違います

花期は5~6月で枝の端に白色または淡紅色の花を散房状に咲かせます(ラテン語で『花が多い』を意味する種小名の由来となっています~)
それぞれの花は白く丸い花びらが5弁あって径2cm程度の大きさになります~
雄シベは黄色で香りがあります・・・・・

秋になると果実(正確には偽果)が赤く熟すので秋から冬にも河川敷では良く目立ちます~♪^^




2.
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このノイバラを台木として園芸種の色々なバラを育てる事が多いですね・・・
昨年でしたが達目洞のローズガーデンをされている人にバラの育て方などを色々聞く事が出来ました




3.
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今日は白い花と緑の葉がより目立つように青空背景の写真を多く写しました~
空の近くで陽射しは強かったのですが今日の川風はとても気持ちが良かったです・・・・・♪^^




4.
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桜や梅や桃それに梨や林檎等の他の観賞用樹木達と比べても遜色が無いほど可愛くて綺麗ですね
根が丈夫なので少しくらい切っても抜いてもまた生えて来ます・・・・・
こんなにも可愛い花なので生花の材料にしたりもっと利用したいですね~
ノイバラもそう思っているかも知れませんね・・・・・^^




5.
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6.
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蕾もまだ沢山見られました・・・・・^^




7.
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『これでもか~』って自慢しているくらい沢山の花を咲かせていました・・・・・
花後の赤い実には薬効があるようですね
ローズヒップとしてローズティーのようにしては利用されないみたいです・・・・・♪




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9.
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10.
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今日の昼休み散歩ではセンダンの花やセイヨウヒキヨモギの花も見られました・・・・・^^
イヌコモチナデシコやシロハナマンテマとムシトリナデシコの野生ナデシコ達も多く見られました~

コバンソウとヒメコバンソウは緑色から茶色へと小判の色を変えていました・・・・・
ウグイスの声が散歩中にずっと聞こえていましたが変わった大きな声で鳴いている鳥も近くまで来ましたがコンデジでは写せませんでした><

去年初めて生えていることが判って時々観察しているキササゲにも小さな蕾が見られました
今年はキササゲの花が写せそうです~~





(OptioRZ10)
by shizenkaze | 2013-05-25 21:25 | 身近な自然の話 | Comments(32)

『花フェスタ記念公園の園内を歩いて・・・・・』

昨日は公園内の薔薇の花だけを載せましたが今日は『花フェスタ記念公園』の園内を歩きながら写した風景を載せました・・・・・

途中から降って来た本格的な雨で最初に使っていたカメラとコンパクトカメラを交換する為に駐車場まで走って行きついでに家族の傘2本も持って戻りましたが久し振りに走ったので5日経った昨日あたりに疲れが出来ました・・・・・(歳を取ると時差が出ますね><)

風景等によってコンパクトカメラを入れ替えて写しましたが天候の影響もあって綺麗な色の出ないものもありました・・・・・><



『雨の日の散策でした・・・・・^^』

1.『沢山の薔薇の中を歩いて・・・・・』
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2.『ショップが並ぶ所のベンチに座って眺めていた風景です~』
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3.『薔薇以外も咲いています・・・』
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4.
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5.『カップルなら雨の日も楽しいね・・・・♪』
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7.『世界中のバラが咲く所ですがまだこんな状態でした・・・・・><』
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8.『建物の中に咲いている花達です~^^』
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9.『色々な薔薇や花達が咲いてとても綺麗でした・・・・・』
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12.『周囲にポピーとネモフィラが咲いていた池です』
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13.『公園内を走っている可愛い汽車です』
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14.『公園全体が見下ろせます・・・・・^^』
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15.『通路の先に公園汽車のブルーが・・・・・^^』
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18.『沢山のポピーも咲いていました』
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19.『一面に咲く色とりどりの薔薇の花たち』
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20.『ドームのようなイベント会場では子供達のダンス大会が開催されていました~♪』
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雨の中にテントを張ったりビデオ撮影で子供達のヒップホップ等のダンスを写している家族も多く居ました
テレビなどでやっているように今の子供達って凄いですね・・・・・
どのグループが優勝してもおかしくない位でした~

雨の日は傘を差しながら歩くので風が強く吹くと写真を撮っている場合じゃなくなります・・・・・
片手で操作の出来るコンデジがこんな日には便利です~





(OLYMPUS E-620)
(ZUIKO DIGITAL 14-42 1:3.5-5.6)

(OptioRZ10)
(CASIO EX-FH20)
(DSC1400Z)
by shizenkaze | 2013-05-24 21:30 | 公園 | Comments(24)

『花フェスタ記念公園の薔薇達・・・』

5月18日から岐阜県可児市の『花フェスタ記念公園』の薔薇祭りが始まりましたので19日にまだ早いかなと思いながら出掛けました・・・・・

途中から雨が本降りになって写真をゆっくり写せる状況では無かったですがカメラを途中からコンパクトに代えて傘を差しながら一回りしました・・・・・^^

薔薇の名前も最初はネームプレートも交互に写していましたが雨で憂鬱になってしまって途中からは写しませんでした・・・・・
また天気の良い日に出掛け直してもっと多く咲いている薔薇風景を写したいですね・・・・・^^



『薔薇だけを・・・・・♪』

1.
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この公園は平成7年に開催された花の博覧会『花フェスタ’95ぎふ』の会場を岐阜県が再整備して平成8年4月にオープンした県営の都市公園になります・・・・・

ナゴヤドーム(東京ドームと書かないところが中部圏ですね~^^)約17個分(80.7ha)の広大な敷地では約7,000品種30,000株のバラが植栽されたバラ園のほかに企画展示を行う『花のミュージアム』や一年を通じて季節の花木が楽しめる大温室『花の地球館』もあり高さ地上45mの{ 花のタワー』に屋外イベントホールの『プリンセスホール雅』など特徴のある施設もあります・・・・・^^




2.
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ここの最大の魅力は二つの広いバラ園『世界のバラ園』と『バラのテーマガーデン』になります・・・・・
世界有数の品種数7,000品種の殆どがこの2つのエリアに植栽されていますので春から秋にかけてくり返し咲く『四季咲き』の品種のほかに原種やオールドローズのコレクションも充実しているようですが私達が出掛けたときはまだ蕾が多かったのでこれからが見頃になるでしょうね~

バラは春から霜が降りる前まで咲いていますが特に見頃となるのは春と秋で5月下旬~6月上旬には一年で最も多くのバラが咲いて華やかな色がバラの世界を彩ります・・・・・

秋のシーズンでは気温がゆっくり低下していく10月下旬~11月上旬には一年で最も美しくかつ香り豊かなバラが見られると言うことです・・・・・




3.
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4.
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5.
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7.
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雨に濡れた薔薇も写してみました・・・・・




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10.
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12.
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13.
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14.
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19.
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薔薇祭りの時は大人が1000円ですが高校生以下は無料です
薔薇祭り以外の入園は500円で年間パスポートは2000円です・・・・・

他の花も多く見られるのでもう少し近かったらパスポートを買ったかも知れません~^^
家から車で1時間少々掛かりました・・・・・♪

薔薇の花のような大きくて立派な花は苦手なので今日はただ並べただけにしました・・・・・
明日はこの公園の雰囲気が判る風景と他の花達の写真を載せようかと思っています~^^






(OLYMPUS E-30)
(OLYMPUS E-620)
(ZUIKO DIGITAL 14-42 1:3.5-5.6)
(ZUIKO DIGITAL 70-300 1:4-5.6)

(OptioRZ10)
(CASIO EX-FH20)
(DSC1400Z)
by shizenkaze | 2013-05-23 21:34 | 公園 | Comments(28)

『染井吉野(ソメイヨシノ)の果実?・・・・・』

『ソメイヨシノには実が生らない』と言われる事もあれば『ソメイヨシノのサンランボが生っている~』と実際に見た人も多く居ます・・・・・

実際にはどうなのか?
それは『ソメイヨシノ』という植物には実が生らないって言うのが本当のようです・・・・・
じゃ見ていたサクランボは何か・・・・・??^^

桜には自家不和合性と呼ばれる性質があって同じ樹木の中で雄シベの花粉が雌シベに 付着しても受粉して実を結ぶことはありません・・・・・
ですから人工交配の結果で生まれたソメイヨシノに実がならないのは当然の事でした~

そこで挿し木で数を増やしましたがそれらはみんな同じ遺伝子を持つクローンなので『自家不和合性』の性質は継続されています
もし実が生って芽が出たらそれはきっと別の桜との交配雑種になるので正式な分類上の『ソメイヨシノ』ではないのです・・・・・^^

今見ているソメイヨシノに生っている沢山の『実』はその年の春先に他の品種の桜の雄シベの花粉で受粉した実なので厳密に言えば『このソメイヨシノと何処かの桜の交配して出来た実』なんですね・・・・・
でも面倒なので・・・・・『ソメイヨシノの実』って言ってしまう事が多いですけれどね~~><


1.
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2.
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3.
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・・・・・・・パパは誰?^^




4.
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10.
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色々難しい事が樹木図鑑等には書かれていますがこの実を見ていると鳥達も食べに来るのでとても美味しそうですね・・・・・^^

でもよっぽど熟していないと渋くて人様の口には合いません・・・・・
鳥達の味覚って~~~?^^






(OLYMPUS E-30)
(OLYMPUS E-620)
(OLYMPUS E-500)
(ZUIKO DIGITAL 14-42 1:3.5-5.6)
(ZUIKO DIGITAL 40-150 1:4-5.6)
(ZUIKO DIGITAL 70-300 1:4-5.6)
by shizenkaze | 2013-05-22 21:33 | 身近な自然の話 | Comments(22)