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『花水木(ハナミズキ)並木を歩きながら・・・・・』

ハナミズキも早く咲いていた所では花に傷みも出ていましたが場所によってはまだ蕾の多く見られる所もあります
岐阜市内ではハナミズキが街路樹として植えられている所も多く並木で見られる場所もよく見かけます~

昨日写した『岐阜県立盲学校』の周囲に咲いていたハナミズキを今日は載せることにしました
ここには白花と淡紅花と紅花の3色が見られますが白いものは早くから咲いていたようで傷んでいる花も多かったです・・・・・
でも木によっては花弁のように見える『総苞』がまだ丸まっているような姿のものも多く見られました~


1.
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岐阜市北野町にある『岐阜県立盲学校』前のハナミズキ並木です・・・・・
毎年綺麗に咲いて近くの人達を楽しませていますが盲学校の生徒達に見て頂けないのが悲しいです




2.『花水木(ハナミズキ)』  ミズキ科ミズキ属ヤマボウシ亜属ハナミズキ種の落葉高木
学名はCornus floridaと言います~
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別名をアメリカヤマボウシと言います・・・・・
ハナミズキの名はミズキの仲間で花が目立つことに由来しています~
別名のアメリカヤマボウシの名はアメリカ原産で日本の近縁種『ヤマボウシ』に似ていることから名付けられているようです~




3.
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まだ『総苞』が開ききっていなくて中央に見られる小さな花達をそっと掌で包んでいるように見えますね~
この光景も可愛いので好きです~♪




4.
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5.
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ハナミズキの並木近くには毎年端午の節句のために鯉幟が立てられている家があるのでここで写すときには少しだけ背景に入れています~
鯉幟とハナミズキで季節感が出ますね・・・・・(*´∀`*)




6.
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7.
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今ではどこにでも見かける木で庭園や公園や街路樹などとして多く植栽されるようになりました・・・・・
種小名の『florida』に示されているようにアメリカの東部海岸からメキシコにかけて分布する樹木でしたがワシントンのポトマック河畔に植栽されている『ソメイヨシノ』の返礼として日本に贈られた事は有名ですね~♪




8.
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9.
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10.
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11.
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12.
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ヤマボウシに似ていますがヤマボウシが展葉した後に花開くのに比べるとまず先に花を開く事と花弁のように見える総苞片の先端が窪んでいる事で区別ができますね~♪




13.
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白花のものも総苞がまだ開いていないものが見られました~
花が早いのか遅いのか判らなくなってしまいます・・・・・(´;ω;`)




14.
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15.
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淡紅色のハナミズキですが一青窈さんの歌の歌詞にあるように『薄紅色』と言う方が良さそうですね~♪




16.
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17.
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18.
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19.
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20.
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21.
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開いていた薄紅色のハナミズキを少しハイキーで撮ってみました~
明るくすると可愛らしさに優しさがプラスされるように思えました・・・・・(*´∀`*)




22.
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23.
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ハナミズキは今では身近な花ですが身近過ぎて写すタイミングが良くブレます・・・・・
ちゃんと一番綺麗な時に写さなくちゃと思うのですがダメですね~(´;ω;`)




24.
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昨日の天気予報で今日は天気が少し崩れるように思っていましたがとても良い天気でした
明日も今日以上に良い天気らしくて暑くなりそうです・・・・・

今日の仕事帰りに粕森公園に見られる『カラタネオガタマ』の花をチャックしに寄りました
花はよく咲いていましたので今が撮るのには良さそうなので明日の帰りにでも写そうかと思いました

そして先日野生のタヌキを見た場所を見ると今日は2匹のタヌちゃんが見られました
親子なのかカップルなのか判りませんがこれだけ出逢える確率が高くなると写真に撮りたくなりますね~
でもこう言うものってカメラを持っている時には不思議と出て来ないものなんですね・・・・・゚(゚´Д`゚)゚






(OLYMPUS E-30)
(OLYMPUS E-620)
(OLYMPUS E-500)
(ZUIKO DIGITAL 35mm 3.5Macro)
(ZUIKO DIGITAL 14-42 1:3.5-5.6)
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by shizenkaze | 2015-04-30 21:01 | 身近な自然の話 | Comments(18)

『一面に咲いていた犬子持撫子(イヌコモチナデシコ)の花~』

今日は近くで毎年見ている花たちを写していました~
花によっては昼過ぎになると閉じてしまうものもあるので今年は計画的に写しました・・・・・
朝一にMTBで長良川の近くにある小さな公園に出かけてイヌコモチナデシコを写してから盲学校横のハナミズキを写し忠節橋通りのベニバナトチノキを写しました~
それから車に乗り換えて河川環境楽園の木曽川水園に寄ってからエーザイの薬草園にも行ってみました

春は植物達の成長が著しく早いので『今度にしよう・・・』と思っていると見られなくなってしまいます~
今日はここ何年も通って写している『イヌコモチナデシコ』を紹介します~(*´∀`*)


1.『犬子持撫子(イヌコモチナデシコ)』  ナデシコ科イヌコモチナデシコ属の二年草
学名はPetrorhagia nanteuiliiと言います~
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ヨーロッパが原産地の植物で日本中(本州・四国・九州)に帰化しています・・・・・
道端や草地に生育していますので公園等の片隅にも見られる事があります~
私がいつも散策している河川敷でも僅かですが見られますが急な繁殖はしていないようです
今日車で通った国道22号線の脇や分離帯にも多くの花が見られました




2.
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3.
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秋に芽生えて5~6月にかけて花を咲かせます
根生葉は小さくて目立たなく茎と膨れた花序がよく目立つ植物です~(*´∀`*)
茎には腺毛が密生していて花茎の葉は下部のものは葉らしく見得ますが上部のものは小さくて鞘状になっています・・・・・

花序は茎の先端に形成されて卵状に膨らんでいます~
次々と紫色の小さな花を咲かせますが開いた状態のものは少なくて開花状態のものを見ることの少ない植物のようですが今日は多くの開花したものを写す事ができましたがこれは午後から花を閉じるようなので早く出かけたことが幸いしたのだと思っています~(#^.^#)




4.
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5.
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6.
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7.
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8.
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9.
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10.
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11.
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たくさんのイヌコモチナデシコが生えています
ここにこれだけ咲いていることは知られていないですね~




12.
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13.
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14.
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15.
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同じ仲間に『コモチナデシコ』という植物があります
非常に良く似ていますので区別が難しいと言われていますが葉鞘が長い事と種子の微細な棘状突起や花径の大きさや花弁の紫条模様の数(1から3)と葉鞘の長さと幅の比等でコモチナデシコと区別が出来ます・・・・・
種子の微細な棘状突起は高倍率のルーペや顕微鏡が必要になりますが実際に使って見ると違いがよく判ります~




16.
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17.
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『子持ち何々』っていう植物の殆どはムカゴのようなものがあってそれと種子で繁殖しますがこの植物にはムカゴはありません・・・・・
花の下の膨らんでいる部分を見てお腹の大きくなった妊婦さんの姿を思って付けられたようですね~♪




18.
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19.
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20.
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21.
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22.
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23.
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毎年写していますがこれだけ花が見られるのは今日が一番でしょうね~
『昼前に・・・』がセオリーになりそうです・・・・・(*´∀`*)




24.
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25.
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26.
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27.
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28.
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花は大きなものでも1cm無いサイズです
小さな花だと5mm程なのでもっと綺麗に撮りたいのですが風があると難しいです・・・・・
この場所は堤防道路の横なので車が通ると風が来ます~(´;ω;`)




29.
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30.
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まだ『要注意外来種』などには指定されていません・・・・・
小さな植物でも数が増えすぎれば何かの問題が出てくるかも知れないですね・・・・・




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by shizenkaze | 2015-04-29 18:18 | 身近な自然の話 | Comments(14)

『瑠璃苣(ルリヂサ)の花と染井吉野(ソメイヨシノ)のサクランボ~♪』

昨日はたくさんの写真を載せて更新をしましたがエキサイトの不具合なのか全く更新できませんでした
今日は昨日の事もあるので写真の量も減らして更新することにしました~゚(゚´Д`゚)゚

今日載せた写真は山県市の四国山香りの森で写したルリヂサ(ボリジ)の花とソメイヨシノの実です~
珍しいものではないですがブログが更新できるか判らないので少し手抜きをしました~(*´∀`*)


1.『瑠璃苣(ルリヂサ)』  ムラサキ科ルリヂサ属の一年草
学名はBorago officinalisと言います~
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ルリヂサなんて名前を使うとこの植物を知っている人でも『アレッ』と思いますね・・・・・
この植物はハーブなどに利用される『ボリジ』です~
今までにもブログに載せましがその時にはちゃんと『ボリジ』と書いていましたが今日は漢字で書ける名前で紹介してみました・・・・・(*´∀`*)




2.
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全草が白い毛で覆われていて特に楕円形のくすんだ緑色の葉は触ると痛いほどの細かな毛があります~
花はマドンナブルーと呼ばれる青色で星形の花を咲かせますが希にに白やピンクの花もあるようです




3.
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このボリジはコンフリーの仲間になるようですね・・・・・




4.
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5.
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6.
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ここのハーブ園ではボリジとニゲラが不思議な姿をしているので初めて見た時には『こんな花があるんだな~』と嬉しくて長い時間見ていたような気がします~(*´∀`*)




7.
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8.
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ミツバチが多く来ていました・・・・・
きっと蜜が美味しいのでしょうね~(*´∀`*)




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10.
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11.『染井吉野(ソメイヨシノ)の実』  バラ科サクラ属の交配園芸種
学名はCerasus × yedoensis (Matsum.) A.V.Vassil. ‘Somei-yoshino’と言います~
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『ソメイヨシノ』には実が生らないって言うのが本当のようです・・・・・
ではこのサクランボは何か・・・・と言う事になりますね~(*´∀`*)

桜達には自家不和合性と呼ばれる性質があって同じ樹木の中で雄シベの花粉が雌シベに 付着しても受粉して実を結ぶことは無いと言われます・・・・・
ですから人工交配の結果で生まれたソメイヨシノに実がならないのは当然の事なのですが・・・・・・
写真の木にはちゃんと実が生っていますね~♪




12.
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ソメイヨシノを増やすには種子でなく挿し木で数を増やすのでそれらは同じ遺伝子を持つクローンなので『自家不和合性』の性質は継続されています~

もし落ちた実から芽が出てもそれはきっと別の桜との交配雑種になるので正式な分類上の『ソメイヨシノ』ではないそうです・・・・・

ですから写真のソメイヨシノに生っている沢山の『実』はその年の春先に他の品種の桜の雄シベの花粉で受粉した実なので『このソメイヨシノと何処かの桜の交配して出来た実』っていうのが正しいようですが面倒なので・・・・・『ソメイヨシノの実』って言ってしまう事が多いですね~~(#^.^#)




13.
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このサクランボを鳥たちは好んで食べますが人間には余程熟していたって渋くて食べられないです
鳥の味覚と人とは違いますね~(#^.^#)




14.
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15.
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このソメイヨシノに実を生らせた『父親桜』って誰なんでしょうね~?
近くを眺めると離れた所にポツリポツリと桜らしい木が見られますので彼らの仕業なのでしょうね・・・・・




16.
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明日は遠出しようと思っていましたが少々精神的にと肉体的に疲れが出ているようなので近場だけにしようと思っています・・・
このブログが上手く更新できるといいのですが~・・・・・

(ちゃんと更新できていたので『ホッ』としました~^^)





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by shizenkaze | 2015-04-28 19:54 | 身近な自然の話 | Comments(28)

『エキサイトの不具合でブログ更新が出来ません』

記事をすべて書きましたが文字数が多いと出て送信できず減らしてテストしても全く同じコメントが出るので今日は無理になりました
by shizenkaze | 2015-04-27 23:15 | 未分類

『ポーポーとナガミヒナゲシとブタナとチャルメラソウの花~』

今日は薬大の薬草園を中心に山県市の四国山香りの森と達目洞(だちぼくぼら)で植物達を見てきました
あまり多くの場所には今日は出かけませんでした・・・・・

今度の祝日に少し遠くまで出かけたいので今日は体力保存って感じにしました~(*´∀`*)
薬草園と他の場所で見たものも一緒に載せましたが見た所はそれぞれに書いておきます・・・・・♪


1.『ポーポー(漢字表記なし)』  バンレイシ科ポーポー属の落葉高木
学名はAsimina trilobaと言います~
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北米原産で明治期に果実を食用とするために日本に持ち込まれたものです
英名を『 Pawpaw』と言うので和名も『ポーポー』とされました~♪
別名としてはポポーやポポーノキ、ポポ、アケビガキとも呼ばれることもあるようです・・・・・




2.
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温帯で生育する事のできる数少ないバンレイシ科の樹木ですが温帯果樹といっても寒さには非常に強い樹木です・・・・・
春に紫色の花をつけ秋には黄緑色の薄い外果皮を持つ果実をつけます・・・・・
生育に問題となる病害虫はほとんど無いので薬剤散布なしでも栽培できます~♪




3.
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4.
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5.
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こんな感じの花は他にはあまり見掛けないですね~♪




6.
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7.
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8.
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9.
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10.
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11.
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12.
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花がビッシリ咲いていました~(*´∀`*)
このポーポーは薬大の薬草園の入口のすぐ左に見られます・・・・・♪




13.
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14.『長実雛芥子(ナガミヒナゲシ)』  ケシ科ケシ属の一年草
学名はPapaver dubiumと言います~
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地中海沿岸から中欧にかけてが原産地です
茎先に花径2cmから5cmくらいの4弁花をつけます・・・・
花の色は橙色~紅色で雄シベはたくさんあります
真ん中にある雌しべの子房は円筒形で4本から8本の筋が放射状に伸びています~




15.
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根際から生える葉はロゼット状で茎につく葉は羽状に深く裂け互生です・・・・・
花の後にできる実はさく果で細長いのでそれが名の由来でもあります~
実には毛は生えてなく中には種子がたくさん詰まっています・・・・・♪




16.
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17.
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18.
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日本では1961年に帰化を発見されたものですが今では各地で繁殖が見られています
コンクリートの成分(石灰質)を好むので道路脇などの隙間にも生えているのを見かけます




19.
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熟した実から種子を散布するのに振動が加わるとより活発になるようなので草刈機等での処理は逆効果になります・・・・・
道路際で増えるのも通る車の振動が原因しているようです~(´;ω;`)




20.
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21.
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このナガミヒナゲシは薬草園の入口から入った所にある受付テントの右に見られます~♪





22.『豚菜(ブタナ)』  キク科エゾコウゾリナ属の多年草
学名はHypochaeris radicataと言います~
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ヨーロッパ原産の植物で日本では外来種(帰化植物)として各地に分布している植物になります~
原産地ではハーブとして食用にもされています~
現在ではアメリカ大陸やオーストラリア、ニュージーランド等、世界中に帰化しているようです・・・・・
日本には昭和初期に入ってきたとされ北海道及び本州の広い範囲で道路脇や空き地、牧場、草原や農耕地の周辺で繁殖生育しているのが見られます・・・・・・




23.
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日本で1933年に札幌市で初めて発見された時には『タンポポモドキ』と名付けられたのですが翌年の1934年に兵庫県六甲山で見つかった同種の植物には『ブタナ』と名付けられ現在はブタナの方の名称が主流となっています・・・・・
和名の『ブタナ』はこの植物のフランスでの俗名『Salade de porc(ブタのサラダ)』を直訳したものが由来となっているようです~
英名のCatsearは葉の形がネコの耳(Cat's ear)に似ているところから命名されたようです~




24.
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25.
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タンポポより茎が細くて長いのでスマートに見えます~
この花がたくさん見られるところでは風が吹くととても綺麗な光景になります・・・・・

このブタナは山県市の『四国山香りの森』で写したものです~
駐車場周辺から芝生広場の水路際で多く咲いています・・・・・♪




26.
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27.
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28.『チャルメラソウ(漢字表記なし)』  ユキノシタ科チャルメラソウ属の多年草
学名はMitella stylosaと言います~
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この花は今日初めて見ました・・・・・
図鑑と以前他の人のブログで姿は知っていました

今日薬草園で色々な花たちを見ながら歩いていて偶然見つけました・・・・・
薬草園のボランティアの人に聞きましたら少ないですが毎年見られるようですが植えたものではなく自生したもののようです~




29.
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花が小さいのと風が少しあった事で綺麗に撮れませんでしたが初見の花だったので嬉しくなりました~




30.
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葉を見るとユキノシタ科って言う事が判りますね~
私がチャルメラソウだとすぐに判ったのもこの葉が見られたからでした・・・・・(*´∀`*)




31.
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根出葉の間から長い穂を出し小さな花をつけます~
花弁が羽状に裂けるものが多いので拡大してみると面白い花だと言う事がよく判ります・・・・・
このチャルメラソウは世界で見られる半分の種が『日本固有種』になっています~(*´∀`*)


32.
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名の由来は花や実の形をチャルメラ(先の開いたラッパ)に譬えたものです~




33.
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34.
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この花が咲いていたのは薬草園でした
オウレンが見られる山裾の近くでアオイ類が植えられている近くに咲いていました・・・・・
咲く場所を覚えたので今度写すときにはもっとハッキリと綺麗に撮りたいです~

今日はこの薬草園には薬大の学生がたくさん来ていました
知り合いになったポランティアの人に聞きましたら1年生の時には課題が出るので日曜に来て色々調べるようです~
私がカメラを向けて撮っていると私にも質問して来た学生さんがいましたので知っている事は教えましたが難しい事は聞かなかったので『ホッ』としました~
よく考えたらまだ1年生は大学に入って1ヶ月未満なので私の方がずっと詳しい訳ですね~(*´∀`*)

こんな立派な施設があるのだからもっと利用して欲しいですが大学生たちも3年4年となると来ないそうです
勿体無いですね~~(´;ω;`)





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by shizenkaze | 2015-04-26 20:49 | 身近な自然の話 | Comments(30)

『鬼胡桃(オニグルミ)の雄花雌花~』

長良川の河川敷にはオニグルミの木が多く見られます
オニグルミは川の近くに多く落ちた実は川の流れで下流に辿り着いて芽生え育つので川岸で見られる事の多い樹木です~

私が気に入っているオニグルミがいつもの昼散歩のコースには2本見られますがオニグルミの木はこの近くだけで10本は見られます~(*´∀`*)
今の季節には雌雄別花の花達を目にします・・・・・
今日は昼散歩で写して来た河川敷のオニグルミの花達を紹介します~♪



1.『鬼胡桃(オニグルミ)』  クルミ科クルミ 属の落葉高木
学名はJaglans mandshuricaと言います~
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このオニグルミは私が勝手に『私指定重要保護樹』にしているものです~
風媒花で雌雄同株なのですが木によっては雄花ばかりが咲いているものも見られます・・・・・
この木は雄花だけで雌花は見られませんでしたが毎年ちゃんと実がなるので雌花が少し遅れて咲くのかも知れません~(*´∀`*)




2.
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大きな木なので青空を背景にして写すと花が小さくなって判らないかな?^^
落葉の高木で高さ7~10mほどになります
湿性の高い谷筋や川辺などに多く自生しているので渓流釣りをしていると良く見かけます
樹皮は灰色で縦に割れ目が入ります・・・・・
葉は長さ40~60cmほどの大型の奇数羽状複葉で小葉も大きく長さ6~18cmで幅3~8cmの長楕円形で葉先は鋭三角形状になっています~




3.
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花は晩春~初夏に咲き雄花と雌花があります・・・・・
写真のものは雄花で雄花序は長さ20cm前後のヒモ状で多くの雄花をつけて下垂させます~




4.
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5.
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まだ短いものも見られます~(*´∀`*)




6.
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この木は雌雄の花が一緒に見らりますがそんな木に見られる雄花は下がる方向がバラバラのように思えました・・・・・・
左上に雌花がチラッと見えますね~(*´∀`*)




7.
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8.
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9.
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このオニグルミは他のオニグルミと違って少し下流に見られるものです
この木も私の『私指定重要保護樹』にしているので載せました~
これも雄花ばかりですが毎年実が生るのでちゃんと雌花も咲いているのでしょうね・・・・・
恥ずかしがり屋なのかな~?^^

本当は自家受粉を避けるために同じ木の雌雄花に咲く時期のズレを作っているようです~(*´∀`*)




10.
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いつも見ているオニグルミは忠節橋下流に見られる5本ですがその中で雌花がよく見られたのは2本でした




11.
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雌花序は普通は枝先に上向きに長さ10cm前後で小さな雌花をいくつかつけます・・・・・
雌花からは鮮赤色の花柱が二つ『逆八の字状』に出ているのが見られます~♪
写真で見るとよく判りますが小さい事と枝上なのでそれほどハッキリとは目立たないようです・・・・・




12.
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赤い花柱の元で少し膨らんでいる部分が受粉すると大きくなって実になります~




13.
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何となくゼリー菓子のように見えますね~(*´∀`*)




14.
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こんな感じで見られるので秋にはクルミが房状に生るのですね~♪




15.
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16.
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17.
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毎年見ているので見られていますがそれでもこの姿を見ていると楽しいですね~




18.
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19.
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角度的に難しかったですが忠節橋を背景の中に入れてみました~
あの橋の向こうには以前載せた姫金魚草(リナリア)がたくさん見られる所があります・・・・・




20.
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21.
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22.
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23.
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雄花の数は凄い量です~
ポツンと咲いている雌花の近くで穂状に見られる雄花はブナ科の樹木にも多いですね
クリやシイやナラとカシも同じような雄花と雌花の関係ですね~(*´∀`*)




24.
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オニグルミの花穂は垂れ下がっていますがこれが上向きに咲いている姿だと花粉症のアレルゲンにもなっているブタクサやオオブタクサの花のようになりますね・・・・・・




25.
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雄花達をアップで写してみました~♪




26.
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雄花はオシベだけの簡単なつくりになっています~
数が多いのは少ない雌花のメシベに確実に受粉させる本能なのでしょうね・・・・・




27.
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何となく虫のようにも見えるのでこう言う姿が苦手な人もいそうですね・・・・・

風媒花と言う事は皆さんの中にも多い『花粉症』のアレルゲンにもなりそうですね




28.
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29.
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河川敷ではよく見かける樹木ですが花が咲いている姿(特に雌花)はあまり見られないようですね?
こういうものに出逢える風景が近くにあるのはいいものです~~(*´∀`*)

明日か祝日に御母衣湖湖畔の『荘川桜』をひるがのの水芭蕉と一緒に見に行こうと思っていましたがまだ桜は蕾のようでした・・・・・
その周辺ではソメイヨシノもまだのようなのでゴールデンウィーク過ぎにならないと荘川桜は無理みたいです
水芭蕉は写しに行きたいと思っているので2度行くのは難しいな・・・・と思うので迷います

明日の日曜は近場でハナミズキや他の花達を写そうかと思っています~




(OptioRZ10)
by shizenkaze | 2015-04-25 21:36 | 身近な自然の話 | Comments(22)

『白山吹(シロヤマブキ)と白山藤(シロヤマフジ)と芝桜(シバザクラ)等の花達~』

今日は粕森公園から梅林公園までの身近な所で見られた花たちを載せました
あまり珍しい花は見られませんでしたがシロヤマブキには実が見られました・・・・・♪
梅林公園では芝桜も色が豊富に咲いているのが見られました~(*´∀`*)


1.『白山吹(シロヤマブキ)』  バラ科シロヤマブキ属の落葉低木
学名はRhodotypos scandensと言います~
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梅林公園のガマが見られる所の近くに咲いていました~

山吹(ヤマブキ)のように見えるところからつけられた名前ですが山吹(ヤマブキ)が5弁花であるのに対して白山吹(シロヤマブキ)は4弁花です・・・・・
山吹とは別種の『シロヤマブキ属』になっています~
1種1属の植物になります・・・・・(*´∀`*)




2.
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葉は楕円形でバラ科にはめずらしく対生しています~♪




3.
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4.
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5.
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秋に楕円形の小さな黒いそう果が4つ生るのですが花と一緒に見られました
去年のものが残っているのではないようなので今年の実が生っているようです~
早すぎるような気がします・・・・・




6.
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7.
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8.
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こんなにたくさんの実が見られました~♪^^




9.
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10.
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11.『白山藤(シロヤマフジ)』  マメ科フジ属の蔓性落葉樹
学名はWisteria brachybotrysと言います~
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粕森公園から梅林公園に行く途中にある『神道禊教美濃分院教会』の裏山(水道山)に見られました
毎年同じように咲きますが道路から入った場所なので気がつかない人も多いです~

ヤマフジは日本固有種で西日本の山地に自生し別名をノフジ(野藤)とも言います~
日本で見られるフジは大きく分けてヤマフジ系、フジ(別名:ノダフジ・野田藤)系、シナフジ(支那藤)系の3つでノダフジやシナフジは比較的長い房の花序を付けますので観賞対象とされることが多いです・・・・・
ヤマフジはそれよりも短い房が一般的なので藤棚に咲くものと比べるとあまり観賞としては利用されないです




12.
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ヤマフジの中で白花のものを特に『シロヤマフジ(白山藤)』と呼びますが普通の紫種と比べると少ないもののようです・・・・・
ここのシロヤマフは大きくて立派だと思います~♪

花穂が短くて可愛く見えます~




13.
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14.
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15.
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16.『関東蒲公英(カントウタンポポ)と筋黒白蝶(スジグロシロチョウ)~』
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タンポポに止まっていたスジグロシロチョウを見たので写しました~(*´∀`*)





17.『西洋十二単(セイヨウジュウニヒトエ)・アジュガ』  シソ科キランソウ属の園芸種
学名はAjuga reptansと言います~
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日本固有の『ジュウニヒトエ』に似ることから付けられた名前ですが姿はソックリですが在来種の花の色は白~薄い紫なので違いがよく判ります~
英名を『アジュガ』と言いますが一部で野生化している所も多いです~♪




18.
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19.
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20.
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21.『芝桜(シバザクラ)』  ハナシノブ科フロックス属の多年草
学名はPhlox subulataと言います~
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梅林公園の管理小屋前に咲いていました~♪




22.
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北アメリカの原産でモスフロックスとも言います~
別名には『花爪草(はなつめくさ)』と言う言い方もあるようです・・・・・(*´∀`*)




23.
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岐阜県の郡上市には『國田家の芝桜』と言う芝桜の名所があります
自宅の敷地に昭和36年頃から國田家のおばあちゃんがコツコツと一人で管理をしていて現在では広大な敷地に色とりどりの芝桜が咲くようになりました・・・・・
毎年4月下旬から5月上旬にかけて白・ピンク・薄紫色の可憐な芝桜が咲いてまるで一面じゅうたんを敷き詰めたかのような美しさだと言われます~

甘い香りの漂うお花畑は開花時期には大勢の観光客が訪れる程の名所となり平成4年には『農林水産大臣賞』を平成8年には『内閣総理大臣賞』を受賞しました・・・・・
個人宅の芝桜としては日本一のようです~(#^.^#)




24.
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25.
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26.
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27.『野田藤(ノダフジ)』  マメ科フジ属の蔓性落葉樹
学名はWisteria floribundaと言います~
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普通に藤棚などで見られる藤の花です~
蔓は木に巻きついて登り樹冠に広がります~
蔓の巻き方は右巻き(上から見て中心から外側へ時計回りに見える巻き方)でかなり太くなります・・・・・
ヤマフジとは蔓の巻き方が逆になります~(*´∀`*)
花序は長く垂れて20cmから80cmに達します・・・・・
花は淡い紫色で藤色の色名はこれに由来しています~




28.
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他のマメ科植物同様にフジも夜間は葉をすぼめます・・・・・♪^^




29.
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30.
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私はマメ科の蝶形花が好きなので藤の名所にも行きたいです
毎年愛知県江南市の曼陀羅寺へ行っていますが今年は別の所に行ってみたくなりました~(*´∀`*)




31.
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明日の土曜日は仕事なのでカメラ散策はお昼休みの堤防や河川敷になります
今年もオニグルミに花が見られる季節になりました
足元にも色々な花達が咲いていました・・・・・

今日の新聞に高山市の『臥龍桜』が満開になっていると紹介されていました
御母衣湖の湖岸に移植された『荘川桜』もきっと咲いていると思います

日曜か祝日に出掛けようかと思って只今計画中です~
どうせ出かけるのなら他のものもたくさん見たいですからね・・・・・・(*´∀`*)






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by shizenkaze | 2015-04-24 21:38 | 身近な自然の話 | Comments(20)

『芹葉黄連(セリバオウレン)の実といろいろな花たち~』

今日も薬草園で見かけた花達を紹介します~
今日載せたもの達は薬草園だけで見られるものではなく野山でもよく見かけるものが多いです・・・・・

暖かくなって植物達も一斉に背を伸ばしているみたいです~(*´∀`*)



1.『芹葉黄蓮(セリバオウレン)』  キンポウゲ科オウレン属の多年草
学名はCoptis japonicaと言います~
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花は2~3月に咲きます

写真のものは花の後にできた実です・・・・・
実は袋果です
オウレン属は原始的な植物と言われています
矢車状に並んだ果実の先が開いていてそこから種子が溢れ落ちます~~(#^.^#)




2.
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3.
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4.
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5.
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花の時と比べるとこちらの方がずっと大きいです~
毎年薬大の薬草園では開園前に特別開園されて花を見せていただけます
今年も花を見に2度出かけました~(*´∀`*)




6.
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7.
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8.
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9.
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10.『紫華鬘(ムラサキケマン)』  ケシ科(ケマンソウ科)キケマン属の越年草
学名はCorydalis incisaと言います~
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筒状で先が唇形をした花をたくさんつけます・・・・・
後部には距(キョ)があります~♪
花の色は紅紫色で花冠の先の色が濃くなっています~




11.
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紫華鬘(ムラサキケマン)には藪華鬘(ヤブケマン)の別名もあります~
この植物にはプロトピンとサンギナリンという有毒物質が含きれるので注意が必要です・・・・・
ケシ科植物には有毒なものが多いので気をつけなくてはなりません~(´;ω;`)




12.
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13.
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14.
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15.
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唇形花ですが本当に唇のように見えますね~♪




16.
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17.
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花の下に見られる花柄ですが花に刺さっているみたいに見えますね・・・・・
誰かが悪戯して差し込んだように見えますがこの姿が自然のままなんです~
本当に自然って不思議で楽しいですね~(*´∀`*)




18.『次郎坊延胡索(ジロウボウエンゴサク)』  ケシ科(ケマンソウ科)キケマン属の多年草
学名はCorydalis decumbensと言います~
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『エンゴサク』は中国名(漢方薬名)の『延胡索』を日本語読みしたもののようです
『次郎坊』は江戸時代の本草書に紀州地方(現在の伊勢地方)でスミレを太郎坊と呼びこのジロボウエンゴサクを次郎坊と呼んで子供たちが両者の花を絡らみ合わせて引っ張ってどちらかが先にちぎれるかを競ったことによるというのが通説になっています・・・・・




19.
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花柄の基部につく長さ3mm前後のごく小さな苞葉は卵状三角形状で全縁(ギザギザや裂れ込みが入らない)なので裂れ込みが入る『ヤマエンゴサク(ヤブエンゴサク)』と区別ができます・・・・・(*´∀`*)




20.
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21.『西洋鋸草(セイヨウノコギリソウ)』  キク科ノコギリソウ属の多年草
学名はAchillea millefoliumと言います~
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ヨーロッパ原産でハーブなどでは『ヤロウ (yarrow) 』とも呼ばれています~♪




22.
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茎先に散房花序を出してたくさんの花をつけます~
花の色は白いものが多いですがピンクや赤のものもあります・・・・・
舌状花は5枚でほぼ円形となって先が浅く3つに裂けています~♪




23.
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24.
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25.
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和名の由来は葉が鋸の歯のように細かく裂けていてヨーロッパ産であることから付けられています~
英名をコモンヤロー(common yarrow)と言い欧米では外傷用の薬草やハーブサラダとして用いられて来ました~
属名の『アキレア』の名で流通している事も多いです~

この花はエーザイの薬草園で写しました・・・・・(*´∀`*)




26.
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27.『草の王(クサノオウ)』  ケシ科クサノオウ属の越年草
学名はChelidonium majus var. asiaticumと言います~
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清楚な感じのする花ですが茎や葉の黄色の汁液にはアルカロイドを含んでいて有毒です・・・・・
その一方では皮膚病の湿疹(クサ)を治す効能があるので『瘡(クサ)の王』という漢字を充てたりもします

生薬名は白屈菜(はっくつさい)と言い煎じて患部を洗ったり塗布したりします・・・・・
かつては痛み止めに用いたこともありますが有毒成分があるので現在では内服薬としては用いられません
茎を切ると黄色の汁が出ることから『草の黄(オウ)』とも書くこともあります~♪




28.
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葉の脇から散形花序を出して数個の花をつけます
花の色は鮮やかな黄色で花弁は4枚で長卵形です・・・・・
萼片は2枚ありますが花が咲くと落下してしまいます~
雄シベはたくさんありますが雌シベは1本です・・・・・(#^.^#)




29.
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この花は野山でも多く普通に見られます~




30.
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31.
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この花は各務原市のエーザイ薬草園で写しました~♪




32.
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今日はエキサイトの調子が変でした
アップする時に『文字数が多すぎるので減らしてください』と出ましたが今までそんな事がなかったので内容を一旦他に移してから消して新しくアップしてみたら何とかなりました~
これダメで最初からやり直しになっていたらショックですね~
時々変になりますね・・・・・(´;ω;`)





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by shizenkaze | 2015-04-23 21:32 | 身近な自然の話 | Comments(18)

『編笠百合(アミガサユリ)と甜茶(テンチャ)と翁草(オキナグサ)と中国大根(チュウゴクダイコン)の花』

今日も天気が良く気温も上がったので昼の河川敷散策などは少し暑く感じられました~
堤防ではヘラオオバコが風に揺れツグミやホオジロが堤防で寛いでいましたがムクドリが来たら慌ててどこかへ行ってしまいました~

クローバーも花を咲かせていました・・・・・
これからの河川敷は賑やかになりますね~(*´∀`*)

今日は先日出かけた薬草園で見た花を載せました



1.『編笠百合(アミガサユリ)』  ユリ科バイモ属の半蔓性多年草
学名はFritillaria verticillata var. thunbergiiと言います~
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別名の『貝母(バイモ)』で呼ばれる事が多いですが和名は編笠百合です~♪
日本には300年程前に薬草として渡来しました・・・・・
別名のバイモは漢名の『貝母』を音読したもので球根が二枚貝に似ていることから来ているようです・・・・・
生薬名も貝母(ばいも)で鱗茎を煎じて咳止めに用いられます~(*´∀`*)




2.
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日本産のクロユリなどと同じ仲間です~
上部の葉の脇に花径3センチくらいの鐘形をした花を下向きにつけます・・・・・
花の色は淡い黄緑色で花の内側には紫色で網状の模様がみられるので『編笠百合』と言う和名がつけられました・・・・・
花被片は6枚で雄シベは6本で雌シベは短く先が3つに裂けています~♪




3.
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根際から生える葉は幅の広い線形で 茎につく葉は細い線状で互生です~
先は巻きひげ状となっていて他の草などに巻きつきます・・・・・♪




4.
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花が咲いてから少し時間が経っているようで花弁の落ちたものも見られました・・・・・
この植物全体の姿は何となく『芸術的』だな~って気がします~(#^.^#)




5.
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6.
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アミガサユリを真下から見上げるように写してみました~
こんな写し方が好きなので写し難い花だと余計に燃えます・・・・・(*´∀`*)
この花は薬大の薬草園に咲いていました~




7.
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8.『甜茶(テンチャ)・甜葉懸鈎子(テンヨウケンコウシ)』 バラ科キイチゴ属:落葉低木
学名はRubus suavissimusと言います~  
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この花はエーザイの薬草園で見たものですが名札には『甜茶(テンチャ)』と書かれているだけでした
花粉症などに効くと言われている『甜茶(テンチャ)』ですが実際には中国茶の中で植物学上の茶とは異なる木の葉から作られた甘いお茶の総称で古くからある薬草茶の一つで使われる植物にはバラ科キイチゴ属のテンヨウケンコウシ(甜葉懸鈎子) Rubus suavissimus S. Lee、アカネ科のギュウハクトウ(牛白籐) Oldenlandia hedyotidea、ブナ科のタスイカ(多穂柯)またはタスイセキカヨウ(多穂石柯葉) Lithocarpus polystachyus、アジサイ科(分類体系によってはユキノシタ科)アジサイ属のアマチャ(別名ドジョウサン、土常山) Hydrangea serrata (Thunb. ex Murray) Ser. var. thunbergii (Sieb.) H. Ohba 、ロウレンシュウキュウ(臘蓮繍球) Hydrangea aspera ssp. strigosa、ヤクシマアジサイ Hydrangea grosseserrata Engl.などがあるようです・・・・・




9.
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花の姿から調べてみましたら甜葉懸鈎子(テンヨウケンコウシ)と判りましたので実際の植物名を載せました
高さ2~3メートルの落葉低木で葉は淡緑色で掌状に深く切れこみ大きさ5~15cm
葉を噛むと甘い味がするようです~♪
花は5~6月に咲いてキイチゴに似た白色5弁花を下向きに咲かせます・・・・・
キイチゴ属のブラックベリーの仲間の植物になるようです~(*´∀`*)




10.
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甜葉懸鈎子(てんようけんこうし)の甘み成分はステビオサイドやルブソシドで砂糖の甘みの300倍以上の甘みと抗がん作用や抗アレルギー作用が認められています・・・・・
有効成分は甜茶ポリフェノール、鉄、カリウム、カルシウム、マグネシウム、亜鉛などのミネラルがあり甘味成分のクマリン類のフィロズルチン、ステビオサイド、ルブソシドは、人の体内では消化吸収されないので糖尿病患者や肥満症患者の甘味料として有効に作用する事も分かっています~

甜茶ポリフェノールなどは動脈降下の予防ににります・・・・・
花粉症のアレルギーに有効だと言うことは有名ですね~(*´∀`*)




11.
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12.
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13.
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蕾は硬かったです・・・・・
最初は『実』かと思ったくらいですが綻んでいるものもあったので蕾だとわかりました~♪




14.
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15.『翁草(オキナグサ)』  キンポウゲ科オキナグサ属の多年草
学名はPulsatilla cernuaと言います~
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今までに何度も載せていますので詳しい説明は省きます~
この花は薬大の薬草園で写したものです~(*´∀`*)




16.
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17.
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18.
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まだ綺麗に咲いていました~




19.
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20.
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同じ種類の翁草ですが植えられた時と陽当りなどでこれを写したエーザイの薬草園では花が終わって翁のヒゲになりかかっていました・・・・・




21.
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22.『中国大根(チュウゴクダイコン)』  アブラナ科のダイコン属
学名はRaphanus sativusと言いますがこれは大根全体の学名になります~
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薬大の薬草園の『中国の植物コーナー』に咲いていました
普通私達が食べているものと同じだと思いますが植物としての分類では中国の品種になるもののようです
どんな味がするのか食べてみたい気がしますね~(*´∀`*)




23.
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観賞用としても可愛い花ですね~
アブラナやショカッサイと同じようにこの花もプランター等で育てたら楽しいでしょうね~(*´∀`*)




24.
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25.
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今日も昼散歩で河川敷のオニグルミの近くに行きました~
雄花がいっぱい垂れ咲いているのが目につきます
雌花は可愛く赤いトレードマークのシベのようなものを見せていてとても可愛く思えました

キジムシロやミツバツチグリとヘビイチゴの花が同じような姿で咲いていました
花だけ見ていたら区別が難しくなります~(´;ω;`)
ノヂシャやキュウリグサの小さな花もたくさん咲いていました・・・・・・・♪





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by shizenkaze | 2015-04-22 22:15 | 身近な自然の話 | Comments(24)

『上溝桜(ウワミズザクラ)と紅花常磐万作(ベニバナトキラマンサク)と枳殻(カラタチ)の花』

今日は良い天気になりましたが風が強く吹いていました~
昼に歩いた堤防ではハルジオンやヒメジョオンが生えていましたがまだ小さくて弱々しく感じられました
ヘラオオバコやコウゾリナやコメツブウマゴヤシなども見られ次第に大きくなって来たヒサウチソウも見られました

河川敷ではオニグルミに花が咲いてましたたしセンダンにも若葉がたくさん見られるようになっていました~

今日は変わり者の桜『ウワミズザクラ』とトキワマンサクの紅花とトゲのあるカラタチに咲いていた白い花を載せます~♪


1.『上溝桜(ウワミズザクラ)』  バラ科サクラ属(ウワミズザクラ属)の落葉高木
学名はPrunus grayanaと言います~
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枝先にブラシのような円柱状の総状花序を出し白い小さな花をたくさんつけます~
花弁は5枚で雄シベは30本くらいあって花弁よりもずっと長くて目立っています・・・・・
花の真ん中は緑色をしています~♪




2.
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葉は卵形で互生していて葉の先は尾状に尖り縁には棘状の鋸歯があります・・・・・
花が終わってから出来る実は房のようになって付く核果で黒く熟して食べられます~
若い花穂と未熟の実を塩漬にした杏仁子(あんにんご)は料亭などでは箸休めとして利用されます




3.
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4.
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和名は古代の亀卜(亀甲占い)で溝を彫った板(波波迦)に使われた事に由来するようで古名を波波迦(ははか)とも言われたようです~
よく似たイヌザクラとは花序枝に葉がつく事などで区別ができます~(*´∀`*)




5.
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6.
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7.
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8.
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9.
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10.
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これが桜の仲間とは思えないですね~♪
公園などでも見られる所があるようですがこのウワミズザクラは道路脇の山裾に自生していました




11.
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蜂(クマバチ?)が蜜を求めてやって来ました~
花穂の中に体ごと潜って行きました・・・・・
自分の周りが好きなものだらけっていう時の気持ちってどんなでしょうね~?^^




12.
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13.
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14.
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15.
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16.
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17.
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18.『紅花常磐万作(ベニバナトキラマンサク)』  マンサク科トキワマンサク属の常緑広葉小高木
学名はLoropetalum chinense var. rubraと言います~
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マンサクの変種で紅紫色の花を咲かせます・・・・・
葉が赤紫になる『銅葉』と緑色の『緑葉』の2種類があります~
美しい花色で鑑賞価値も高いことから庭木にも広く利用されています・・・・・♪

葉が密に茂り樹高も低く抑えることができるので生垣に用いられる事もあります~
ベニマンサク(マルバノキ)という名前の樹木もありますがこれは別種になります・・・・・・♪




19.
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20.
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21.
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22.
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黄色いマンサクや白花のトキワマンサクと比べると派手ですね~
粕森公園には葉が『銅葉』のものが見られます・・・・・
市役所の入口にもこの花が咲いているので右側が赤っぽくなっています~(*´∀`*)




23.
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24.『枳殻(カラタチ)』  ミカン科カラタチ属の落葉低木
学名はPoncirus trifoliataと言います~
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漢字表記では『枸橘』と書く場合もあり『枳殻』を『キコク』と読ませることもあります
薬大の薬草園には漢字表記せずに『キコク』と書かれていますので知らないとこれがカラタチとは判らないです・・・・・




25.
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原産地は長江の上流域で日本へは8世紀ころに渡来したようです~
葉の出る前に白い5弁花の花が咲きます・・・・・・♪




26.
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ウンシュウミカンなどの柑橘類を栽培するときに台木として使われる事が多いです~
病気に強いことや早く結実期に達することなどの利点がありますがユズやナツミカンの台木に比べると寿命が短いという欠点もあるようです~(´;ω;`)




27.
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この凄すぎる棘には触れたくないですね~
昔は鉄条網のようにして侵入されないようにしていたようです・・・・・




28.
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29.
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今週は天気が良くて暖かくなるようです~
堤防や河川敷にも色々な花たちが見られるようになっていますのでこれから忙しくなりそうです・・・・・(*´∀`*)






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by shizenkaze | 2015-04-21 21:07 | 身近な自然の話 | Comments(20)