2018年 01月 17日 ( 1 )

『オケラ3種と・・・・・♪』

今日載せる朮(オケラ)はキク科の植物です・・・・・
コオロギみたいで土の中にいる虫の螻蛄(ケラ)ではありません~~(念の為・・・♪)

今の季節には頼みの綱にしているエーザイの薬草園に行っても花が見られませんでした
それでも何か撮ろうと薬草園内を歩いてまだ残っていた薬草の終花を撮ってみました~
褐色になり鮮やかな色ではないですが今の姿も味があるような気がします・・・・・

私も人生ではこれくらいの時期なのかも知れません~
花を咲かせるのは難しいですがこんな終花の状態でしぶとく暮らしたいですね~(o ̄∇ ̄o)♪


1.『朮(オケラ)』 キク科オケラ属の多年草
学名はAtractylodes japonica
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本州〜九州の日当たりの良い乾いた山地に生え雌雄異株で雌花と両性花があります~
根茎は長く節があり茎は高さ40〜100cmとなり葉はふつう柄があって1〜2対の羽状に分裂し上部のものはときに分裂しないこともあるようです・・・・・
頭花は枝に頂生し二列に並んだ針状に羽裂する苞葉に包まれます~
総苞は鐘形で長さ10〜12mmで花冠は帯白色で長さ10〜12mmです
冠毛は褐色を帯び長さ8〜9mmです・・・・・
花期は9〜10月になります~(*´∀`*)



2.
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5.『細葉朮(ホソバオケラ)』 キク科オケラ属の多年草
学名はAtractylodes lancea
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生薬名を蒼朮(ソウジュツ)と言い薬用部位は根茎になります・・・・・
中国に分布する多年草で山裾の明るい低木林や草地などに自生します~
草丈40~60cmとなり9~10月に開花します~
葉は硬くて縁には刺状の刻みがあり同じ仲間のオケラと比べて細長い葉をしているのでホソバオケラの名前が付いたようです・・・・・
生薬の『蒼朮』は本種の根茎を乾燥したものでアトラクチロジンを含み健胃や利尿などの作用があります・・・・・
一般漢方製剤294処方のうち平胃散(へいいさん)や薏苡仁湯(よくいにんとう)など73処方に配合されています・・・・・



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7.
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8.『大花朮(オオバナオケラ)』 キク科オケラ属の多年草
学名はAtractylodes ovata DC.
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根茎から多数の茎が立ち草丈は60~80cmになります・・・・・
茎は細く各茎は5~20本の分枝を着生します~
葉は互生しほとんど無柄で卵状被針形~長楕円形で長さ6~8cmで幅1.5~2cmの大きさで単葉で全縁または羽状に浅裂~中裂します・・・・・
9月~10月に頭状花序を頂生し小花の花冠は白色~帯紅色の管状で単性花(雌花)になります~



9.
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オケラの生態を比較すると萌芽はホソバオケラが最も早くてオケラがこれに続きオオバナオケラが最も遅くなりますが開花はオケラが一番早くホソバオケラとオオバナオケラが続きます~♪



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13.『ステビア』 キク科ステビア属の多年草
学名はStevia rebaudiana
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パラグアイ原産で長楕円形の葉を噛むと甘い味がするのが大きな特徴です・・・・・
独自の強い甘みがあることから海外では“Sweet leaf”や“Sugar leaf”、日本ではアマハ(甘葉)ステビアとも呼ばれています~
ステビア属には154以上の種が存在しその中にはハーブとして用いられているものもありますが甘味源を有するのはこの一種だけのようです~



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甘味成分は糖質ではなくステビオサイドおよびレバウディオサイドAなどのジテルペン配糖体で砂糖の200~300倍の強い甘みがあります~
そのため極めて少ない量でも食品や飲料に十分な甘味を加えることができます・・・・・
糖質と同程度のエネルギーはありますが使用量がごくわずかで済むため糖質の代わりにステビアを使用した食品は実質的にノンカロリー食品・低カロリー食品と言えます~

こうした利便性に加え安全性が確立された甘味料として世界各国で様々な飲料に使用されています~



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19.『ローズゼラニウム』 フウロソウ科テンジクアオイ属の多年草
学名はPelargonium graveolens 
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副腎や視床下部に働きかけ自律神経のバランスを調整する効果によりストレス性の不調に効果的があるようです~
ホルモン分泌を調整する作用により女性特有の症状(生理痛、生理不順、PMS、更年期障害など)を緩和する効果が期待できると言われています~
利尿作用により体内の余分な水分や老廃物を排出する作用があるのでむくみや肥満の解消に効果があります~
情緒不安定や更年期障害などにも効果があると言われます~(*´∀`*)



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皮脂バランスを調整する作用があり乾燥肌と脂性肌のどちらとも使え肌に潤いを与えるのに効果があるようです~
シミやシワの予防や肌の若返り効果などスキンケアにむいている精油が含まれていて血行を促進し顔色が良くなる効果もあるみたいです・・・・・(*´∀`*)

その他、抗菌、抗真菌、抗ウイルス、細胞促進、止血、防虫作用などもあるようなので素晴らしい植物なんですね~♪



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私が行っている薬草園は2箇所ですがもう一方の薬科大学の薬草園は3月のオウレンの花が咲く時まで休園中です・・・・・
このエーザイの薬草園と薬樹園も今の季節に花を探すのは無理なようです

草木の実や春待芽を探しながら私も春待人(はるまちびと)になっています~♪




(OLYMPUS E-30)
(ZUIKO DIGITAL 70-300 1:4-5.6)

(OLYMPUS STYLUS SP-100EE)
by shizenkaze | 2018-01-17 21:07 | 身近な自然の話 | Comments(14)