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『クミスクチン(ネコノヒゲ)とヌバタマ(ヒオウギ)』

今日は10月最後の日です・・・・・
岐阜薬科大学の『薬草園』は明日から一般公開が出来なくなりますので今日はこの薬草園では最後のものになります~
来年の特別公開日でセレバオウレンが2月下旬に見られるのでそれまでは別の薬草園や河川敷や風景が多くなります~(*´∀`*)

今日は有り触れたものですが可愛い植物(花と実)を載せる事にしました・・・・・♪


1.『猫の髭(ネコノヒゲ)』  シソ科ネコノヒゲ属の多年草
学名はOrthosiphon aristatusと言います~
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原産地はインドから東南アジアです・・・
茎先に総状花序を出したくさんの花が下から上へと咲き上ります~
花の色は白が一般的のようですが淡い紫色のものも見られます・・・・・(*´∀`*)




2.
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属名のOrthosiphon はギリシャ語の『ortho(真っ直ぐ)+siphon(パイプ)』からきています・・・・・
ですから園芸では『オルソシホン』とそのまま呼ぶ事もあるようです~

種小名のaristatus は『芒(のぎ)のある』という意味のようです・・・・・
長く伸びたシベを『芒(のぎ)』と思ったのでしょうか?^^




3.
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園芸上は一年草扱いをされる事があるようです~
和名は英名の『キャッツウィスカー(cat's whiskers)』からきているのですがこれは 唇形の花の間から伸びる白くて長い雄しべと雌しべを『猫の髭』に見立てたものです~
マレー語の『クミスクチン』の名で園芸店などでは流通しているようです・・・・・




4.
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生薬名はカセキソウ(化石草)と言ってインドネシアでは全草を腎臓疾患や水腫のときの利尿などに用いているようです~
日本でも乾燥させたものは利尿剤や血圧降下剤として利用されています・・・・・(*´∀`*)




5.
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薬草園で逢って話をしていたボランティアの解説員の人もこの花が大好きだと言っていました~
その人は『クミスクチン』と呼んでいました~(#^.^#)




6.
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7.
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8.
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この姿を見ていると本当に猫の髭みたいですね~

我が家の愛猫『ビアンカ』の生え変わる為に抜けて落ちている髭もこんな感じです~(*´∀`*)




9.
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10.
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11.『ヌバタマ(ヒオウギの実)』  アヤメ科アヤメ属の多年草
学名はIris domesticaと言います~
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以前はヒオウギ属(Belamcanda)に分類されていてBelamcanda  chinensisの学名でしたが植物分類が大きく変わっるようになった2005年に分子生物学によるDNA解析の結果からアヤメ属に編入されて今の学名になりました~♪




12.
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黒く艶のある丸い種子を『ぬばたま』や『うばたま』と呼んで和歌での枕詞『夜・夕・髪』などに掛かる言葉とされています~

艶のある黒い種子はとても綺麗です~




13.
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ブラックパールよりもっと黒くて丸く削られ磨かれた黒曜石のようです~
今の私達にも綺麗に思えるので古代の人々にはもっと素晴らしいものに思われたのでしょうね・・・・・




14.
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15.
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16.
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この写真を見ながら『またお正月の前に御節の黒豆を煮なきゃ・・・・・』なんて思っている人がいるでしょうね~
ほら・・・・貴女の事ですよ~(*´∀`*)




17.
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18.
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19.
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20.
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21.『黒っぽいパソコン周りに・・・・・』
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パソコンやモニター枠は黒一色だしパソコンデスクはグレーで何となくイメージが暗いので先日見かけた『ウサギマウス』とピンクのマウスパッドを買いました~
何となく少女趣味っぽいでしたが少しは明るくなりました・・・・・(*´∀`*)

今日は昼過ぎから雨になりました
明日も朝から雨のようです・・・・・
今週の土曜は仕事ですが日月の連休は休みなので天気が気になります

また台風(20号)が発生したようですがこれはあまり影響がないようですね~♪




(OLYMPUS E-30)
(OLYMPUS E-620)
(ZUIKO DIGITAL 35mm 3.5Macro)
(ZUIKO DIGITAL 14-42 1:3.5-5.6)
(ZUIKO DIGITAL 70-300 1:4-5.6)

(OptioRZ10)
by shizenkaze | 2014-10-31 20:41 | 身近な自然の話 | Comments(18)

『アマランサスとタカキビと薬草園風景~』

今日は地味な植物2種と私がホームグランドのようにしている薬科大学の薬草園風景を載せてみました~
名前は知っていてもあまり見かける事のない『アマランサス』ですが野山で見かける『ヒユ』と同じ仲間なんですね

実際に堤防や河川敷にアマランサスが生えていたとしても多分私は気が付かないでしょうね~(´;ω;`)
何となくケイトウの花にも似ていますね・・・・・

この薬草園はエーザイの薬草園とは違ってきちんとした仕切りが無いので無造作に感じられますが散策してみるとこの自然体って感じが楽しいです~



1.『アマランサス(赤花)』  ヒユ科ヒユ属(アマランサス属)の非耐寒性一年草
学名はAmaranthusと言います~
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和名には『ケイトウ(鶏頭)』を含む種類も多いのですがケイトウ (Celosia argentea) は同科別属なので少し違います・・・・・♪
ギリシャ語の 『Αμάρανθος(アマラントス)花が萎れることがない』が語源のようです~
ヒエ、アワ、キビ等のイネ科の雑穀とは別の『擬似雑穀』と言われる植物です・・・・・




2.
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花を楽しむためと観葉植物として栽培されていますが古代南米のインカ文明などでは種子のために栽培されていてトウモロコシや豆類に匹敵する重要作物であったと言われています~
19世紀に入るとインドなどでも大規模に栽培されるようになり日本へは江戸時代に主に観賞用として伝来したようです~
東北地方では小規模ながらアカアワなどの名前で食用にも栽培されていました・・・・・(*´∀`*)




3.
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タンパク質は精白米の約2倍で雑穀の中でもタンパク質の多いソバをも上回っていて質的にも優れています~
カルシウムは精白米の25倍、脂質は5.6倍、鉄分は50倍と、ヒエ、キビ、アワに較べてもはるかに多くその他には繊維やリン、カリウムなども多く栄養価の高い食品と言われています~




4.『アマランサス(白花)』  ヒユ科ヒユ属(アマランサス属)の非耐寒性一年草
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白花と言っても赤花より色が薄いだけです~
栄養的には変わりがないようです・・・・・♪




5.
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6.『タカキビ』  イネ科モロコシ属の一年草
学名はSorghum bicolorと言います~
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別名をモロコシとも言います・・・・・(*´∀`*)
熱帯アフリカ原産でソルガムとも呼ばれています~
主要な栽培食物のひとつであって穀物としての生産面積ではコムギ、イネ、トウモロコシ、オオムギに次いで世界第5位になっています~
熱帯、亜熱帯の作物で乾燥に強いので稲や小麦などが育たない地域でも成長します~




7.
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品種改良した『ホワイトソルガム』がアメリカで開発され日本でも流通しています・・・・・
実の色は白くて従来のモロコシが含んでいたタンニンの除去に成功しています

小麦粉に含まれるグルテンを含まないので小麦アレルギーがある人でも問題なく食べられるのでよく利用されています~
鉄分・カルシウム・マグネシウム・食物繊維・不飽和脂肪酸などを他の穀物よりも多く含んでいるのでこれからもっと多く利用されると思います~(*´∀`*)




8.
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9.
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10.『薬草園の入口です~』
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岐阜駅方面からでは道路の右側になります~
左には『岐阜畜産センター』が続いています・・・・・
薬草園には駐車場がないので畜産センターか市民公園の駐車場に車を停めます~

11月から3月の特別公開日までは一般公開はされませんので暫くは行けないです・・・・・




11.
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散策道のようなハッキリした所はないので道に沿って歩いたり柵のしていない場所なら近寄って見る事ができます~
この大らかさがいいです~(*´∀`*)




12.
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13.
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ここにウコンが3種ほど見られますが混じって『ダンドク』も見られますので葉などを比べながら楽しんでください~




14.
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ローゼルの実が生っていたり棚にはサルナシが見られたりします~
その下には蕎麦の花も咲いていてハーブ達も然りげ無く(雑じゃないですよ~)見られます・・・・・♪




15.
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右奥のテントのような所が受付なので記名してから見学します~
奥にあるフェンスで囲まれた所にトリカブトのような猛毒種が植えられています・・・・・

植物には名札が立てられていますが『科名』等は書かれていませんが受付でもらえる一覧表で確認できます




16.
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この奥の山裾に早春には『セリバオウレン』が群生します~
今の季節にはリンドウが多く見られます・・・・・(*´∀`*)




17.
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この薬草園では117科700余種の薬用植物を栽培しているようで季節毎に出かけると楽しく勉強ができます

公開日は4月~7月、9月~10月(毎週月、水、金、日曜日の午前10時~午後4時)
特別公開日は2月下旬にオウレンの開花時期に実施されています~

薬草園HP




18.
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『来年もここにおいでよ~』なんて言ってるようなバッタはイナゴかな?
まだ小さいようなので子供なのかも知れませんでした~~(*´∀`*)

寒くなると虫達も少なくなりますね
野山の生き物たちが少しでも暖かく過ごせるといいな~♪





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by shizenkaze | 2014-10-30 20:26 | 身近な自然の話 | Comments(18)

『石蕗(ツワブキ)とアメジストセージと河原撫子(カワラナデシコ)と薄荷(ハッカ・ミント)達・・・』

昨日と今日の朝はよく冷えました・・・・・
日中は気温も上がって過ごし易かったのですが気温の変化が激しいので風邪をひき易くなっています~><

職場でも彼方此方で咳や嚔が聞こえます~゚(゚´Д`゚)゚

今日も色々な植物を載せましたが今日は花が咲いていたものを載せました・・・・・
写したのは岐阜薬科大学の薬草園です~


1.『石蕗(ツワブキ)』  キク科ツワブキ属の多年草
学名はFarfugium japonicumと言います~
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ツワブキは日本庭園などの池の周囲などに多く見られますのでそのような所で写した方が綺麗で味のある写真になったと思いますが薬草園で見た花として今日は紹介していますので図鑑写真のようなものになっています~♪




2.
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福島県・石川県以西から四国、九州、琉球諸島(大東諸島と尖閣諸島を除く)に見られます~
日本以外では朝鮮半島、中国、台湾に分布して低地から山地の日陰や海岸に多く見られます・・・・・
ツワブキは有毒物質のピロリジジンアルカロイドを含有していますがアク抜きをしてキャラブキとして食べられています~
私はツワブキのキャラブキが好きです~(*´∀`*)




3.
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ツワブキは民間薬としての用途が主なものです・・・・・
葉を火にあぶって柔らかくし細かく刻んで打撲、できもの、切り傷や湿疹に外用すると効き目があるとされています~

葉を青汁が出る程よく揉んで打撲、できもの、切り傷、湿疹に外用として直接つけます・・・・・
ツワブキの葉の青汁には青葉の強い臭いがありますがこれはツワブキの葉にヘキセナールという成分が含まれているからなんですがヘキセナールには強い抗菌作用があります~♪

洗浄利用にはツワブキの葉を10gを0.2ℓの水で煎じて痔疾などの患部を洗うと良いと言われています~




4.
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5.
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蕗の花より菊の花に近いですね~
葉も年中青々としているので庭などに植えられるのでしょうね・・・・・(*´∀`*)




6.
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7.
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8.
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9.『アメジストセージ』  シソ科アキギリ属の多年草
学名はSalvia leucanthaと言います~
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別名をメキシカンブッシュセージやサルビア・レウカンサやヤクヨウサルビアと言います~
メキシコ・中央アメリカに分布する植物で比較的大型の草花で草丈は60cm~1.5mになります
株元からたくさんの茎を出して茂り横にもよく広がります・・・・・♪




10.
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普通はハーブ園などや花壇でもよく見かけますがやっぱり薬効があるので薬草園にも見られました~




11.
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主成分は『ツジョン(揮発油)約50%』が主でジテルペン、フラボノイド、フェノール酸、タンニンも含まれています・・・・・
食べすぎ飲みすぎなどには乾燥セージ葉を2~3枚入れた熱い紅茶でセージティーにするといいようです~

軽く煮出して『うがい薬』としても用いられるようです・・・・・
葉数枚に熱湯を入れて毎日飲用すると生理不順に月経の血の流れを促進して強壮や通経効果があり更年期の身体の火照りやホルモン変化に適応される効果があるといいます~♪




12.
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色の種類も多いようですがツートンカラーの花は特に綺麗で可愛く感じました~(*´∀`*)




13.
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14.
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15.『河原撫子(カワラナデシコ)』  ナデシコ科ナデシコ属の多年草
学名はDianthus superbus L. var. longicalycinus (Maxim.) F.N.Williamsと言います~
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秋の七草の1つになっているナデシコ(撫子)です~
別名はナデシコやヤマトナデシコとも言います・・・・・(#^.^#)




16.
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普通は観賞用に植えますがこの植物も薬効があります~
8~9月の開花期に全草を抜き取って乾燥させます・・・・・
これを生薬で『瞿麦(くばく)』といいます~

果実を熟した頃に採取して風邪通しのよい日陰で干しよく乾燥したら静かに手もみをして黒い種子だけ集め1~2日間で日干しにして十分乾燥させたものを生薬では『瞿麦子(クバクシ)』といいます




17.
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むくみ(水腫)のときの利尿には1日量3~6グラムの瞿麦子に水0.3リットルを加えて煎じながら約半量になるまで煮詰めたものを漉して3回に分けて服用します・・・・・
顕著な利尿作用があって塩化物の排出量が増加しますので『むくみ』のときの利尿に用います~

通経薬としては月経不順に利尿剤と同様にして服用しますが通経堕胎の作用があるので妊婦には絶対に用いないようにします・・・・・

膀胱炎などには瞿麦(くばく)10グラムを水0.5リットルを煎じて1日5~6回服用すると良いそうです~




18.
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19.
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20.
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21.
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22.『野鶏頭(ノゲイトウ)』  ヒユ科ケイトウ属の一年草
学名はCelosia cristataと言います~
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23.『鶏頭(ケイトウ)』  ヒユ科ケイトウ属の一年草
学名はCelosia argenteaと言います
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24.『薄荷(ハッカ・ミント)』  シソ科ハッカ属(ミント属、メンタ属)の多年草
学名はMentha canadensis var. piperascensと言います~
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色々なものに利用されていますので誰でも一度は口にしたりしていますね~
直接摂取しなくても清涼感のあるスプレーや化粧液にも使われています・・・・・♪




25.
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シソ科の唇形花は可愛いですね~(*´∀`*)




26.
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27.『藤袴(フジバカマ)』  キク科ヒヨドリバナ属の多年草
学名はEupatorium japonicumと言います~
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秋の七草の一つですね~
アサギマダラがよく来るようですが今年はまだ出会いがないです~(´;ω;`)

今週末はもう11月ですね・・・・・
連休は雨のようなので紅葉探しは出来ないようです~゚(゚´Д`゚)゚

毎日気温が下がるようになり山々にも所々に赤い色が見られるようになりました
近くの水道山や金華山はまだですが少し郊外に出かけると色付いた風景にも逢えそうです~
せめて1日晴れてくれないかな~





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by shizenkaze | 2014-10-29 21:23 | 身近な自然の話 | Comments(12)

『郁子(ムベ)と何首烏芋(カシュウイモ)とローゼルと波布草(ハブソウ)と檀特(ダンドク)の実~♪』

今日は岐阜薬科大学の薬草園で見た『実』を5種類載せてみました~
馴染みのあるものから珍しいものまで色々見られました・・・・・

珍しいものは調べるにもなかなか図鑑等には出ていないので調べるのに少し時間がかかりました~(´;ω;`)


1.『郁子(ムベ)』  アケビ科ムベ属の常緑蔓性木本植物
学名はStauntonia hexaphyllaと言います~
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別名をトキワアケビと言います~
同じ科のアケビに似ていますが果皮はアケビに比べると薄くて柔らかく心皮の縫合線に沿って裂けることはありません・・・・・♪




2.
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3.
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4.
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5.
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6.
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赤く色付いていました~
中には甘い所があるのですがアケビと同様に食べる部分は少ないですね・・・・・




7.
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8.
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9.
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10.『何首烏芋(カシュウイモ)』  ヤマノイモ科ヤマノイモ属の多年草
学名はDioscorea bulbifera f.domesticaと言います~
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ニガカシュウの品種の植物で基準種のニガカシュウのムカゴは苦みが非常に強いようですがこのカシュウイモのムカゴにはわずかな苦みしかなく食用に向くようです~
非常に大きなムカゴを付けるのでジャガイモのように利用できます・・・・・

ヤマイモと同じ属の植物なの地下に球形の芋ができます~
東南アジアなどでは普段はムカゴを利用して芋は飢饉の時の非常食としてのみ利用していたそうです~
『カシュウ』というのはやや形態が似るタデ科のツルドクダミのことのようです~♪

カシュウイモは最近では『宇宙いも』や『エアーポテト』などの商品名で販売されていますがこれは高い位置に付くムカゴを芋に見立てたネーミングのようです~(*´∀`*)




11.
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触れるとポロリと落ちてしまうようなので『触れないでください』と注意書きがありました~




12.
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大きなムカゴですね~
こんなものが普通のヤマノイモに生っていたらビックリして腰を抜かすかも・・・・・(*´∀`*)




13.
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14.
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15.
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16.
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17.
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18.『ローゼル』  アオイ科フヨウ属の一年生または多年生の亜灌木(亜低木)
学名はHibiscus sabdariffaと言います~
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高さ2~3mに育ち花はクリーム色で葉腋に単生し短日植物で9~11月頃に開花をします・・・・・
萼と苞は肥厚して写真のように赤く熟します~




19.
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萼と苞の肥大した部分は酸味があって生食もできますがジャムやゼリー、酒、ハーブティー、清涼飲料など様々なことに利用されています~
葉は野菜として利用できますし茎は繊維としても利用されています・・・・・(*´∀`*)




20.
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このローゼルは色々な所で見かけます~
この写真を撮った薬科大学の薬草園とエーザイの薬草園にありますし山県市の香りの森公園やフラワーパーク江南でも見る事ができます~

薬草園では無理ですが香りの森では係りの人が居たら1個貰って齧ってみると酸っぱさが分かって楽しいですよ~(*´∀`*)




21.
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22.
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23.
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24.
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25.『波布草(ハブソウ)』  マメ科ジャケツイバラ亜科センナ属の一年草
学名はSenna occidentalisと言います~
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アメリカ合衆国南部から熱帯アメリカにかけてが原産地です~
日本には江戸時代に毒虫や毒蛇とくに『ハブ』に咬まれたときの民間薬として導入されたためにこの名前が付けられました・・・・・




26.
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漢名は望江南(ぼうこうなん)と言いますが比較的新しい渡来種のために漢方薬に配剤されることは無いようです・・・・・
この種子を炒ったものを『ハブ茶』と言いますが現在健康食品として売られているものは同属で別種の『エビスグサ』の種子で漢方名『決明子(けつめいし)』です・・・・・♪

同属で別種のエビスグサよりも葉先がとがっていて鞘の付き方もエビスグサは湾曲して垂れ下がるのに対しハブソウは水平よりも上を向くので区別が用意にできます~(*´∀`*)

カメムシが気に入っているようでたくさん来ていました・・・・・
何匹いるのでしょうね?




27.
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花もまで咲いていました~
黄色い花なのでよく目立っていました・・・・・♪




28.
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29.
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30.『檀特(ダンドク)』  カンナ科カンナ属の多年草
学名はCanna indica L.と言います~
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先日私のブログで『ウコン』と一緒に見られたのでウコンの実じゃないかと迷った植物でした・・・・・
カリブ諸島や熱帯アメリカ原産です・・・・・
園芸目的で世界各地に移出している植物で園芸種のカンナの原種のひとつとされています~♪

この花は赤色でしたが黄色い花を咲かせるものもあるようです~




31.
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地下にあるショウガに似た塊茎から茎を伸ばしますが葉の形もウコンなどによく似ています
ただ茎に付く姿がウコンなどのショウガ科のものとは違っていました~
でも植物学上ではカンナ科はショウガ目なんですね・・・・・(#^.^#)




32.
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秋に咲く花もいいですが折角『実』が見られる季節なんですからたくさんの実を見たいですね~
ドングリのようなブナ科の実やミズキ科の可愛い実・・・・・
『卵が先か鶏が先か・・・』なんて昔はよく言っていましたが実を見ていると『実が先なのか木が先なのか~?』と思ってしまいますね~(*´∀`*)

色々な実を小さな植木鉢に入れて育てたら芽が出るでしょうか~?^^
昔は山のドングリをたくさん育てて30cmくらいになったら山に返しました・・・・・・・
またそんな事がしたくなりました~♪






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(OLYMPUS E-300)
(OLYMPUS E-620)
(ZUIKO DIGITAL 35mm 3.5Macro)
(ZUIKO DIGITAL 14-42 1:3.5-5.6)
(ZUIKO DIGITAL 70-300 1:4-5.6)
by shizenkaze | 2014-10-28 21:01 | 身近な自然の話 | Comments(20)

『蕎麦(ソバ)と藍(アイ)の花~♪』

蕎麦の花は色々な所で見られるようになりました~
今まで見られなかった所でも観光用なのか蕎麦が植えられて白い花がよく目立ちました・・・・・

岐阜でも山間部に植えられて今までにも何度も写していましたがもう今では花も終わって実が生っている所が多くなっていますね~
先日載せた『フラワーパーク江南』でも赤蕎麦は見られましたが蕎麦は実が出来かけていて黒っぽくなっていました・・・・・

昨日出かけた薬科大学の薬草園の蕎麦が植えられていた所は花も終わりになっていましたがサルナシ棚の下などに見られた蕎麦はまだ綺麗な花が咲いていました~
場所的にも植えたものではなくて近くの蕎麦が栽培してあるエリアから逃げ出して来たもののように思えました~

今日は蕎麦の白い花と藍の赤い花を載せました~
どちらもタデ科の植物ですね・・・・・(*´∀`*)


1.『蕎麦(ソバ)』  タデ科ソバ属の一年草
学名はFagopyrum esculentumと言います~
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蕎麦についての説明などは以前に書きましたので今日は省かせて頂きますね~(#^.^#)




2.
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14.『藍(アイ)』  タデ科イヌタデ属の一年草
学名はPersicaria tinctoriaと言います~
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原産地はインディゴの名の通りインドのようです~
外形はイヌタデによく似ていますがアイは葉を傷つけると傷口が藍色になるので違いが判ります・・・・・
茎は高さ60~90cmになりよく枝分かれをします~
葉は幅の広い披針形をしています・・・・・

葉は藍染染料の原料となる他に乾燥させて解熱、殺菌の漢方薬としても用いられます~(*´∀`*)




15.
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昨日は日曜なので会社には行きませんので先日のジョウビタキが来ていたのかどうかは判らないですが今日の9時半頃にジョウビタキの鳴き声がしたので窓から見ると窓の近くの電線に止まっていました~♪
昼にいたら写真を撮ろうと思って今日はカメラを持って行きましたが昼には探しましたが見られませんでした
でも今日も見られたので不思議と言うより何となく笑えました~(*´∀`*)






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by shizenkaze | 2014-10-27 20:47 | 身近な自然の話 | Comments(22)

『達目洞の臭木(クサギ)と野蒲萄(ノブドウ)と長穂赤吾亦紅(ナガボノアカワレモコウ)と石見川(イシミカワ)』

この季節の達目洞(だちぼくぼら)は植物観察の人の姿は少ないようで停めてある車の持主達は金華山の登山者ばかりのようです~

カメラをぶら下げて彼方此方を彷徨っていたのは私だけのようでした・・・・・(*´∀`*)
今は植物達もたくさんの『実』をつけて私を楽しませてくれました
今日は3種類の実と1種類の花を載せてみました~♪


1.『臭木(クサギ)』  シソ科(以前はクマツヅラ科)クサギ属の落葉小高木
学名はClerodendrum trichotomumと言います~
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葉を触ると一種異様な臭いがするのがこの名の由来であるのですが可愛い花には甘い香りがあります~
昼間はアゲハチョウ科の大型の蝶が来て日が暮れるとスズメガ科のような大型の蛾がよく訪花し受粉に協力するので効率よく受粉が行われるようです~(*´∀`*)




2.
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紺色のようになる前の実はターコイズブルーなので宝石みたいです~
額の赤色との対比がとても綺麗です~♪

この果実は鳥に摂食されて種子分散が起きると考えられています・・・・・




3.
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4.
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開きかけのガクですがこの中から実が現れます~♪




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7.『野葡萄(ノブドウ)』  ブドウ科ノブドウ属の蔓性落葉低木
学名はAmpelopsis glandulosa var. heterophyllaと言います~
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北海道から沖縄まで分布する木本の蔓植物で木本性ですが太くなって高木に届くまでになることは無いようです~
主に藪や草原に繁茂していて花は夏に開き花弁は5枚で雄シベも5本見られます~

花弁と雄シベは早期に脱落するようですがその後も蜜を分泌するようでアリの姿をよく見掛けます~
花の形はヤブガラシとよく似ていて果実は淡い紫色を経て空色に熟します・・・・・
空色の果実は珍しくコバルトブルーが秋の野山を彩ると飾りたくなりますが残念ながら切花にするとすぐに色あせてしまうようです~(´;ω;`)
ノブドウの実は悪味でとても人には食べられませんが鳥には良く食べられるようです~(*´∀`*)




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いつ見ても可愛い実達です・・・・・(#^.^#)




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15.『長穂赤吾亦紅(ナガボノアカワレモコウ)』 バラ科ワレモコウ属の多年草
学名はSanguisorba tenuifolia var. purpureaと言います~
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濃い紅紫色の小さな花が集まって長さ1~7cmくらいの花穂をつくっています~
花には花弁が無くて赤く見えるのは萼片になります・・・・・
萼片は4枚あり4本の雄シベが花から突き出ます~
花の色が似ている吾亦紅(ワレモコウ)と間違えやすいですが本種の方が花穂が長くて小葉も細いので区別できます~




16.
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達目洞(だちぼくぼら)に見られるものはこのナガボノアカワレモコウが殆どで普通のワレモコウは見られないです・・・・・
数は多く見られます~




17.
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根際から生える葉は奇数羽状複葉です~
小葉は幅の広い披針形で縁には粗い鋸歯が見られます・・・・・♪^^




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属名のSanguisorbaはラテン語の『sanguis(血)+sorbere(吸収する)』から来ているようです~
根にタンニン多いので止血作用があるという評判から名づけられたと言われています・・・・・
種小名のtenuifoliaは『薄い葉の』という意味で変種名のpurpureaは『紫色の』という意味です~

学名などはラテン語なので判りにくいですが最近は学名をそのまま園芸種の品種名にしている事も多いので馴染みのある名前もありますね~
私が高校時代から調べていた古生物(化石)も全てがラテン語でした~
日本語もよく間違えるのにラテン語なんて無理ですよね・・・・・(´;ω;`)




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シベが可愛いですね~(*´∀`*)




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25.『石見川(イシミカワ)』 タデ科イヌタデ属の蔓性一年草 
学名はPersicaria perfoliataと言います~
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和名の漢字表記他にもに石実皮・石膠の字が当てられますがそれぞれの謂われが伝えられていますが本来の語源がどれなのかはハッキリしていません・・・・・




26.
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花後につく5mm程の果実は熟して鮮やかな藍色となり丸い皿状の苞葉に盛られたような外観となります~
この藍色に見えるのは実際には厚みを増して多肉化した『萼』でそれに包まれて中には艶のある黒色の固い痩果があるのです~
本当の果実は痩果なのですが付属する器官も含めた散布体全体としては鳥などについばまれて種子散布が起こる漿果のような形態になっているようです~(*´∀`*)




27.
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同じタデ科なのでアキノウナギツカミやママコノシリヌギイのように茎に逆棘が見られますね・・・・・
こんなものを手に取って扱いたら痛いでしょうね~゚(゚´Д`゚)゚




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お皿の上に乗っているように見えますね~(#^.^#)




32.
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今日は他に『岐阜薬科大学の薬草園』と『畜産センター』にも行きました・・・・・
薬草園は今シーズンは今月末で一般公開が終わるので今日も出かけることにしました
帰りに畜産センターで秋バラと馬や豚達を見てきました~

今日は息子夫婦が来るので早めに帰りました・・・・・・・
まだ金華山などでは紅葉は見られないです~





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by shizenkaze | 2014-10-26 21:17 | 身近な自然の話 | Comments(28)

『唐胡麻(トウゴマ)と阿蘭陀千日(オランダセンニチ)と黄花阿蘭陀千日(キバナオランダセンニチ)』

今日も薬草園できた植物ですが同じものを二箇所の薬草園で見ると後で見た方が実が出来たばかりと言う不思議に出逢えました~
こうして見ると植物の生育は地域や場所だけでなく植えられた時期によっても違う事が判ったように思えました~

今日載せたものは以前にも載せたことがありますが『キバナオランダセンニチ』は今回初めて紹介する植物になります~


1.『唐胡麻(トウゴマ)』  トウダイグサ科トウゴマ属の多年草
学名はRicinus communisと言います~
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一属一種で原産地は東アフリカと考えられていますが現在では世界中に分布していて公園などの観葉植物として利用されることも多いようです・・・・・
この写真のものはエーザイの薬草園で写したものですが『フラワーパーク江南』でも見られました~

実と一緒に花もまだ見られます・・・・・(*´∀`*)




2.
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別名をヒマ(蓖麻)と言い種子から得られる油はひまし油(蓖麻子油)として広く使われています・・・・・
種にはリシン(ricin)という毒タンパク質があるので使用には注意が必要です~(´;ω;`)

学名のRicinusはラテン語で『ダニ』の意味ですがその名のとおり果実は模様と出っ張りのためダニに似ています・・・・・
トウゴマには栽培品種が多くあってその植生や形態は個体によって大きく変化してあるものは多年生で小さな木になりますが他のものは非常に小さく一年生の場合もあります・・・・・
葉の形や色も多様で園芸家によって観葉植物用に栽培されていものが多くあります~♪




3.
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『ものもらい』にはトウゴマの皮を取り去った種子1個と同分量の梅肉をよく練り合わせて就寝時に臍(へそ)の中に詰めてその上から絆創膏で止め翌朝取り去ると良いと言われています~♪

下剤には市販のヒマシ油を用いますが1回量としては大人で25ミリリットル程度までが限度のようです・・・・・




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5.
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『岐阜薬科大学』の薬草園で見たものは19日の日曜に写したものですがこちらのものはまだ実の色が緑でした・・・・・
エーザイの薬草園よりこちらは北になりますが場所ではなくて最初に植えられた時期のためにこれだけの違いが出ているのではないかと私には思えました~(*´∀`*)




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実の姿が何となく『アメリカフウ(モミジバフウ)』の実のような形に見えますね・・・・・
可愛いのですが猛毒成分『リシン』が含まれています~゚(゚´Д`゚)゚




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10.
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11.
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花や蕾もまだ見られます~
こちらの薬草園は今月一杯で一般開園が終わるので熟して色が赤茶色になるのは道路から見るしか無さそうですね・・・・・><





12.『阿蘭陀千日(オランダセンニチ)』  キク科オランダセンニチ属(スピランテス属)の多年草
学名はSpilanthes acmellaと言います~
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原産地は南アメリカで日本へは江戸時代の後期に渡来したとされています~
筒状花だけからなる卵形をした黄色の花(頭花)を咲かせるので別名を『エッグボール』とも言います~




13.
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葉は卵形で対生で縁には浅い鋸歯があります~
葉には山椒のような刺激的な風味があり香辛料とする事があります・・・・・




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可愛い花ですね~(*´∀`*)




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20.『黄花阿蘭陀千日(キバナオランダセンニチ)』  キク科オランダセンニチ属(スピランテス属)の多年草
学名はSpilanthes oleraceaと言います~
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原産地は南アメリカで日本へは明治時代の初期に渡来した植物です~
観賞用、薬用、香辛料として栽培されていて草丈は30cmから40cmくらいです
茎は根元からよく枝分かれをします・・・・・

葉は濃緑色をした卵形で対生で葉の縁には鋸歯があります~
開花時期は7月から9月で楕円形をした黄色い頭花をつけます・・・・・

辛味成分のスピラントールを含んでいますがその含量はオランダセンニチよりも高いと言われています~
花や葉を香辛料として用いるほか食欲増進剤などにも用いられています~♪




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24.
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本当に黄色一色の花ですね~
オランダセンニチと比べると向こうの方が少しだけ可愛いかな・・・・・(*´∀`*)




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27.
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昨日の昼休みに堤防で『ジョウビタキ』の男の子がジッとしていたので頭を撫でてやったら暫くして飛んで行ったと書きましたね・・・・・

嘘のようですが今日の11時頃に会社の中のトイレが使用中だったので外にあるトイレに行って戻る時に私の後方から1羽のジョウビタキの男の子が飛んで来て地面に降りました・・・・・
今まで会社の敷地でジョウビタキは女の子を1度だけ見た事がありますがまず来る事はありませんでした
そして飛んで会社の屋根に止まったり降りて車の横をキョロキョロして歩いたり敷地内のケーブル線や窓枠に止まったりしていました
仕事中なのでそのまま戻り仕事をして昼食時間には早く食べ終えて外に出ましたがジョウビタキは見られませんでした~(´;ω;`)

暫く堤防を歩いて昨日の場所に行きましたがやっぱり見られませんでした・・・・・
これが昼に私が外に出てジョウビタキが待っていてくれるような事があったら奇跡だったでしようがそんな奇跡は起きませんでした~
心の中でちょっぴり期待していましたが・・・・・(#^.^#)





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by shizenkaze | 2014-10-25 21:05 | 身近な自然の話 | Comments(18)

『竜胆(リンドウ)と野鶏頭(ノゲイトウ)と川続断(センゾクダン)』

今日も薬草園で見た植物ですが二種類の花は野山などで普通に見られる花です~
野に咲く花を歩きながら見ていたいですが一度に色々なものが見られる薬草園につい足が向いてしまいます・・・・・

今日載せている写真は『岐阜薬科大学』の薬草園で写したものです
この薬草園は今年の一般公開は今月末で終わります・・・・・
来年は3月のオウレンが咲く頃の開園になります~



1.『竜胆(リンドウ)』  リンドウ科リンドウ属の多年草
学名はGentiana scabra var. buergeriと言います~
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本州から四国・九州の湿った野山に自生する植物です~
花期は秋で花は晴天の時だけ開きます・・・・・
釣り鐘型の綺麗な紫色で茎の先に上向きにいくつも咲かせます
高さは50cmほどで葉は細長く対生です~(*´∀`*)




2.
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昔は水田周辺の草地や溜池の堤防などにリンドウはよく自生していましたがそれは農業との関係で定期的に草刈りがなされ草丈が低い状態に保たれていたためだったからですが近年になって手入れの入る場所が少なくなったためにリンドウ等の植物が見られる機会が少なくなってしまいました・・・・・゚(゚´Д`゚)゚




3.
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園芸植物としてや野草としてよく栽培されますが園芸店で売られているもののは別種のエゾリンドウの栽培種のことが多いようです~♪




4.
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リンドウは生薬では竜胆(りゅうたん)といいます~♪
竜胆は苦味が強いことでよく知られています・・・・・(´;ω;`)
クマの胆嚢を乾燥した『クマの胆(い)』の、熊胆(のうたん)より苦いということから竜の胆として竜胆(りゅうたん)の名前がついたとされています~(#^.^#)




5.
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竜胆は主に健胃を目的としますが苦味成分であるゲンチオピクロシドという成分は舌の先を刺激して大脳反射により胃液の分泌を盛んにして直接胃内に入ってからも胃液の分泌を促進することが知られています・・・

生薬の竜胆末0.5gを食前に飲むか竜胆の粉末1日量2~3gとして煎用します・・・・・・
唾液、胃液、膵液、胆汁の分泌を促進して胃腸の働きを活発にするため食欲不振、消化不良、胃アトニー、胃酸過多症、腹痛などに効果があります~(*´∀`*)

ノドが腫れて痛いときには根を砕いて飲むと痛みがとれると言われています~♪




6.
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優しい色に見えますね~♪




7.
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薬草園の一番奥で早春に『セリバオウレン』が見られる山裾にたくさん咲いていました゜・・・・




8.
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9.
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10.
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11.
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14.
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15.『野鶏頭(ノゲイトウ)』  ヒユ科ケイトウ属の一年草
学名はCelosia cristataと言います~
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原産地はインドで別名をカラアイ(唐藍)と言います~
インド育ちなので寒さや湿気に弱いですが乾燥には強い植物だと言われています・・・・・(#^.^#)




16.
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花序は細長く花の色は赤から銀色へと変化します・・・・・
花は下から上へと咲き上がるので綺麗に見えますね~(*´∀`*)




17.
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属名のCelosiaはギリシャ語の『keleos(燃やした)』からきているようで焼けたように赤く乾燥した様子を表したものと言われています~
種小名のargenteaは『銀白色の』という意味です・・・・・♪




18.
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園芸店などでは属名のセロシアの名でも流通していて園芸品種が多く見られるようです
可愛い花なので人気があるのでしょうね~♪




19.
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20.
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21.
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普通見られる『ケイトウ』と比べると色が淡くて姿もおとなしく感じますね・・・・・
こんな優しい花が大好きです~




22.
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23.
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24.『川続断(センゾクダン)』  マツムシソウ科ゾクダン属
学名はDipsacus japonicaと言います~
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この植物は生薬に為に栽培されているもののようで植物図鑑などには全く載っていませんでした
調べても製薬会社の薬の成分として出ているだけなので薬効などだけを書いておきます~




25.
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川続断という名は四川(しせん)省の続断からきています・・・・・
『続断』は字のごとく骨折のように断ったものを続ぐという薬効から命名された生薬名で根を薬用にします・・・生薬名のように骨折の治療薬とされていました~♪

実際に接骨しにくい老人によく効いたと言われています・・・・・
骨折以外に腰痛、関節痛や下半身がヨロヨロする方や婦人病にも応用されるようになり肝腎の補益の生薬としても用いられたり強精剤にも配合されているようです~




26.
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これらは花が終わって花弁が散った後に出来た実のようですね・・・・・
薬用に使われるのはこの実ではなくて『根』です~♪




27.
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珍しい植物なので写しましたが来年は花が写したいですね・・・・・(*´∀`*)




28.
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29.
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30.
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31.
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今日の昼休みに堤防を歩いていました
草刈が終わり刈り取られた植物達がまだ残されていてその上をツマグロヒョウモン達が飛び交っていました

暫く歩いて水防団の道具等がしまってある建物の横で小さな鳥を見ました
よく見るとジョウビタキの男の子でした~
全く動かないのでカラスなどに襲われて死んでしまったのかともっと寄って顔を見ましたら目が開いているので生きていることが判りました・・・・・

野生の生き物には触れない方が良いのですがとても気になってジョウビタキの頭を人差し指で『いい子いい子』って撫でてやりました~
そして少し眺めていると飛び立って行きました・・・・・・・・・
何をしていたのかどうしていたのか判りませんでしたが今シーズン初めて見たジョウビタキは写真の対象じゃなく『いい子いい子』って触れた鳥でした~(*´∀`*)





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by shizenkaze | 2014-10-24 21:25 | 身近な自然の話 | Comments(26)

『樒(シキミ)と実葛(サネカズラ)と招霊木(オガタマノキ)と莢蒾(ガマズミ)の実達~』

秋には春とは違って草木の実がなるので『実探し散策』も楽しいですね~
今日はエーザイの薬樹園で見た木々の実を載せてみます・・・・・♪

実の色にもいろんなものがありますが赤い色の実が一番目立ちますね~(*´∀`*)


1.『樒(シキミ)』  シキミ科シキミ属の常緑高木
学名はIllicium anisatumと言います~
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他の漢字表記では『櫁』や『梻』を使うこともあるようです・・・・・
以前はモクレン科でしたが今はシキミ科として独立しています~




2.
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花や葉、実、さらに根から茎にいたる全てに毒性があります・・・・・
種子にアニサチンなどの有毒物質を含み特に果実に多く食べれば死亡する可能性がある程に有毒です~

シキミの実は植物としては唯一になりますが毒物及び劇物取締法により劇物に指定(毒物及び劇物指定令(昭和40年政令第2号)第2条第1項第39号「しきみの実」)されています・・・・・




3.
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シキミは仏事と関係した使い方をされることが多くて例えばお葬式のときシキミの枝を束ねて柱のように立て並べます・・・・・
死に水を取るときもシキミの葉で死者の口を湿めす風習がありますがこれはシキミはもともと神聖な木(栄木)でその枝葉には強い芳香があり死臭を和らげるとかこの匂いを悪霊や野生動物が嫌い土葬のお墓を荒らすのを防ぐと考えられたことと関係があるようです~




4.
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『シキミ』という名は『悪しき実』に由来するとする説が有力ですがこれはこの実の毒性の強さを示していると言えますね・・・・・・・
甘みがあるようですが決して食べないでください~゚(゚´Д`゚)゚




5.
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7.
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8.『実葛(サネカズラ)』  マツブサ科サネカズラ属の常緑蔓性木本
学名はKadsura japonicaと言います~
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別名をビナンカズラ(美男葛)とも言いますがこれは昔は蔓から粘液を採取して整髪料に使ったためです~




9.
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サネカズラは関東地方以西の本州・四国・九州、朝鮮・台湾・中国の暖帯から亜熱帯にかけて生育しています丘陵地帯の広葉樹林の林床や林縁などで見かけられます~

若枝は赤紫色を帯び太い茎はコルク質の皮層が発達しています・・・・・
枝はツル性ですがあまり巻きつく印象は無いですね・・・・・
まっすぐ伸びて垂れ下がったりするので普通の木本の枝と区別しにくいことが多いです~

葉は無毛で長さ5~13cmで先端はやや尖り革質で縁には荒い鋸歯が見られます
葉の裏面には時々赤味を帯びた斑紋が見られますがこの斑紋は本種の特徴の一つになります
雌雄異株で花は8月頃に黄白色の花を咲かせます・・・・・・




10.
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まだ赤くなっていないものが多く見られました・・・・・
もう少し冷えれば全てが赤くなりますね~(*´∀`*)




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16.『招霊木(オガタマノキ)』  モクレン科オガタマノキ属の常緑高木
学名はMichelia compressaと言います~
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日本に自生するモクレン科では唯一の常緑樹です・・・・・♪

別名を『オガタマ』や『トキワコブシ』と言います~




17.
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和名は神道思想の『招霊(おぎたま)』から転化したもので和歌、俳句の季語にも用いられています・・・・・
日本神話においては天照大神の天岩戸隠れの時に天岩戸の前で舞った天鈿女命(アメノウズメノミコト)が手にしていたとされるので古くには榊などとともに神前に供える木として用いられました
このことから地方では真榊と呼ぶ所もあります~

果実が爆ぜて中の真っ赤な種子が見える姿より『神楽鈴』が考え出されたと伝えられているようです~♪




18.
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1円硬貨に施されている木の図案は招霊(おがたま)の木だと言われています・・・・・
他には名前を特定しないで若々しく勢い良く伸びる若木とも言われますが本当はどうなんでしょうね?
私は招霊木の方がいいな~って思います・・・・・(*´∀`*)




19.
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このウネウネとしている葉の姿がいいですね~
実はモクレン科に多い実姿ですね・・・・・♪




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21.
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22.『莢蒾(ガマズミ)』  スイカズラ科ガマズミ属の落葉低木
学名はVibrnum dilatatumと言います~
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『神ッ実』あるいは『噛み酢実』の転化したものなどの説があるようです~
『スミ』は『染め』が語源との説もあります・・・・・

日当たりの良い山野に普通に生えていますが林縁などにも多く見られます~
幹は株立ち状になって太い幹は4cm程になります・・・・




23.
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焼酎に漬けて果実酒にも利用されますが綺麗な赤い色の果実酒になるようです~
初冬の頃には熟して甘味が増しているのでそのまま食べても美味しい実です・・・・・♪^^

丈夫でよく分枝するため寿永が綺麗なので庭木として観賞用に植樹されることも多いようです~




24.
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曇り空が続きましたが明日からは青い空が見られそうです~
朝晩は涼しいと言うより『寒い』と感じるようになりました・・・・・

今日途中までだった堤防の草刈が終わりました
植物の陰で寒い冬を越そうとしていた虫達には住処が無くなって困っているでしょうね





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(OLYMPUS E-620)
(ZUIKO DIGITAL 35mm 3.5Macro)
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(OptioRZ10)
by shizenkaze | 2014-10-23 21:18 | 身近な自然の話 | Comments(20)

『浜栲(ハマゴウ)と枸杞(クコ)と檜扇(ヒオウギ)と烏瓜(カラスウリ)と薮蘭(ヤブラン)と茶(チャ)の実達~』

今日は薬草園で見た色々な実を載せてみました・・・・・
珍しいものはなかったのですが実は可愛いのでたくさんの実を写しました~(*´∀`*)

昨日のブログに載せた『ウコン』の近くに見られた実はブロ友さん(niyaさん)が教えて頂いたので確認しましたらやっぱり『カンナ』の実のようでした・・・・♪
ガーデニングをされている人にも聞きましたが『カンナの実』と言われましたので間違いが無いようでしたが今日コメントでブロ友さん(koneko3yさん)がカンナの原種の『タンドク』だと教えて頂けましたので再度調べましたら実もカンナとソックリで花が私が写していたものと同じだったので『タンドク』だと判明しました
皆様からのアドバイスに感謝致します~
園芸種に疎くてウコンの中に見られたので間違えてしまいましたがウコンには大きな実は生らないようです
教えて頂いた皆様に感謝してここに訂正いたします(昨日のブログにも書き加えておきます)


今日載せたものは確認していますので合っています~(*´∀`*)


1.『浜栲(ハマゴウ)』  シソ科(以前はクマツヅラ科)ハマゴウ属の常緑小低木
学名はVitex rotundifoliaと言います~
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砂浜などに生育する海浜植物です・・・
本州、四国、九州、琉球に分布し海岸の砂浜に群生しています~
内陸の淡水湖『琵琶湖』沿岸にも生育しています
中国、朝鮮、東南アジア、ポリネシア、オーストラリアにも分布しています
砂が吹き飛ばされて何mも横に伸びた茎が露出する場合もあるので砂に埋もれても負けずに伸びるのは海浜植物として重要な適応なのでしょうね~(*´∀`*)




2.
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生薬名を蔓荊子(まんけいし)と言います~

蔓荊子(まんけいし)は漢方では滋養強壮、解熱、消炎などの目的で用いられます・・・・・
風邪で熱があって頭痛がするような場合には蔓荊子(まんけいし)1日量約10グラムを水0.5リットルの水で半量程度に煎じてカスを取り除いて3回食間に服用します~♪

浴湯料としては花期の茎葉を刈り取って陰干しにして乾燥してから適当に刻んで300~500グラムを布袋に入れて鍋などで煮出してから浴槽にそのまま入れます~
神経痛、腰痛、筋肉痛、肩こり、冷え性などの痛みを和らげる効果があるとされます・・・・・♪^^




3.
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8.『枸杞(クコ)』  ナス科クコ属の落葉低木
学名はLycium chinenseと言います~
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中国原産で外来種として繁殖しています・・・・・
日本全土の原野、川畔、路傍などの比較的明るい場所に群生しているのが見られます~♪




9.
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クコ茶は高血圧症、動脈硬化に、乾燥した葉5~10グラムを煎じて服用します・・・・・
万能薬草としてのクコはビタミンB1、B2、Cの他にルチンとベタインが豊富に含まれています
ルチンは血管を強化する作用があり高血圧、頭痛、肩こりに効果があるとされます~
またベタインは消化を促進して肝臓に脂肪が溜まるのを抑える働きをもち血液を酸性からアルカリ性に変える働きがありますので特に疲労回復に効果があると言われています~




10.
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クコ酒(枸杞子)は強壮、疲労回復に赤く熟した果実200グラムを水洗いしてよく水をきってから同量の砂糖を加えてホワイトリカー1.8リットルに漬け2~3ヶ月冷暗所に保存します・・・・・・
毎日ワイングラス1杯位飲用します~
また全草を使用することもあります

乾燥したクコの実の場合は3~6ヶ月以上熟成させます~
乾燥した実200グラムと同量のグラニュー糖にホワイトリカー1.8リットルを冷暗所に置き3ヶ月くらいで布でこし材料を引き上げて再度その実を同様に使用できます・・・・・

これは古くから不老長寿の妙薬として知られています~(*´∀`*)




11.
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12.
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まだ花も見られました~(*´∀`*)




13.
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15.『檜扇(ヒオウギ)』  アヤメ科アヤメ属の多年草
学名はIris domesticaと言います~
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黒い種子は俗に『ぬば玉』と呼ばれて和歌では『黒』や『夜』にかかる枕詞としても知られています~
9月頃に根茎を掘り取り水洗いしてヒゲ根を取り天日で乾燥させます・・・・・
これを生薬で『射干(やかん)』と言います~




16.
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射干(やかん)は消炎、利尿、去痰、風邪に1回量5~10グラムを水0.3リットルで約3分の1量まで煎じて服用します・・・・・(*´∀`*)





17.『烏瓜(カラスウリ)』  ウリ科カラスウリ属の蔓性多年草
学名はTrichosanthes cucumeroidesと言います~
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根には澱粉が多く小児があせもなどに使う天爪粉(てんかふん)として用いられていましたが最近のベビーパウダーなどには天爪粉を主原料としたものは姿を消してしまいました・・・・・

天爪粉の作り方は秋~初冬に根を掘りあげて良く洗い細かく砕いて水を加えてミキサーで攪拌して浮いた繊維質を取り除きます・・・・・
これを数回繰り返して沈殿した白いデンプンを布で濾して日干しにして乾燥したものが『天爪粉』です
近くに野生のカラスウリを見つけたら試してください無添加の安全天爪粉ができます~(#^.^#)





18.『薮蘭(ヤブラン)』  クサギカズラ科スズラン亜科ヤブラン属に属する多年草
学名はLiriope muscariと言います~
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別名をリリオペ、サマームスカリと言います~




19.
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ヤブランは初冬に根の肥大部分だけを掘り取り水洗いして天日でよく乾燥させます・・・・・・
これを生薬名では大葉麦門冬(だいようばくもんどう)といいます~

おもに漢方薬に配合される重要な生薬ですが民間では単独でも用いて滋養、強壮、催乳、せき止めには1日量6~10グラムとして水0.3リットルを約3分の1量まで煮つめて3回に分けて温服します~♪




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23.『茶(チャ)』  ツバキ科ツバキ属の常緑樹
学名はCamellia sinensisと言います~
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原産地は中国南部とされていますが詳しいことは分かっていないようです~




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チャにはキサンチン類としてカフェイン(1~5%)、テオブロミン、タンニン、フラボノイド、脂質、ビタミンCが含有されていて含まれるカフェインは発汗、興奮、利尿などの効果がありチャタンニンは下痢に効き目があります・・・・・
お茶の旨味は、アミノ酸によるものです~(*´∀`*)

風邪、頭痛には緑茶15グラム、陳皮(ちんぴ・みかんの皮)20グラム、山椒3~5個を水0.4リットルで2分の1量に煎じて熱いうちに服用します~♪

下痢には緑茶の粉末と乾燥した生姜の粉末を同量3~6グラムを白湯で服用すると良いそうです~




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今日は薬草園で見た植物なのでそれぞれの薬効を書きました・・・・・
化学薬品も多少は仕方ないですが出来れば漢方薬などの生薬で治したいですね~(#^.^#)

最初にも書きましたがメインの植物に別の植物が入り込んでいたりしていると判らないものが多いです
とくに園芸種や栽培種やハーブ等に疎い私ではそちらのものまで気が回りませんでした・・・・
以前は薬草園のアキカラマツに絡んでいたアメリカホドが全く判りませんでした
昨日も教えて頂いて『あっ』と思ったくらいです~

考えてみればウコンの花の付き方とはあの実は違いますね~><
これからは公園などの花壇やガーデニングされた庭などの花にも気を付けて見たいですね~(*´∀`*)





(OLYMPUS E-30)
(ZUIKO DIGITAL 35mm 3.5Macro)
(ZUIKO DIGITAL 70-300 1:4-5.6)
by shizenkaze | 2014-10-22 20:46 | 身近な自然の話 | Comments(24)